Wauttonというスマートウォッチメーカーから発売されている「WAUTTON F96 スマートウォッチ」を使ってみましたのでレビューしていきます。
WAUTTON F96は、1.9インチのディスプレイを搭載したスマートウォッチ。
ディスプレイ解像度は320×280と、高解像度とは言いませんが充分なレベル。
価格は49.9ドルで7500円ぐらいです。
基本的なヘルストラックであるSpO2,心拍24時間測定といったものから、血圧、血糖値のトラックも可能です。
IP67防水に対応。バッテリーライフは通常使用で7-15日間です。
また設定してあると、万が一の際にSOS通報も可能となっています。
WAUTTON F96 | |
ディスプレイ | 1.9インチ 320×280 TFTディスプレイ |
バッテリー容量 | 260mAh |
バッテリーライフ | 通常使用 : 7-15日間 |
GPS | – |
防水 | IP67 |
機能 | ヘルストラック: SpO2(血中酸素),血圧,心拍,体温、歩数,座りすぎ,睡眠, 通知: SMS/電話/各アプリ(LINE等) SOS通報 |
*WAUNTTON 様よりお借りいたしました。
同梱物チェック
付属品はマニュアル、充電ケーブル、本体と一般的。バンドは本体に付いていないので、自分で取り付ける必要があります。最近この分離されて同梱するケースがやや増えていますが、結構面倒。
ただバンドは20mmの汎用性があるタイプなので、飽きたら好きなバンドに交換する事が出来るため、そのときのバンド交換の為の練習みたいなものと考えればいい。ただ既に慣れている方には要らぬ苦労です。
マニュアルは多言語ですが日本語は無し。一応英語で図解もあり、ペアリング方法も分かりやすく書かれています。
使い勝手をチェック
ディスプレイは1.9インチとスマートウォッチとしてはやや大型。
昨今のスマートウォッチはAMOLEDディスプレイも多くなってきましたが、WAUTTON F96は恐らくIPS。
それでも発色は非常に美しく、輝度もそこそこ高く視認性は良いです。
右側には1ボタンがありますが、ダイヤルはダミーでした。ここは残念ですね。
背面には充電端子、そしてセンサー類が真ん中にある一般的な配置。なんと技適マークもあります。
充電ケーブルはマグネットタイプで、背面にはめ込んで充電します。結構取れやすいタイプなので若干注意が必要。
ペアリング
まずは本スマートウォッチとスマートフォンをペアリングし連動させて使える様にしていきます。
Google Play/App Storeで”Joeme Fit“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。
あとは初期設定を完了させて、アプリが起動したらデバイスから追加すれば、あとは画面の指示に従っていけば自動で見つけてきてくれる。ペアリングの要求画面がでたら「ペアリング」をタッチすればOKと簡単です。
ウオッチフェイスも多数から選べる
スマートウォッチは多数からウオッチフェイスが選べるのが楽しさの一つです。
Joeme Fitでもアプリから簡単にダイヤルギャラリーにアクセスでき、大量にあるリストからダウンロードが可能。
LINEなどのスマホ通知も可能でとても見やすい
もはや現行のスマートウォッチでは当たり前ですが、スマホからのLINE/SNS/SMS等の通知を受け取る事ができます。
設定はアプリ側で「通知」からLINEやSNSをOnにしておけば、受け取る事が出来ます。
通知できるアプリはLINEだけではなく、上記の中から好きなアプリの通知を受け取る事ができます。
但し選べるのはこのプリセットされたものだけで、その他を選ぶと全ての通知となります。例えばメールだけを受けたいとしても選べません。ここは注意が必要。
下はLINEでテスト的に送ったものを受け取ったものです。
表示数的には送った全文が表示されています。スマートウォッチによっては文章のあたま12文字程度までのようなものもあり、結局スマホで全文確認しないといけない事も。でもこれだけ文字数が表示されれば使い勝手としては充分ですね。
細かく設定でき、Bluetooth通話やSOS通報も可能
Joeme Fitは初めて使いましたが、意外にも日本語しっかりしていますし、設定が細かくて使いやすいアプリでした。
心拍だけでなく血圧等のモニター設定も一つ一つ変更できるし、良い意味で思いの外雑な感じはしないです。
Bluetooth通話も可能ですし、更にその機能を使ってSOS通報も可能です。
事前に設定しておけば、ホーム右スワイプしてSOSをタッチすればそのまま通報できます。
日本だとあまり使わないかもしれない機能ですが、海外だと必須なんでしょうね。
フィットネストラッカーとして
フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠/SpO2(血中濃度)、そして血圧や血糖値といったヘルスデータトラックできます。簡易測定なんでしょうが、たまたま健康診断があり、血圧はその時の数値と結構近い数値でした。
その他一般的なスマートウォッチと同様に、ランニングやウォーキング、歩数データといったスポーツデータのトラックも可能。
電池の持ち
公式スペックでは通常使用で7-15日使用可能と幅がかなり広い数値ですが、実用したところでも10日程度でした。
ただ私のレビューでは結構過酷に使っていて、輝度最大、LINE通知が日に10-20,テスト的にBluetooth通話等々をしているので、かなりヘビーユースだと思います。通常使用ならもう数日は延びそう。
総括
WAUTTON F96 スマートウォッチを2-3週間程度使ってきましたが、普通のスマートウォッチだけど、LINE通知等必要な事はしっかりできるという印象ですね。
ディスプレイはまずまず見やすいし、バッテリーライフも良いし、LINE等の通知も文字量が多く非常に見やすいので、運転中とか仕事中でスマホみれないときでも一発で内容が分かるのも良いですね。
あえて言うなら、デジタルクラウン(ダイヤル)がダミーなのはちょっと残念。どうしても見た目の期待値と実際が違うというのはマイナスになってしまう。
それを抜きにすれば、Bluetooth通話できたり、血圧から血糖値まで測れたりして結構しっかりしたスマートウォッチです。
価格
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