『XPERIA XZ2 Compact H8324』海外SIMフリー版買ってみた!先代と比較しつつファーストレビュー

SONYから発売されたコンパクトモンスタースマホ「XPERIA XZ2 Compact H8324 」の海外SIMフリー版自腹購入したのでレビューしていきます。

XZ2 Compact H8324 の特徴

SONY XPERIAのCompactシリーズは小さいのにスペックはモンスタークラス(一時期ミドル機にはなりましたが)と、小さいスマホが好みの方やての小さい方、女性に人気でした。そのCompactシリーズの最新作「XZ2 Compact」は、デザインを一新して、18:9の縦長ディスプレイを採用。

ディスプレイは5.0インチフルHD+(2160×1080)で、兄貴分のXZ2同様の縦長ディスプレイ。サイズはXZ1 Compactの4.7インチから0.3インチ大きくなりましたが、これはディスプレイが縦長になった為であり、横幅は65mmで全く同じです。解像度は、XZ1 CompactがHD(1280×720)だったのに対して、XZ2 Compactは2160×1080で大幅に向上しています。

性能的にはSoC(CPU)がSnapdragon845と最上位のものを採用するハイエンド仕様で、RAM 4GB、ストレージ64GBはXZ1 Compactからはストレージが倍容量になっています。

デザイン上、背面は丸みを帯びたものとなり、太さは最大値では12.1mmと、昨今のスマホとしては異様に太めなのが気になります。このあたりは今回のレビューで注目して見ていきたいと思います。

型番のH8324はデュアルSIM仕様。対応LTE周波数帯 は幅広く、日本のプラチナバンドであるB8(SoftBank系)、B19(docomo系)をサポートしてるので、日本でも充分使えますね。
LTE 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 19(800), 20(800), 26(850), 28(700), 29(700), 32(1500), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 66(1700/2100)

細かい製品紹介に関しては、別途記事にしているので下記ご参照ください。

『XPERIA XZ2 Compact』発表!何が変わった?『XZ1 Compact』と比較してみた

今回は初回ということで、ファースト・インプレッションとして開梱~外観レビューを中心にレビューしてみたいと思います。

主要スペック

XPERIA XZ2 Compact Xperia XZ1 Compact
ディスプレイ 5.0インチ フルHD+ (2160×1080)
アスペクト比18:9
4.6インチ HD
1280×720
CPU Qualcomm Snapdragon 845 Qualcomm Snapdragon 835
メモリ 4GB 4GB
ストレージ 64GB UFS 32GB
OS Android 8.0 Android 7.0/8.0
カメラ ・背面 19MP
F2.0、960fpfスーパースローモーション
・前面 5MP F2.2
・背面: 19MP
・前面 :8MP
バッテリー 2870 mAh (QuickCharge3.0) 2700 mAh
ネットワーク Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.0, NFC
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac, Bluetooth 4.2, NFC
SIMスロット nano SIM + nano SIM
デュアルスタンバイ
nanoSIM x1
microSD 有り : 最大400GB (nano SIMと共用) microSD (最大256GB)
対応周波数帯 2G bands GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 – SIM 1 & SIM 2 (dual-SIM model only)
3G bands HSDPA 800 / 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100
4G bands LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 19(800), 20(800), 26(850), 28(700), 29(700), 32(1500), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 66(1700/2100)
2G bands GSM 850 / 900 / 1800 / 1900
3G bands HSDPA 800 / 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100
4G bands LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 19(800), 20(800), 26(850), 28(700), 29(700), 32(1500), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)
サイズ 135 x 65x 12.1mm 129 x 65 x 9.3 mm
重さ 168g 143g
その他 ・USB Type-C
・指紋認証センサー
・ステレオスピーカー
・IP65/68 防水防塵
・USB Type-C
・指紋認証センサー
・ステレオスピーカー
・IP65/68 防水防塵
カラー Black
White Silver
Moss Green
Coral Pink
White Silver
Black
Horizon Blue
Twilight Pink

開梱

さて開梱です。購入はいつものETORENです。海外輸入というと破損とか心配ですが、これだけしっかり梱包されていたら安心です。 同梱物は、イヤホン、USB Type-Cケーブル、USB Type-C to イヤホンジャック変換ケーブル、USB充電器、マニュアル関連。USB充電器はコンセント形状が違うので日本では使えません。変換アダプタを別途用意してもいいですが充電器自体が異様に大きいので、日本で別のものを買う方が良いでしょう。以下はUSB Type-C – イヤホンジャック変換ケーブル。イヤホンジャックが無くなったのは残念ですね。

外観レビュー : XPERIA XZ2 Compactと比較

ここからは先代のXPERIA XZ1 Compactと比較しつつ外観を見ていきます。

以下左がXZ1 Compact、右のシルバーがXZ2 Compactです。

ディスプレイサイズが4.7→5.0と上がっているのは縦方向だけだと分かると思います。その分、上下ベゼルが細くなりデザイン的には「無駄なスペース多くない?」と感じた先代より遙かに先進的に見えます。こうして見比べてしまうとXZ1 Compactのデザインは一目で「古いやつやな」と時代の差が分かるほど。

左右ベゼルはそれほど進化なし。でもやはりディスプレイは縦方向に広がって解像度がフルHD+まで上がったので、見やすく快適です。気になるもっこり具合は下部側面からみると多少わかりやすい。XZ2 CompactはUSB Type-C端子のあたりからカーブになっています。これは4辺全てで同じで、XZ1 Compactの平らなスマホから持ち替えるぴたっと手に馴染む。手のひらで包み込むように持ちたくなる不思議に感覚です。右の側面。ボタン配置はXZ1 Compactからあまり変わっていない事が分かります。指紋認証リーダーが背面に移動してまったのは残念ですが、電源ボタンが真ん中にあたりにあるのは自然と指が触れる位置でとても使いやすい。上部はイヤホンジャックが無くなった事が分かります。これはできれば継続して欲しかった所ですね。左側面にはSIM/microSDスロットがあります。XZ1 CompactではシングルSIMでしたが、XZ2 CompactではデュアルSIM仕様となってます。

背面の比較。XZ2 Compactは指紋認証リーダーがこちらに移動しています。カメラの画素数は共に19MPで変わりません。カメラ自体のテストは次回のレビューで書かせて頂きます。厚みはXZ1 Compactが9.3mm、XZ2 Compactは12.1mmと2.8mmも太いのですが、それは中央部だけ。側面はXZ1 Compactより薄く、そこから中央に向かってなだらかにカーブしながら太くなってます。いわゆるもっこりとしているわけですが、XZ2と同様に手に持ってしまえば意外と気にならない。ただちょっと重さは気になります。そのあたりは下の重量のコーナーで。XPERIAロゴは光の加減で見えるようになります。こういう控えめな主張は好きです。

実重量と体感

実重量の計測です。168gとスペック表通りの数値。

兄貴分のXZ2のほうは「実数字の割に重さは感じない」レベルでしたが、XZ2 Compactは数字以上に重く感じます。たぶんこれはサイズが小さい割にずっしりと感じる為で、塊感みたいなものが感じられる為だと思います。つまり見た目の予想よりも「重くね?」と感じる為で、170g弱というと下手したら5.5インチクラスのスマホレベルですからね。

太く重くなったわりにはイヤホンジャックないしバッテリーもそう増えていない(2700nAh→2870mAh)し、何がそんなに重くしているのかちょっと分かりません。せいぜディスプレイとストレージアップ分ぐらいでしょうが、もうちょっと、、、あと10gは軽くしてくれると良いんですけどね。私の場合、XZ1 Compactにカバー着けてストラップを装着して、首から下げてアウトドア/マリンスポーツしたりするので、重さは結構気になるところなんですよ。実際同じ環境にして使ってみたのですが、若干「首が重いなぁ」と気になります。ですが、私みたいに首から下げたりしなければ、重くて重くてっという重量でもないので、利用形態次第なのでしょうけどね。

開梱レビューまとめ

今回はレビュー前編として、開梱してXZ1 Compactと比較しつつ外観周りと重さなどを見てきました。

事前の印象と違い予想外だったのは2点。厚みがそれほど気にならないという点、それと意外と重く感じるという点でしょう。XZ2よりも更に太いので、「こりゃさすがに気になるだろう」と思っていたら、そこは意外と持ちやすく使いやすいので「お。いいじゃない」と感じましたね。ただ意外だったのはちょい重く感じる点。168gならスマホとしてはそう重くは無いのですが、コンパクト故に見た目とのギャップがあって、持つときにややずっしり感を感じます。ただこれも慣れでしょうけどね。

またプラス面ではディスプレイは表示領域が広がったので明らかに見やすく使いやすくなりました。デザインの面でもこれは大きく、上下ベゼルが細くなったXZ2 Compactを使うとXZ1 Compactの古いデザインには戻りたくないと思う。XZ1 Compactのデザインも好きなのですが、比較してしまうとどうしても古くささすら感じてしまう。私自身、縦長ディスプレイが絶対に良い派ではないのですが、XPERIAに関しては上下ベゼルが元々広すぎた感があるので、縦長ディスプレイ化によりベゼルが細くなり、デザイン上バランスがとても良くなったと感じます。

レビューは後編の「ベンチマーク、カメラを使ってみた」編に続きます。

【レビュー後編】2週間使って分かった『XPERIA XZ2 Compact』の良さ~カメラやベンチマークなど試してみた

XPERIA XZ2 H8296 の価格

ETORENでの販売価格は635ドル(68365円)です。(ETORENの場合は輸入消費税込み)但し価格は為替とセールで随時変更となりますので、最新価格はETORENでご確認ください。

・ETOREN販売ページ: Xperia XZ2 Compact H8324 64GB

ETORENだと輸入消費税がかからない(価格に含まれている)から総額も安く、その上、日本人スタッフ対応や、修理の際は国内の拠点に送るだけでいいなどのメリットがあり、サービスと総額のトータルで見るとETORENはオススメです。

ETORENについての細かい点は下部にある関連記事をご覧下さい。

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