Wauttonというスマートウォッチメーカーから発売されている「BlackShark GT3 スマートウォッチ」を購入しました。
1.96インチというスマートウォッチとしては最大サイズと言っても良いぐらいのディスプレイサイズで、しかも曲面のカーブディスプレイです。
そしてAMOLEDディスプレイであり、リフレッシュレートは60Hzとスマートウォッチとしては高いので、視認性も良いはず。
最大輝度は600nitsで明るさも充分。
また右側にデジタルクラウン(竜頭)兼ボタンがあるスマートウォッチで、このダイヤルとタッチで操作が可能となっています。これで価格も30ドル台と低価格です。
Xiaomi BlackShark GT3 | |
ディスプレイ | 1.96インチ 368×448 AMOLEDディスプレイ リフレッシュレート 60Hz 最大600nits |
バッテリー容量 | 不明 |
バッテリーライフ | 通常使用 : 10日間 |
GPS | 無し |
防水 | IP68 |
機能 | バイブレーション: あり ヘルストラック: Sp2(血中酸素),心拍,歩数,座りすぎ,睡眠 |
その他 | ・Bluetooth通話 ・Shark GPT (ChatGPT ベース) |
同梱物チェック
付属品はマニュアル、充電ケーブル、本体、それとシリコンタイプの交換バンドが付いています。最初に付いているバンドは合皮タイプ。
マニュアルは英語で日本語は無し。一応図解もありますが、「アプリを使ってね」という感じで誘導して終わりの簡素なもの。普段別のスマートウォッチを使っている方なら大丈夫でしょうね。
使い勝手をチェック
ディスプレイは1.9インチとスマートウォッチとしてはかなり大型です。しかも曲面。
ただこのデジタルクラウンは便利です。本体アプリも日本語化されているので、非常に使いやすい。ただ少し日本語が怪しい所はありますね。”復元工場(多分Factory Reset)”とか”約(多分 About)”とかですね。
解像度も368×448と高く、且つ600nitsのAMOLEDディスプレイで視認性と表示の綺麗さは抜群。
曲面だからと言って凄いメリットもなく、曲面自体も緩やかなので平面タイプのディスプレイと使っていて差は感じないレベル。
充電は背面にマグネットではめ込むタイプ。結構取れやすいタイプなので若干注意が必要。
ペアリング
まずは本スマートウォッチとスマートフォンをペアリングし連動させて使える様にしていきます。
Google Play/App Storeで”Shark-Wear“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。
あとは初期設定を完了させて、アプリが起動したら「デバイス」タブから「ペアリング」をタッチすれば、QRコードを読み込む事ができるので、BlackShark GT3の画面に起動時に表示されるQRコードを読み込ませれば完了です。
ウオッチフェイスも多数から選べる
スマートウォッチは多数からウオッチフェイスが選べるのが楽しさの一つです。
アプリから簡単にダイヤルギャラリーにアクセスでき、大量にあるリストからダウンロードが可能。
細かく設定でき、Bluetooth通話やSOS通報も可能
Shark-Wearアプリは初めて使いましたが、意外にも日本語しっかりしていますし、設定が細かくて使いやすいアプリでした。
本体側の日本語は少しだけ怪しいですが、アプリのほうは完璧な日本語。
Bluetooth通話も可能ですし、LINEの通知も可能。もちろんそれ以外のアプリからの通知も受け取れます。
フィットネストラッカーとして
フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠/SpO2(血中濃度といったヘルスデータトラックできます。
その他一般的なスマートウォッチと同様に、ランニングやウォーキング、歩数データといったスポーツデータのトラックも可能。
但し、4.3kmも走ったのに「運動距離が短すぎる」と言われ記録できない。
私だけの問題なのか分かりませんが、使えませんね。
試しに距離を無理矢理伸ばすために、電車とか車に乗って試してみましたが、10kmでもダメでした。うーん。
電池の持ち
公式スペックでは通常使用で10日使用可能となっていますが、実際はもっと短く、私の場合5日間程度でした。
ただ私のレビューでは結構過酷に使っていて、輝度最大、LINE通知が日に10-20,テスト的にBluetooth通話等々をしているので、かなりヘビーユースだと思います。通常使用ならもう少し伸びると思いますが、それにしても半分は痛いです。
総括
BlackShark GT3 スマートウォッチは、1ヶ月程度使ってきましたが、見た目は凄く良いです。
1.96インチの大画面は見やすいしAMOLEDディスプレイで美しい。デジタルクラウン(ダイヤル)もやはり使いやすいし、これで30ドル程度なのかと疑うぐらい。
基本的な時計、心拍等の計測、LINE通知等の必要な事はしっかりできるています。
不満点としては、(私だけ?)ジョギングデータがなぜか記録できないし、バッテリーライフも多少ヘビーに使っているとは言え、公称値の半分程度は厳しい。
がっつり使うとボロがでる感じではあるものの、それでも30ドルちょいの5000円台のスマートウォッチと考えれば、画面の綺麗さ、デジタルクラウンの使い勝手の良さもあり、日常使いのスマートウォッチとしては悪くないです。