スマートウォッチメーカーのZepp Health Corporationから、Amazfitブランドのではタフネス仕様のフラッグシップスマートウォッチ「Amazfit T-Rex 3」が2024年9月27日に国内で正式発表されました。
発売は2024年10月10日より。
Amazfit T-Rex3の特徴
Amazofitブランドでは、タフネス仕様のスマートウォッチには、Amazfit T-Rexシリーズがあり、また入門機としてはAmazfit Active Edgeがあります。T-Rexは最もタフネス仕様で、アウトドア、登山といった過酷な環境でも快適に使える性能と機能を併せ持った本格的なスマートウォッチです。
タフネス仕様
タフネス仕様は、アメリカ軍のMIL規格の「MIL-STD-810G」の耐久性規格をクリア。
例えば「低圧」、「極端な高温(最大70℃まで)」、「極端な低温(最低-30℃まで)」、「熱による衝撃」、「湿度」、「振動」、「衝撃」、「液体汚染」、「着氷性/凍結性降雨」といった9つの規格をクリアし、10ATM(気圧)防水で100mの水圧に耐えることができます。(45mダイビングに相当)
登山やアウトドアに適した充実したオフラインマップ機能
T-Rex3では遂にオフラインマップに対応しました。
しかも、一般的な地図であるベースマップだけでなく、世界10,000箇所以上のゲレンデに対応し、ウォッチ上でスキー場のコースを表示スキーマップ、登山やトレイルランニングなどで使用する、等高線が表示された地形図コンターマップも利用可能。
更にYAMAP(ヤマップ)やヤマレコで作成したGPXデータが使えるナビゲーション機能にも対応しています。
ディスプレイは、1.5インチのAMOLEDディスプレイを搭載。T-Rex2が1.39インチでしたので、かなり大型化しています。
最大輝度も2000nitsとなり、T-Rex2の1000nitsから2倍も明るくなり、解像度も480×480と高精細で、コーニングもゴリラガラスへと耐久性がアップ。(T-Rex2は強化ガラス)
GPSは円形/6衛星測位システムを搭載しており、正確なGPS測位が可能。
Zepp OS 4.0を搭載し、更にマイク/スピーカーも搭載している為、Amazfit お得意のAI音声コントロール Zepp Flowが利用可能。
*Zepp Flowについては以下レビューしています
Zepp Health社のAmazfitブランドのスマートウォッチで、OpenAI社の最新ChatGPTである「GPT-4o」を公式に統合した音声操作サービス「Zepp Flow」を開始しています。 簡単に言うとスマートウォッチを音声[…]
またバッテリーライフは通常使用で27日とほぼ1ヶ月近く充電要らずの”超長持ちバッテリー”。
その他、ローカル音楽再生やグローブモードにも対応するなど、T-Rex2、T-Rex Ultraといった以前のハイエンドタフネススマートウォッチを機能、性能面でも大きく超え、まさしく最強のタフネススマートウォッチとなっています。
価格
「Amazfit T-Rex 3」は、Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピングにて発売され、価格は定価3万9900円(税込)
またヨドバシカメラ、ヤマダデンキといった大手家電量販店及び時計専門店でも発売されます。
主要スペック
Amazfit T-Rex3 | |
ディスプレイ | 1.5インチ 480×480 AMOLEDディスプレイ ゴリラガラス |
バッテリー容量 | 500mAh |
バッテリーライフ | 通常使用 : 27日間 省電力モード : 40日 GPS : 高精度40時間/省電力72時間 |
GPS | あり : デュアルバンド 6衛星測位 |
防水 | 10気圧防水(10ATM) |
機能 | バイブレーション: あり ヘルストラック: SpO2(血中酸素),24時間心拍,歩数,座りすぎ,睡眠、 対話型AIコントロール:Zepp Flow(GPT-4o) センサー:地磁気、高度計、温度、皮膚温度 WiFi/Bluetooth5.2 BLE その他:ローカル音楽再生、グローブモード、オフラインマップ |