初代ユーザーだからわかる!Amazfit Balance 2のディスプレイとバッテリーが神すぎる。Amazfit Helio Strapで睡眠の質も高め24時間体調管理

Zepp Healthから発売されたスマートウォッチ「Amazfit Balance2」を使う機会を頂きましたので、レビューしていきます。また、「Amazfit Helio Strap」についても同時に使ってみました。

Amazfit Balance2は、初代Amazfit Balanceと比較して、ハードウェアと機能の両面で大きく進化しました。

ディスプレイは1.5インチと同じですが、最大輝度が2000nitsに向上し、屋外でも抜群の視認性を実現。
バッテリーライフも、通常使用で14日から最大21日間と大幅に延び、充電の手間が減りました。
防水性能も5ATMから10ATMと倍増し、フリーダイビングも可能。

健康管理機能では、新しい「レディネススコア」機能が追加され、日々の体調をより詳細に把握できます。総じて、Balance 2はディスプレイの視認性や耐久性、バッテリーライフを重視する、アクティブなユーザー向けのモデルとなっています。

項目 スペック詳細
ディスプレイ
種類: HD AMOLED サイズ: 1.5インチ 解像度: 480×480 最大輝度: 2000nits タッチスクリーン: サファイアガラス
バッテリー
容量: 658mAh
連続使用時間: 通常使用で最大21日間
GPS連続使用で最大33時間
充電時間: 約2時間
センサー
ヘルス: BioTracker™ 6.0 PPG (5PD+2LED) 運動: 加速度、ジャイロ、気圧、高度、環境光、温度
測位システム
デュアルバンド 6衛星測位(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS、NavIC)
OS Zepp OS 5
接続性
Wi-Fi 2.4GHz、Bluetooth 5.2 BLE
健康機能
レディネススコア、BioCharge™、心拍数、血中酸素、睡眠、ストレス、体組成測定(※)
スポーツ機能
170種類以上 (ゴルフ、ダイビング、HYROXなど)
デザイン
サイズ: 約47.4×47.4×12.3mm (心拍ベース除く)
重量: 約60g (バンド込み)
本体素材: アルミニウム合金、
繊維強化プラスチック
防水性能: 10ATM (フリーダイビング対応)
その他
マイク・スピーカー内蔵、通話機能、音楽ストレージ機能、オフラインマップ、MIL規格準拠

「Amazfit Helio Strap」は簡単に言うと、画面のないヘルストラック/運動データ計測に特化したスマートバンドのようなものです。

Amazfit Helio Strapは、Amazfitのスマートウォッチと組み合わせて使うことで、睡眠と回復のデータをより詳細に把握できるバンドです。スポーツや就寝中に装着することで、心拍数や心拍変動(HRV)といったデータを、スマートウォッチ単体よりも高精度に収集。

フィットネスのレースとも言えるHYROXレースモードもサポート。トレーニング負荷なども計測してくれます。

バッテリーは最大10日間と非常に長持ちで、重さもたったの約10gの超軽量です。

項目 スペック詳細
本体サイズ
20.3 x 10.3 x 2.29mm
重量
約10g (センサー部分含む)
連続使用時間 最大10日間
センサー
BioTracker™ PPG生体光学センサー、皮膚温センサー
機能
睡眠トラッキング、心拍数測定、HRV(心拍変動)測定、皮膚温測定、血中酸素レベル測定、BioCharge™分析
防水性能 10 ATM

*Zepp Health様よりお借りいたしました。

同梱物と外観

付属品は本体と、黒と赤のバンド2本、マニュアル、充電台となっています。

バンドは22mm幅で、どちらも気分によって交換可能。もちろん22mm幅の一般的なバンドであれば交換もできるので、自分にあったバンドを探して着けるという楽しみもあります。

ちなみに私が愛用している右のAmazfit Balanceの初代。私はバンド交換していつも使っています。

太陽光下でも見やすい2000nitsディスプレイ

ディスプレイは円形1.5インチのAMOLEDディスプレイ
輝度は最大で2000nitsもあるので、綺麗で見やすい。初代Amazfit Balanceは1500nitsでそれでも十分と感じていたものの、Amazfit Balance2を使うと「鮮明だわー」と思わず口からでるほど綺麗。

太陽光にあてた環境でも、視認性は抜群に良く常に快適

ワークアウトや一般生活でもディスプレイの見やすさは大切で、僅かなイライラが発生しないので、愛着が湧くという良いスパイラルを感じられる。

ガラスも強化ガラスからサファイアガラスになっているので、傷に強いのも良いですね。

AOD(常時表示)が見やすく”ちゃんと使える”

Amazfit Balance2では、AOD:Always On Display=常時表示が可能です。

AOD:常時表示ができるスマートウォッチは多々ありますが、このAmazfit Balance2は見やすい上に、”ちゃんと使える”。

このちゃんとというのはバッテリーライフで、このAmazfit Balance2は通常使用で21日のバッテリーライフを誇りますが、AOD(常時表示)にしても1週間ちょいは使えました

これなら月曜に仕事スタート、金曜仕事終わり、土日も使って夜に充電というサイクルで常時表示を使っていくことができます。これが4日しか持たないとなるとサイクルが面倒なのですが、1週間常時表示が使えるので”ちゃんと使える”サイクルが出来上がるわけです。

ぜひやってもらいたい設定が、AODモードオンオフの時間設定。
これをすれば、かなり消費を抑えられます。
例えばAODモードにするのは朝8時~夜20時として、夜間/早朝時間はAODをオフで問題無いという設定にしておく事ができます。寝るときや自宅に居るときは常時表示の必要がないのであれば、オフにしてバッテリーライフを伸ばせます。

LINEなどのスマホ通知は音声AIで返信可能

もはや現行のスマートウォッチでは当たり前ですが、スマホからのLINE/SNS/SMS等の通知を受け取る事ができます。通知できるアプリはLINEだけではなく、好きなアプリやSMSの通知を受け取る事もできます。

また簡易な返信も可能で、デフォルトの返信だけでなく、事前にZeppアプリで設定しておけば、【スマート返信】というもので好きなメッセージも可能です。

そしてもっと凄いのが、AIアシスタントで返信ができるのです。

AIがLINEの文章を理解して、この内容ならだいたいこんな返信だろうなというサジェスチョンをしてくれます。

以下、「LINE送ってみました。使い勝手とか文字数は・・・?」みたいなのをテスト的に送ってみると、「LINEの使い心地や文字数表示について感想を聞かれています」と内容を分析して、それに対しての返信を3つほど提案してくれます。例えば「問題無く使えています。文字数も十分表示されています」みたいな返信が選択できるわけで、これにより、例えば運転中や手が離せないような状況でも、LINEの返信が概ね完結します

こんなの他のスマートウォッチにはなかなかできない機能で、Amazfitならではです。

GPSは高精細で運動トラッキングもバッチリ

下は夏休みに那智の滝に行ったときのものですが、歩いた軌跡が非常に細かくGPSでデータ取り出来ています。

またAmazfitお得意のオフラインマップも利用可能です。

但しオフラインマップ=一般的なナビでは無く、街中用というよりも、登山道とか余り整備されていない道を、過去や他の方が公開していればその方の軌跡ルート案内する事ができます。

もちろんナビのようなことも可能で、Google Mapなどでルートを事前設定してデータ変換、インポートすれば過去ではないものも使う事が可能です。ただ山道等で他の人が通ったルートデータがあれば、それをインポートして使う事もできるので、用途によっては便利だと思います。

健康モニタリングとAmazfit Helio Strap

もちろん健康モニタリングもしっかりとしていて、心拍や歩数、血中酸素濃度、カロリー等のデータは取れます。
また体内のこうしたデータをスコア化した「BIioCharge」として表示してくれます。(Amazfit Balance2で新搭載)

取れる健康データは多数のものがあり、また休息や睡眠といった事も含めて、自身が健康なのかどうかをぱっと見で分かりやすく表示してくれる指標とも言えるでしょう。

ただ、睡眠に関してはスマートウォッチは悩ましいものがあり、ごつい腕時計を24時間着け続けるのか問題があります。

最近ではスマートリングという一つのソリューションがありますが、Amazfitが提案した新しいデバイスは「Amazfot Helio Strap」。冒頭にも機能説明しましたが、画面のないスマートバンドのようなもので、名称のように手首に巻くストラップのようなものです。

でもこれなら着けたまま寝れば、違和感もないですし、寝ている間にスマートウォッチは充電しつつ、睡眠データも取得してくれます。

Amazfit Helio Strapは筋トレなどもサポートするので、フィットネスでスマートウォッチは邪魔というような場面でも活躍してくれます。

電池の持ち

公式スペックでは通常使用で21日使用可能です。つまり3週間。
実際、私のテストでは2週間は余裕でだいたい18日ぐらいでした。
私のテストでは、常に輝度MAX、LINEは10-20通/日、24時間心拍測定、たまにGPS測定してという使い方なので少々ハード目。

また、AOD(Always On Display=常時画面表示)オンでは、上記使い方プラス、8時~20時だけのAODモードにしてだいたい7日間使えました
前にも書きましたがAODモードで7日なら、平日の通勤日は常に時計がオンで週末もそのまま使えて、日曜の夜に充電すればいいやって使い方ができるので、AODでも普通に実用的です。

総括

Amazfit Balance2と、Amazfit Helio Strapを1ヶ月程度使ってきました。

Amazfit Balance 2は、初代を愛用している私からすると、更に進化し、デザインと機能性をより両立させたスマートウォッチです。

最大の魅力は、日中屋外でも見やすい最大輝度2000nitsのHD AMOLEDディスプレイと、最大21日間という驚異的なバッテリーライフAOD(常時表示)をオンにしても1週間以上使える実用性は非常に大きな強みです。

デュアルバンドGPS6衛星測位システムにより、ランニング等の軌跡を正確に記録。

さらに、AIアシスタントによるLINEのスマート返信機能は、忙しい日常で非常に便利。睡眠や心拍変動から体調をスコア化する「BioCharge」機能も、健康管理をサポートしてくれます。

別売りのHelio Strapと組み合わせれば、睡眠中のデータをさらに高精度にトラッキングでき、自身のコンディションをより深くトラックしてくれますし、睡眠時にはスマートウォッチ着けたくないけど、データトラッキングはしたいんだという方にも安心。

Amazfit Balance2は価格が43,980円、Amazfit Helio Strapは15,900円。

Amazfit スマートウオッチとしては価格は高めの部類に入ります。しかし、大画面や美麗ディスプレイ、AODで腕時計と差異無くストレスが少ないスマートウォッチが欲しいというような欲求はしっかり満たしてくれるアイテムです。またAmazfit Helio Strapもワークアウトが日課になっているような方なら、「スマートウォッチは要らない場面があるけど、計測はしたい」というケースは結構あるはずで、そうした悩みの解決策の一つとして「アリ」なデバイスです。

価格

Amazfit Active2 Squareの価格は、定価で¥23,900(税込)

楽天やAmazonではもう少し安くなっています。また楽天市場ではポイント還元もキャンペーンで大きくなっている事もあるので、実質価格は2万円ぐらいになると思います。

関連リンク

公式サイト : Amazfit Balance2 Amazfit Helio Strap

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