【レビュー】Xiaomiスマートウオッチ「Mi Watch」~不満点を探すのが苦労するくせに約1.5万円で買えてしまう恐ろしさ

Xiaomiのスマートウオッチ「Xiaomi Mi Watch」を自腹購入しました。

2週間ほど使ってみたのでレビューしていきます。

Xiaomi Mi Watchの特徴

ディスプレイは1.39インチ で、454×454と高解像度のAMOLEDディスプレイ。

バッテリーライフは通常使用で16日間、バッテリーセーブモードなら22日と充分な持続時間です。普通に使って2週間は充電要らずというのは使い勝手の面でとても楽。ちょっとした小旅行/出張だけでなく、1週間ちょっとの春/夏休み等の旅行でも「充電器持っていかなくて良い」というのは有り難い。

またGPSも搭載し、稼働時間は50時間もあります。登山やアウトドア等でルート軌跡ログを取りたい場合でも8時間使ったとしても6日間もGPSロガーとして使えるわけです。

またヘルストラックも当然でき、心拍,歩数,睡眠,カロリー,ストレスモニターといった一般的なものに加えて、血中酸素飽和度(SpO2)も計測可能です。

重さはわずか32gと超軽量です。(バンド除く)

 

開梱と本体周り

さっそく開梱していきます。ホワイトカラーを注文したのですが、ケースもちゃんとホワイトになっているんですね。このちょっとしたおもてなしが凄く嬉しい。

同梱物は、USB 充電器、マニュアル。

充電器はマグネット式です。

マグネットは外れやすい製品が多いですが、Mi Watchの充電器は幅が広くかなりがっちりと固定されます。ベッドの横に置いて寝ても腕がちょっと当たったぐらいでは外れないぐらい。これぐらいならマグネット型でもストレス無く使えます。ちなみにバンドはレバーで外れ、簡単に交換が可能です。互換バンドはこれからたくさん出てくるでしょうし、飽きたら交換すればいいのは嬉しいですね。

マニュアルには日本語がしっかりとあります。さすが日本でも売られる予定だけありますね。

1.39インチ で、454×454と高解像度のAMOLEDディスプレイ面は綺麗な円形で輝度も高く発色も良く見やすい。ぱっと見で「これはクリアで見やすいな」と直感的に分かるほど。

右側面には右(上部)がメニュー/戻るボタン、左(下)がワークアウトのショートカットボタンとなります。

物理2ボタンなのはやはり使いやすい。

ペアリングとアプリインストール

スマートウォッチはアプリとペアリングしてこそ真価が発揮されますが、まずはペアリングをしていないと画面にQRコードが表示されています。そのQRを読み取るか、Google Play/App Storeで”Xiaomi Wear“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。

インストール後、Xiaomiのアカウントでログインしていきます。作っていない方は新規作成すればOK。日本語対応なので困る事もありませんね。メアドいれて届いたメールから「アカウントをアクティブ化」すればOKです。

Xiaomi Wareが起動したら、デバイスの追加から「Mi Watch」を選択すれば自動的に探してきてくれます。(スマホ側で予めBluetooth ONにしておきましょう) 見つかったらペアリング要求に対して「OK」すれば完了です。

日本語対応

Xiaomi Mi Watchはセットアップ時から日本語選択が可能です。

一般的なスマートウォッチは、ペアリングしてアプリと連動してから日本語化されることも多いのですが、最初から日本語があるので迷いは無いですね。このあたりも日本で売るという前提だからでしょう。

LINEの通知は可能

通知設定はアプリ側でLINEやSNS/SMSをOnにしておけば、通知をMi Watchで受け取る事が出来ます。
アプリはプリセットされているものの中からという制約はなく、スマホにインストールされている全てのアプリから指定出来ます。

但し動くかどうかはアプリ次第ですが、LINEやメール、Amazonアプリなど、日本語で問題無く受け取れました。
LINEは結構使いましたがバイブレーションで通知してくれるので、運転中とか手が離せない場面でも内容が読み取れて便利でしたね。

ウォッチフェイスの変更

文字盤はプリセットでは4つから選択可能。ただアプリからオンラインにあるものにアクセスできるので、こちらから100種類ほどから自由に選べます。このデザインも随時追加されているので、今後も増えていくと思います。

フィットネストラッカーとして

フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠といった所だけでなく、血中酸素飽和度(SpO2)まで測れます。SpO2は下がってきたら体調不良という判断をすればでOKで通常は90%以上が目安。

データはアプリで見ることができます。GPSも付いているので、地図上で行動軌跡を確認できます。

電池の持ちは極上/常時画面表示も可能

通常使用で16日使用可能と謳うMi Watch。2週間=14日使ったところで15%残ぐらいでしたので、公称16日のバッテリーライフは妥当だと思います。

レビューと言う事で、心拍は常時計測、LINE通知も毎日10数件とメール20件程度。その都度バイブレーションが使われて、ディスプレイ操作=画面のOn時間が長くなるように使っていました。これで2週間以上ですから、素晴らしい。

ちなみに画面をブラックアウトせず、時計を常時画面表示させておくことも可能です。

ただし警告のようにバッテリーライフが半分になるのが難点ですが、それでも1週間持つなら使えるレベルです。
文字盤はいくつかのプリセット(デジタル/アナログ)から選べ、輝度が極端に下がって薄い時刻表示になります。それでも時間確認は充分できます。※机の上に置いておくなど手に付けてないと画面はオフになります。

総括

結論から言うと、「予算1万円台のスマートウォッチはこれ買っとけばOK」。

バッテリーライフ2週間以上という使い勝手の良さ、1.39インチAMOLEDディスプレイの綺麗さ、美しいながらもカジュアルさもあるデザイン、各種スマホからの通知やヘルス/GPS/スポーツトラッキングなど、全てが高いレベルにあり、多くの人はこれで満足できるはずです。バッテリーライフは半分になりますが、時計の常時画面表示もできるという選択肢があるのも良いところです。

まだ試せていないのですが、最新のアップデートではAlexaにも対応したようです。

難点は見つけるのが難しいぐらい。あえて難癖つけるなら、関連企業のAmazfitのGTR2あたりとの差別化があまりない感じがする程度(Mi Watchのほうが安いのでむしろメリットになっている)。

もっと使いづければ不満点なども出るかも知れませんが、2週間使い続けてほぼ不満が出ないと言う事はそれだけでも凄い事です。

AppleWatchまでの過度な高級感や機能が必要というのであればそちらを選べばいいのですが、バッテリーライフの面ではMi Watchは圧倒ですし、予算的にも1万円半ば程度ならMi Watchは後悔させないスマートウォッチだと思いますよ。

価格

Banggoodでは、16,151円と格安になっています。(記事作成時点の価格)

配送はJapan Direct Mail(10-15営業日配送)で771円です。
私の場合ですが、注文から1週間程度で届きました。実質5営業日だったので、意外とJapan Direct Mailは表記時間よりも早く届きます。

またクーポンもよく出ていますので、実際はもう少し安く手に入ります。

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