ロボット掃除機「ECOVACS DEEBOT N7」をECOVACS様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。
レーザーで部屋をマッピングして、バーチャルウォールが簡易にでき、また水拭きまでできちゃう万能なロボット掃除機です。
主な特徴
ロボット掃除機メーカーのECOVACSから発売されているDEEBOTシリーズはエントリーからハイエンドまでさ間ざまなに製品がありますが、 N7はレーザーマッピング、大容量バッテリー、WiFiアプリによりバーチャルウォールが可能など、比較的ハイエンド側に属するモデル。
乗り越え20mmと多少の段差はものともせず、フローリングとカーペットで吸引パワーを自動変更でき、更に水拭きタンクも搭載するなど、多機能なモデルとなっています。
開梱
箱を開けて中身を確認。
梱包しっかりしていて、各箱に綺麗に収まっています。
同梱物は充電ステーション、電源ケーブル、ブラシ、水拭きタンク+モップ、マニュアルです。
マニュアルは図解が多くいろいろとできる事が多い本機にとって有り難い存在です。
充電台の裏はこのようにケーブルを巻き付けられるようになっていて、余分なケーブルがリビングで無造作に放り出される光景を防いでくれます。
外観
本体は清潔感のあるホワイト。ボタンは1個だけで、このボタンで電源オン/オフ、掃除の開始と停止が可能。
充電中はLEDが青白く点灯しています。
蓋を開けると赤いレバーがWiFiのオン/オフ、真ん中がダストカップ、そして下にはブラシが内臓されています。
このブラシはダストカップを掃除するのにとても便利。我が家にはルンバ960がありますが、ダストカップの掃除は毎回歯ブラシを別途用意する必要があります。そのためこうした気遣いはほんとに助かる。
ダストカップ自体は取っ手を持ち上げれば簡単に取り外せます。
背面。回転ブラシを取り付けた後です。黄色い所が吸引口です。下の透明の所が水拭き用の給水タンク。
ブラシは簡単に外れます。回転ブラシには糸くずや髪の毛がぐるぐる巻きになるので定期的にメンテが必要ですか、機械に弱い私の妻でも取り外せたので恐らくだれでも可能でしょう。
WiFi接続でアプリを使うとより便利に
DEEBOT N7ロボット掃除機 は、WiFi接続しなくても使えますが、スマホアプリを入れたほうが格段に使い勝手が良くなります。
アプリはECOVACS Homeで、Google Pay(Playストア)にApp Storeで検索してインストールしておきます。
アプリ起動後は画面の指示に従って本体のWiFiをオンにし、アプリ側でDEEBOT N7を選択して繋げばOKです。
こうしてWiFiでアプリとN7を接続すれば、吸引力の設定や、カーペットの設定、掃除のスケジュール/タイマー等の細やかな設定ができるようになります。
ルンバ960と大きさ比較
我が家で毎日使っているルンバ960と比較してみました。
充電ステーションはややDEEBOT N7が大きく、本体もほぼ同サイズですが、微妙に1周りぐらいDEEBOT N7が大きい。
ルンバはステーション側に充電LEDライトがありますが、D9ロボット掃除機は本体電源LEDが点灯するようになっていて微妙に違いがあります。
掃除能力を試す
DEEBOT N7のお掃除能力を試してみます。使い始めて妻も私も「いいね」と思った所が静音さ。ルンバ960だとドライヤーの強風設定の音のような感じで轟音ですが、DEEBOT N7ロボット掃除機は弱風程度の音です。妻はリビングで在宅ワーク中なのですが、「DEEBOT N7なら電話会議中でも大丈夫だけどルンバ960では絶対だめ」と言っていました。
段差の乗り越え能力はとても高く、ちょっとしたラグは余裕で超えます。
畳部屋には更に畳風のラグと子供机には痛み防止の透明シートも敷いているのですが、そうした難関も楽々よじ登り、難しいなとなればブラシの回転を止めてゆっくり登ったりといろいろと考えて行動してくれる。
「あーまたトラブルで止まったわー」みたいな感じで掃除している間に何度もエラーで呼び出される事はないです。
掃除はまずは部屋の隅々をチェックしつつ、部屋のマップを作っていく。ただざっくり把握したら、地道に1カ所を丁寧に掃除していく動きをします。
ゴミはかなり取れる
12畳のリビング、8畳の畳部屋、キッチンの掃除は40分程度で完了。ルンバ960もだいたい同程度なので、高級機と同性能に近いと言って良いでしょう。
ゴミは2回分でこれぐらい取れます。この量もルンバ960と概ね同量かそれ以上取れている気がします。
ゴミ量は2日間でこれだけ溜まりましたが、これ以上の連続稼働は厳しいので、3LDKの部屋だと2日ぐらいでゴミ捨てが必要なイメージです。
ダストカップは汚れたらフィルターを外せば簡単に水洗いが可能です。
アプリでバーチャルウォール的な掃除禁止エリアを指定できる
アプリを使えば、一度掃除してマッピングが完了していれば、「進入禁止エリア」と「水拭き禁止エリア」を指定できるようになります。上の真ん中のキャプチャーでは、赤が進入禁止エリア、黄色が畳み部屋の為、水拭き禁止エリアに指定しています。
そして一番右では実際に進入禁止エリアに入らずに掃除している事が分かる軌跡が出ています。
実は真ん中で指定した一番右の赤い四角が小さく、実際には侵入していたので、改めて赤枠をでかくしたところ、その後は入らないようになりました。
何も指定しないとこうしてTV台下に潜り込んで一生懸命掃除してしまい・・・・
ぐちゃぐちゃにして「助けてー」となってしまいますが、こうした事も防げるわけです。
ケーブルだけでなく、ペットの餌や水が置いてある場所などもロボット掃除機だとガシガシ押し込んでひっくり返して水浸しにしがちですが、アプリで「このエリアは掃除するな」と任意に設定できるのはとても便利です。
水拭きもできるのは便利
DEEBOT N7では水拭きができるので、フローリング等で普段から床拭きをしている方にとっては大きなメリットになります。
あとはパッドを水に濡らして軽く絞っておき、タンクに装着します。装着すると自動で拭き掃除モードにになります。
ただ人間がモップ掛けをするように、フローリングをゴシゴシとやっていくわけではないので、濡れた拭き掃除パッドで一通り拭き上げる程度です。その為汚くなった汚れをごっそり取ってくれというのは無理。ある程度綺麗にした上で、それを週一回ずつやれば、油汚れとか吸引では取り切れない汚れは取れる。そうした作業を自動化してくれるのはとても便利です。
総括
ルンバ960はもう4年ほど使い続けていますが、マッピング性能、掃除能力、アプリでのバーチャルウォールなど、あるゆる面でDEEBOT N7のほうが上回っていると感じました。
掃除能力はほぼ互角レベルですが、ルンバ960と違い物理的なバーチャルウォールが要らない点、水拭きができるのは大きなメリット。ルンバ960の場合はウォールが物理なので1個 5000円-6000円ぐらいで1カ所のみ。複数個必要であれば諭吉が飛んでいきます。その点DEEBOT N7は好きなだけ設定できるし、しかも拭き掃除禁止エリアと分ける事ができるので、ほんとアプリは優秀です。
価格は4万円台と安くはないですが、ちょい前のルンバ高級機よりも高機能ですし、音も静かな割にパワフル、水拭きもできる万能機です。
価格 &クーポン
販売ページ内に2500円オフクーポンもあり、併用も可能で、総額6500円オフで、があり、40,300円となります。
関連リンク
・公式サイト : ECOVACS