【実機レビュー】アスペクト比3:2で3K解像度「ALLDOCUBE KBook」はワンランク上の操作性が体感できるPC

13.5インチで3K解像度ディスプレイのWindows10ノートPC「 ALLDOCUBE KBook」をGearbest様からお借りしたのでレビューします。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック

ALLDOCUBE KBookの特徴

ALLDOCUBE KBookは13.5インチのノートPC。ALLDOCUBE Kbook 3K解像度 ノートPC 価格 スペックサイズとネーミングからも想像できますが、Surface Bookを強く意識したPCで、ディスプレイサイズの13.5インチ、アスペクト比 3:2、3K解像度(3000×2000)はSurface Bookと全く同じ。

CPUはIntel Core m3 – 6Y30 Dual Core 2.2GHzで、そこそこのCPUパワーです。これに8GB RAMと、大容量ストレージ=512GB SSDが搭載されています。

重量は1.5kgで、13.5インチのノートPCとしては若干重いものの、それでも1.5kgなら毎日持ち歩いてもそれほど苦にならないはずです。

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同梱物

同梱物は充電器(ACアダプタ)のみ。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック ベンチマークシンプルというか、極限までコスト削減しているというか。でもまぁマニュアルがあったとしても大して役に立たないし、実用上はこれで充分ですね。ACアダプタは12V-3A出力のもの。小型ですし持ち運びにもいい。電源コンセント形状も日本で使えるタイプです。

本体周りと使用感

少し前に伊豆大島に行っていたのですが、その際のメインPCとして持って行ってみました。

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キーボードは13.5インチのPCという事で広く打ちやすいです。普段はThinkPad X1 Carbonを使っていますが、キーストロークも一般的で打鍵感に違和感など感じません。ただ一つ難点を挙げるとすればキーボード右上にある電源ボタン。キー配列と同化しているので、うっかり触るとスタンバイになるのでその点だけマイナス。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック

対して、凄く良かったのがタッチパッド。二本指スクロールは吸い付くように滑らかで、正直X1 Carbonよりも良いぐらい。これはCore m3 CPUや、8GB RAMのおかげもあるかも知れませんが、とにかくWebやExcelのスクロールはストレスフリーです。

トップカバーはALLDOCUBEのアイコンロゴのみ。 ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック

本体右側にはUSB Type A(USB 3.0)とイヤホンジャック。 ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック

左にはUSB3.0,DCジャック、USB Type-Cというポート配置です。左右にUSB3.0があるので、マウスやUSBメモリなどの抜き差しがどちらからでもできるのが便利。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペックボトム側にはゴム足のみ。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック13.5インチ、3K解像度ディスプレイの使い心地ですが、これはやはり良いですね。使う前は高解像度の恩恵は13.5インチではあまりないでは?と思っていましたが、デスクトップのアイコンや文字を見ただけで細かさが分かる。IPS液晶は発色もよく充分綺麗ですし、輝度高めに設定するとより美しさが際立ちます。アスペクト比3:2で縦方向に長いのでブラウザやExcelといった縦方向に使うことが多いアプリでは重宝します。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック

IPSなので多少横目から見てもちゃんと見えます。ただ光沢液晶なので昭明や窓の明かりの映り込みはかなりあります。
ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック輝度を高めれば外でも使え、うちの息子は釣りながら釣り場情報を調べていました。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペックCore m3と言う事でCeleronよりは余裕がある性能なので、Chromeブラウザ、Word ExcelといったOfficeアプリ、などでモタつくことはほぼありません。

重量

実重量は1.6kg。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック

モバイルノートとして考えるとちょっと重いかなぁといったところ。

ただ本体は薄くて最厚でも15.4mmと持ちやすいです。

ベンチマーク

実力をベンチマークで試してみました。

まずはCrystalDisk Mark。512GB SSDを搭載しているのですが、結果は以下の通り。ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック ベンチマークシーケンシャルで548.4MB/sとSSDとしてはまずまず高速です。実際Win10操作上/アプリ起動でモタつくこともなく、起動も10秒程度と高速。

次にドラゴンクエストXベンチ。こちらは「普通」という結果。(1280×720での結果)ALLDOCUBE KNoteX 実機レビュー 価格 スペック ベンチマーク

Core m3とはいえ、Celeronの上、Core i3の下というランクなので、ゲームには不向きなものの、それでもCeleron機の倍ぐらいのスコアです。

この性能で本気でゲームしたいという事はないと思いますが、高速SSDと8GB RAM、Core m3で動作が快適なので、ライトユースなら充分な性能です。

まとめ

ALLDOCUBE KBookは13.5インチで3K解像度というスペックに目が行きますが、Core m3,8GB RAM、512GB SSDと基本性能がしっかりとしたラップトップPCです。動作は快適そのもので、ゲームにはあまり向きませんが、ネットや動画をみたり、Office系のアプリで文章作成したりといった軽作業なら充分。

アスペクト比3:2のディスプレイは縦方向に長い為、その文章作成やネット閲覧といった用途にも使い勝手がとてもいい。輝度も高くくっきりはっきりと見えるディスプレイはワンランク上の体感が得られます。

意外だったのはタッチパッドの感度が良い意味でとても良く、二本指スクロールがぬるぬると気持ちよく動く様は、私が今まで使用した中で一番かもと思うぐらい。Surface Pro 5に近いイメージです。

ただ難点もあって、電源ボタンがキーボード右上のキー配列と同化としている点。私は2日ぐらい使ったら慣れましたが、PCに不慣れな息子は何度か誤打してイライラしてましたので、慣れるまで時間掛かる人もいるでしょうね。

価格は4万円台ですが、この性能と同程度のものを国内で買うなら10万円コースでしょうし、アスペクト比3:2のディスプレイのPCはSurface以外、なかなか見当たらないので、縦長ディスプレイが欲しい方なら、かなりリーズナブルなPCだと思います。

価格

Gearbestでの価格は、459.99ドルで約5万円弱です。(記事作成時点の価格)

配送は8-16営業日で届くPriority Lineが無料、もう少し早く届くExpedited Shipping(3-9営業日配送)は5.1ドルです。

Gearbest販売ページ

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