Baseusから発売されている電源タップ兼USB PD 20W充電ができる「Baseus Power Combo PowerStrip」を使ってみました。
電源3ポート+USB Type-C x2、USB Type-A x1という6in1型の充電器です。
主な特徴
Beseusはスマホ周辺機器メーカーで、USB充電器や完全ワイヤレスイヤホン、ケーブルなどを発売しています。
今回レビューしたのは、Baseus Power Combo PowerStripという製品で、最大1500wまでの電源タップx3と、8USB Type-Cが2ポート、USB Type-Aが1ポートの計6in1となっている製品です。USB Type-Cは最大20Wまで出力可能。
電源タップ側は最大1500Wまで使えるので、PC等のACアダプタだけでなく、1000Wクラスのドライヤーや湯沸かしポットなどの家電も使えるのが大きなポイントです。
また1500Wの大電力を扱うため、安全保護機能があり、過電流/ショート等に対する保護、サージ対策も施されています。
*Baseus様からお借りしてのレビューです
開梱と外観
同梱物は本体とマニュアル、Baseusのシールが入っています。
充電器なのでマニュアルはほぼ要らない製品ではありますが、きちんと日本語でもしっかり書かれています。
全面にはオレンジをあしらったUSB充電口が3ポートあり、USB Type-Cが2ポート、USB Type-Aが1ポート。
電源タップは上部と左右側面に1つずつあり、合計3ポートタップとなっています。上部だけ2ピン、左右はアース付きの3ピンが挿せるようになっています。海外製品とかだと3ピンだったりしてアダプタ噛まさないといけないとかありますが、タップ部が3ピンだとアダプタ無しでも挿せるのは良いですね。
タップ自体は1500Wまでの電力をカバーする為、ケーブルはやや太めです。側面のタップはアース付きの為、電源も2芯+アースケーブルが付いています。
背面には充電スペックやレギュレトリーが書かれています。
使ってみた
私は何度もBaseus製品を使っていて感心するのがコンセント差し込み口。
このコンセント差し込み口からケーブルが斜めに出ているのがBaseus製品の特徴であり、ユーザーへの配慮なのです。
一見不格好に見えますが、下のコンセント口と緩衝しないような設計は地味だが有り難い仕様です。
Baseus Power Combo PowerStripは、電源ボタンを備えていて、オンにするとブルーに光ります。
デスクに配置している際など、帰宅時/就寝時でも無駄に電源供給し続ける必要が無い場合は、ボタン1個押すだけで供給を止められるのは省電力で良いですね。
旅先にも持っていきましたが、私が持ってきたシェーバー、任天堂SWITCH、モバイルバッテリーと繋げてみました。
旅先ならこんなことよくあることですが、1つしかないコンセントだと足りないとかシェーバーの為にコンセント1個使ってしまうのももったいない。しかし、Baseus Power Combo PowerStripであれば、充電環境が全て1台で済む。
ちなみにUSB Type-C端子に電力測れるケーブルを繋ぎましたが、14W出ていました。ノートパソコンの充電は出来ないですが、スマホやタブレット等の充電なら充分なレベルですね。
ただ、3ポート合計で20Wの為、スマホ+任天堂SWITCH+モバイルバッテリーとかだと各ポートの出力的にちょい厳しい。
3ポート同時使用の場合は、10W以下の低出力でものんびり充電が可能なものに限られてしまうので、あくまで3ポート同時利用はオプションと考えるほうがいいでしょうね。
総括と価格
Baseus Power Combo PowerStripは電源タップ+USB充電器という2コイチ製品。
私は旅好きで、手持ち荷物は少なくしたいので、こうした2個くっつけた製品は外せないアイテムです。
旅行先だけでなく、デスクの上に置くデバイスとしても最適で、特に3つの電源タップはACアダプタ等を繋ぐのにデスク下に潜らなくていいので便利。
難点は電源ケーブルが太いことと、20Wではやや足りないかもという点。ケーブルの太さは持ち歩くならマイナス面もありますが、デスク上に置いて使うなら問題はないでしょう。ワット数が足りないと思う方は65Wタイプもあるのでそちらを買うほうが幸せです。
価格的には、2000円台で、3ポートの電源タップ+USB充電器として考えると廉価だと思います。