【2万円台!】天井も投影可能スタンド一体型「Dangbei N2 mini」プロジェクターレビュー – AI自動台形オートフォーカス補正もあり電源入れるだけで勝手にどこでもベスト画角のお手軽さが凄い

Hangzhou Dangbei Network Technology Co., Ltdから発売された、「Dangbei N2 mini」プロジェクターをレビューさせて頂く機会を頂きました。

実売2万円台と超低価格プロジェクターですが、スタンド内蔵で190度まで角度自在で設置場所を選ばない作りと、ホームユースなら充分な性能を備えています。

Dangbei N2 mini プロジェクターの主な特徴

Dangbeiは中国のプロジェクターブランドですが、様々なホームプロジェクターを発売している意欲的なブランド。

そのDangbeiが発売するDangbei N2 miniは、スタンド内蔵のプロジェクター。

横13cm x 高さ約20cmの超コンパクトプロジェクターながら、最大120インチのフルHD(1080p)映像を投影可能です。またスタンド内蔵の為、自在に角190度の角度調整ができ、床から天井まで好きな場所に投影可能。

輝度は200 ISOルーメンと抜群というほどでは無いものの、真っ暗な環境であれば充分。

機能的にはInstanPro AI画像調整機能を搭載し、オートフォーカス、自動台形補正、スクリーンフィット、障害物回避ができます。

そしてDangbeiプロジェクターと言えばNetflix公認で、このN2 miniも当然公認製品。その他、AmazonPrime Video、YouTube等もサポートし、アプリの追加も可能で、基本的には電源さえ取れればソースはネットでOKという手軽なプロジェクターです。

基本仕様 製品名
Dangbei N2 mini
タイプ
ミニプロジェクター / ホームプロジェクター
スタンド
内蔵スタンド (190°チルト調整可能)
投影性能 ディスプレイ技術 LCD
光源 LED
輝度
200 ISOルーメン
ネイティブ解像度
フルHD (1920 x 1080)
投影サイズ
60インチ~120インチ
投写比 1.25:1
自動調整機能
オートフォーカス、自動台形補正 (垂直±30°、水平±20°)、スクリーンフィット、障害物回避 (InstanPro AI画像調整技術)
手動台形補正 対応
オーディオ スピーカー
内蔵 6W ×2 (一部情報では5W)
オーディオ技術
Dolby Audio 対応
システム メモリ (RAM) 1GB
ストレージ (ROM) 8GB
プリインストールアプリ
Netflix (公式ライセンス)、YouTube、Prime Video など
接続性 Wi-Fi
Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth
Bluetooth 5.0 または 5.2
入力端子
HDMI ×1, USB 2.0 ×1
出力端子
3.5mm オーディオジャック ×1
その他 動作音
27dB以下 (静音設計)
光学エンジン
EngineX 密閉光学エンジン (防塵設計)
消費電力 約65W
電源
内蔵電源ボード (ACケーブル直結タイプ)
本体サイズ (幅×奥行×高さ)
143*149*241 mm
本体重量 1.72kg

*Hangzhou Dangbei Network Technology Co., Ltd様にお借りしてのレビューです。

開梱と外観

同梱物はACアダプタと電源ケーブル、リモコン、電池、マニュアルとなっています。

Dangbei N2 mini自体はとてもシンプルです。

背面には入力端子があり、HDMI、USB、オーディオジャックがあり、底面には三脚ネジ穴があります。

スタンド機構は190度まで調整できる為、このように天井に映し出すような角度も道具レスで簡単に調整可能です。

充分綺麗な映像とAI補正が秀逸

初期セットアップを完了させたデフォルトのメニュー画面。タイル型で視認性もよく使いやすい。カーテンしない状態でもここまで明るいです。

200 ISOルーメンですが、暗い環境であればくっきりはっきりとした美しい映像です。

壁に60インチぐらいにして映してネットフリックスでガンダムを見ていますが、細部まで非常に美しいし迫力も充分。

Dangbei N2 miniにはInstanPro AI画像調整機能があり、オートフォーカスは自動で働き、角度や焦点が変わると勝手に調整してくれます。またスクリーンの画角が全然だめでも、自動台形補正で、ぴったりと調整してくれます。ただ台形補正はかなり角度を付けると自動では無理っぽいので、ある程度調整して細かい所は自動で任したみたいな使い方になります。

この機能と、190度まで自在に設定できるスタンドのおかげで、部屋移動や他の場所にも持ち運んで使うのも簡単。
これらの機能が無いと、いちいち「だいたいこのぐらいだな」調整しても、毎回台形補正やオートフォーカスで調整が必要です。

こうしただるい作業がなくなる為、気軽に持ち歩いて投影できるのはとても有り難い。

当然Netflix等の動画視聴も快適で、映像も当然ながら非常に美しい。リモコンの反応も良いので気持ちよく使えています。

リモコンもネットフリックス、YouTube、アマゾンプライムビデオのショートカットがあり、一発起動ができます。

6Wx2のスピーカーで充分迫力ある音を堪能できますし、足りなければBluetoothスピーカーを使ってサウンドバーに繋ぐこともできる。

メニュー等の使い勝手は良いがアプリ追加は限定的

ソースの切り替え、カラー調整、キーストーン(台形補正)の調整等はOSDメニューはリモコン操作で実施します。必要なメニューは一通り揃っていて、画像/映像のAI自動補正についても、手動/自動が選択できますし、その他もかなり細かく調整が可能です。

アプリに関しては、ネットフリックス、YouTube、AmazonPrime Videoがプリインストールされています。

だいたいの方はこれで事足りるとは言え、もっとインストールしたければ、一覧の中から選択して追加が可能。

但しこの中に無ければ、追加不可。日本で主要なところでは、Disney+、hulu、Rakuten TV、U-NEXT、DMM、FOD、はありましたが、DAZNなどは無かった。
どうしても見たい場合は、HDMI端子に、Amazon FireTV Stickなどを取り付ければ可能です。

スタンド一体型で好きな壁や天井投影が可能

Dangbei N2ではオプションだったスタンドが、Dangbei N2 miniでは標準で内蔵された為、追加予算なく簡単に天井にも投影できます。

天井に映し出してみましたが、これは新しい発見というか楽しみ方で、寝ながら見るのも簡単ですね。

就寝前にちょっと早くベッドに入り、寝ながら溜まったアニメ/動画の視聴ができる。最高すぎます。

また角度調整も余裕だから、適当に空いてる壁に投影して「このへんで見ようぜ」とできるのが楽。
プロジェクターってこんなに簡単だったっけ?と思える。電源さえ取れればもはやどこでもプロジェクターが楽しめる。

総括

Dangbei N2 mini」プロジェクターを1ヶ月ぐらい使っているのですが、こんなに気楽に使えるプロジェクターってあるんだとつくづく思います。

190度まで自在に角度が付けられて、映像も台形補正やオートフォーカスは自動でやってくれるし、小型軽量でどこに持っていっても誰でも簡単に使えるというのも魅力です。

200 ISOルーメンは高輝度とは言えませんが、それでも暗所なら鮮明だし、寝ながらみたりするにはこれが充分。スピーカーもなかなか迫力ありますし、これ1台で結構なんでも大丈夫。

好きなアプリが一覧に無ければ追加出来ないというのはやや難点かなと思いますが、プロジェクターでの主要な使い方としてはネットフリックス、YouTube、アマゾンプライムビデオ等でしょうし、Disney+やU-NEXT、Hulu等も可能なので、概ね一般的にはだいたい事足りるはずです。

定価3万9900円という価格で販売されています。そしてセールで2万円台という価格は、プロジェクターとして普通に考えても安いし、スタンド一体型という点を考えればかなりお買い得なのは間違いないです。

価格

定価は39,900円。

ただいま楽天では楽天スーパーSALE中で、28,990円となっています。
楽天市場は更にポイント還元もある為、更に実質価格は下がるのでお買い得です。

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