ASUSはエントリー向けの5.5インチスマホ『ZenFone Go』を発売します。価格がなんと言っても魅力的で、ZenFoneシリーズとしては最安の21,384円。5.5インチのSIMフリースマホとしては破格値ですね。最近中華スマホばかり見ていたせいか、なんだかとても新鮮に見えます。価格も中華スマホと遜色無いし。とは言ってもスペックは同価格帯の中華スマホに負けてますが、日本対応バンドのサポートや、美しいZenFoneデザイン、しっかりとした会社である点など、やっぱりASUSは安心だわという部分が詰まっています。
スペック
スペック的にはさすがに20,000円レベルで、「これぞローエンド」というスペック。2GB RAM/16GBストレージは良いとして、Snapdragon 400の1.4GHzデュアルコアはかなり非力な部類。エントリー機で5.5インチは珍しいのでそこは買いな部分ではありますが、HD解像度は少し荒い気もします。とは言え、LTEバンドは日本向けに「B1/B3/B19/B28」と4バンド(B28は今後開通予定)サポートをしていてドコモ系格安SIMを入れても国内では安心して使えるレベルにしてくるあたりは「さすがASUS」です。
製品 | ZenFone Go |
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ディスプレイ | 5.5インチ 1,280×720ドット IPS液晶 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 400 動作周波数:1.4GHz デュアルコア |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
OS | Android 5.1.1 |
カメラ | 前面 500万画素/ 背面 800万画素 |
バッテリー | 3010 mAh |
ネットワーク | Wi-Fi 802.11 b/g/n Bluetooth 4.0 |
SIMスロット | Dual SIM(microSIM x2) |
SDカードスロット | microSD (最大64GB) |
3G/ 4G(LTE) |
FDD-LTE: 2,100(1), 1,800(3), 850(5), 800(6), 2,600(7), 900(8), 1,700(9), 800(18), 800(19), 700(28) MHz GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz |
サイズ | 高さ約151mm×幅約76.9mm×奥行き約10.7mm |
重さ | 160g |
価格 | 21,384円 |
『ASUS ZenFoneGo』Image
カラーはブラック/ホワイト/ブルーの3色。ピンクは現段階では日本未発売。
総括 : 選びやすいエントリー機
筐体としてはZenFone2シリーズと共通で、恐らく見た目で区別がつかないぐらい同じですが、エントリー機であることを考えれば、上位機種の洗練されたデザインをシェアしている点はワンランク高く見えていいと思う。ブルーのカラーリングはとてもエントリーレベルではないし、「安っぽい?そんなこと無いよ」とASUSが言っているようです。
この機種を選ぶのは、格安SIM初心者や、スマホ自体が初めてという方、またはスマホになんのコダワリもないが大画面が使いたいといったライト層でしょう。
2万円のスマホは探せばいくらでもありますが、それでも5.5インチという大画面への魅力、カラー・デザインでは一歩抜き出た存在であることは間違いなく、ワンランク上の質感が手に入る。親や親戚が「スマホデビューしたい」と言ったらお勧めしたい一台です。
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