美しい~5.7インチのAMOLEDエッジディスプレイ『Xiaomi Mi Note2』レビュー 開梱~外観チェック編

Xiaomiのフラッグシップスマホ『Xiaomi Mi Note2』のレビューです。Xiaomi Mi Note 2は、5.7インチの有機EL フルHDディスプレイ且つ、両サイドはエッジディスプレイとなっているのが特徴のスマホです。

細かいスペック/画像は下記記事にまとめてますのでご覧頂ければ分かりますが、ぱっと見は「Galaxy S7 EdgeかGalaxy Note7」と見間違うほどです。

【プラチナバンド対応で65,000円~】Xiaomi 5.7インチ 両サイドエッジ 『Mi Note 2』発表! Snapdragon821+6GB RAMを搭載したハイエンド端末

ただ似ているというだけでなくスペックも尖っていて、SoC(CPU)はSnapdragon821,RAMは6GB RAM+128GB ROM版があり、超ハイスペック。更にGlobal Versionも存在し、そちらではLTEバンドが日本のプラチナバンドにも対応していていよいよ黒船が押し寄せようとしている感じがあります。

そんなMi Note2ですが、GearBest様のご提供によりレビューさせていただきます。グレードはハイエンドの6GB RAM+128GB ROM版で、中国国内版となります(Global Versionはまだ実機が無いらしい)。価格的には6万円台ですが、4GB版なら5万円台で買えるコスパが素晴らしいスマホです。

主要スペック

SoCはSnapdragon821で現時点で最高のものです。RAMも4GB版(64GB ROM)と、6GB版(128GB)があり、1万円ぐらいの価格で選択可能。そして日本人が使うなら「Global Version」という選択肢があります。こちらはFDD LTEがドコモとソフトバンクのプラチナバンドをサポートしているので、ドコモ系格安SIM(MVNO)を使っている方ならメイン機としても活躍してくれそうです。ただ現時点ではRAM 6GB+ストレージ128GB版しかGlobal Versionはなく、プラチナバンドサポート機が欲しければハイスペック版しか選択肢がありません。

またMicroSDは非搭載の為、64GBで不足な人は128GBという選択になる。

ディスプレイは5.7インチフルHDで、Androidスマホのハイエンド端末としてはWQHD(2K)ではありませんが、有機ELの曲面エッジディスプレイを搭載するという難しいチャレンジをしているのもあり、コストも考えての結論という事でしょうね。実際この画面サイズでWQHDとフルHD液晶でその違いはほぼ出ません。

  • CPU :Snapdragon 821 クアッドコア2.35GHz
  • RAM+ROM: 4GB+64GB / 6GB+128GB
  • ディスプレイ : 5.7 inch Full HD (1920 x 1080) OLED(有機EL)ディスプレイ
  • OS: MIUI 8 (Android 6.0ベース)
  • バッテリー : 4070mAh
  • カメラ: リア 2256万画素(SONY IMX318) / フロント 800万画素
  • SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, nano SIM x2
  • microSD: 無し
  • USB : USB Type-C interface
  • WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.2
  • サイズ/重量:  156.2 x 77.3 x 7.6 mm / 166.0g
  • ネットワーク:
    Global LTE VERSION :
    FDD LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B29/B30
    TD LTE B38/B39/B40/B41
    WCDMA B1/B2/B4/B5/B8
    CDMA BC0/B1/B10/B15
    中国国内版
    4G: FDD-LTE B1/B3/B5/B7
    TDD/TD-LTE: TD-LTE B38/B39/B40/41
    CDMA: CDMA: BC0
    3G: WCDMA B1/B2/B5/B8
    TD-SCDMA: TD-SCDMA B34/B39
    2G: GSM B2/B3/B5/B8
  • その他 : 指紋認証センサー/ NFC

開梱

Xiaomiは箱のデザインをシンプルです。どことなくiPhoneっぽい。 同梱物は、簡易マニュアル、USB TYPE-Cケーブル、USB充電器、純正ケースとなっている。専用ケースは、Xiaomi Mi5s Plusあたりから貼付されるようになってきたのですが、とりあえず仮にでもケースがあると便利。
ただケースは耐衝撃というより、防キズレベルで、背面を傷つけない程度の保護です。

USB急速充電器は、5V-2.5A/9V-2A/12V-1.5Aのもので急速充電対応。コンセント形状は日本でも使えるタイプ。

画面側と背面には保護フィルムが貼られている。これは剥がして使う事になる。保護フィルムが欲しければ別途購入が必要です。

外観チェック

ここからはざっと外観チェックをしていきます。

まず最初に、「非常美しい」スマホです。Xiaomiもここまでの美しいスマホが作れるようになったかと驚きがある。Mi5では正直「ハイエンドの価格として販売するならまだまだだな」と思いましたが、Mi Note2は充分な質感。 こういう良い方が正しいか分かりませんが、見た目Galaxy Note7かS7 Edgeかと見間違うほど。凄く良い意味でクローンです。

ぱっと持った感じ、5.7インチで薄く、166gしかないのもあり凄く軽い。5.5インチで188gもあるiPhone 7 Plusより驚きと感動がある。10万円自腹で払って買っただけあり、多少複雑。

前面の画面側は、上部に800万画素のインカメラ、下部にホームボタンとナビゲーションボタンがある。ホームボタンは、Mi5ではタッチとボタンの両方とも使えましたが、Mi Note2では、押し込むことでしかホームボタンとして機能しない。指紋認証はロックスクリーンからは指紋他タッチで解除可能。スクリーンOFFからはボタンを押し込む必要があります。

下部側面のコネクタはUSB TYPE-C。スピーカーはモノラルで右スリットにある。

左サイド。こちらにはSIMカードスロットがある。SIMスロットを開けるとnano SIMx2のDualSIMトレイが出てくる。nano SIMx2を入れる事で、4G+3GのDSDS(Dual SIM Dual Standby)ができる。

右サイド。こちらには電源ボタンとボリュームボタンがある。エッジディスプレイの為、ボタン自体は細長いタイプですが、ボタンはクリック感も軽快で、押し応えがいい。

上部には、イヤホンジャックと、IR(赤外線)ポートがある。赤外線は、プリインストールされているMi Remoteを使うと家電コントロールができる。

背面。上部に2256万画素カメラがある。カメラ自体は出っ張りは僅かにあるが、ほぼ気にならないレベル。

背面はガラス処理されていて、ちょっと前までのXPERIAシリーズ同様に美しい仕上げ。ただ華奢なイメージも併せ持ち、指紋もべたべたに付くので、カバー必須です。

と言う事で付属の純正カバーを取り付けてみた。このカバーは「あくまで背面傷防止」レベルで落下破損などに充分対応できるレベルではないものの、本体の薄さや使い勝手を損なわないところはさすがは純正といったところでしょう。

とそんなわけで、ざっとですが、フォトレビューのような感じで進めてきました。今回はここまで。

次回はもうちょっと中身の部分を見ていきたいと思います。

1ヶ月ほど使ってみた感想~5.7インチのAMOLEDエッジディスプレイ『Xiaomi Mi Note2』レビュー 基本性能とカメラチェック編

に続きます。

Xiaomi Mi Note 2の価格

このXiaomi Mi Note 2は、日本で使うならプラチナバンド対応のGlobal Versionを買うべきでしょう。ただGlobal Versionは6GB RAM + 128GB ROM版とスペックが高めになっていて、GearBestでは65,446円という価格で発売しています。※価格は記事作成時点・GearBest販売ページ: Xiaomi Mi Note 2 Global Version 6GB RAM+128GB ROM版

プラチナバンド対応は要らないし、ストレージ64GBとRAMは4GBでいいという方なら、4GB RAM+64GB ROM版があります。こちらは5万円台で販売中。但しこちらは中国国内版です。
・GearBest販売ページ: Xiaomi Mi Note2 4GB RAM + 64GB ROM版

個人的にはスマホに6GBも必要なほど使い込んだりしない(ゲームもあまりしない)人なら、充分4GB RAM + 64GB ROMで良いと思う。しかしグローバルバージョンのほうが圧倒的に使いやすいはず。

ドコモ系SIMなら、FDD-LTE B1 / B3 / B19 / B28、ソフトバンク系SIMでも、FDD-LTE B1 / B3 / B8 / B28 / B41と最低でもトライバンド対応しています。(B28は今後開通)

ドコモのB19,ソフトバンクのB8はプラチナバンドで、山間部/建物の奥まで電波を拾ってくれるのは助かります。オーバースペックだという方でも、6GB RAM+128GB ROMのGlobal Version版を買うべきでしょう。

GearBestからの輸入送料は高速配送の「Expedited Shipping」(DHL)がなんと381円と驚きの設定。是非ともこのオプションを付けましょう。また遠隔地(首都圏以外)の方は日本郵便が配達してくれる「Priority Line」を選択すると良いです。Priority Lineの料金は無料です。DHLよりは+1-2日配達が遅いものの、遠隔地料金が取られないので、非常に有り難い配達方法です。(遠隔地料金についてはこちら)
通常の無料配送では15-20営業日かかりますので、早くて2週間、遅い場合は1ヶ月かかります。すぐ欲しい方はこのExpedited Shipping=高速配送のOptionを付けましょう。4-7営業日で届く予定で、配送もDHLやUPSなどの有名国際配送業者となる為、安心感があります。

GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

最新情報をチェックしよう!