スマートフォンメーカーDOOGEE様よりお声がけを頂きまして「DOOGEE MIX」をレビューさせて頂くことになりました。
DOOGEE MIXは5.5インチ有機ELディスプレイを搭載した3面狭額縁デザインの、いわゆる「Xiaomi Mi MIX」ライクなスマートフォン。ただ、デザイン先行ではなく背面にデュアルレンズカメラを搭載したり、カラーも鮮やかなブルーを採用するなど、なかなかの意欲作です。
今回は初回ということで、開梱~外観レビューしてみたいと思います。
DOOGEE MIXの主要スペック
SoCはMediaTekのHelio P25。中華スマホの中ではミドルクラスと言って良いでしょう。RAMは4GB版と6GB版があり、今回レビューしていくのは4GB RAM版です。
ディスプレイは5.5インチ”HD”で、1280×720という解像度。AMOLEDディスプレイなのにHD解像度というのはちょっと気になりますが、ここも今後レビューしていきます。
- CPU :MediaTek Helio P25 Octa-Core 2.5GHz
- RAM : 4GB / 6GB
- ストレージ: 64GB / 128GB(Limited Edition)
- ディスプレイ : 5.5 インチ HD (1280 x 720) Samsung Super AMOLED
- OS: Android 7.0
- バッテリー : 3380mAh
- カメラ: リア 16MP+8MPデュアルカメラ / フロント 5MP
- SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, nano SIM x2
- microSD: 最大128GB (SIMと排他利用)
- USB : MicroUSB interface
- WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n 、Bluetooth4.1
- サイズ/重量: 144×76.2×7.95 mm / 193g
- ネットワーク: 2G: GSM 850/900/1800/1900MHz
3G: WCDMA 900/2100MHz
4G: FDD-LTE Band 1/3/7/8/20(B1:2100, B3:1800, B7:2600, B8:900, B20:800MHz) - 日本語ロケール: あり
- カラー: ブラック/ダークブルー
- その他 : 指紋認証センサー
開梱~外観チェック
ではさっそく開梱。今回レビューしている端末は4GB RAM + 64GB ROM版です。
同梱物はUSB充電器とmicroUSBケーブル、マニュアル、バックカバー、液晶保護フィルムが入っています。USB充電器はコンセント形状が合わないので別途用意する必要があります。保護フィルムは最初から端末に貼られているので、予備分となります。カバーはよくあるTPU製のふにゃっとしたものではなくハードカバー。ただDOOGEEのロゴ等もないので、ほんとオマケ程度ですが、それでもスピーカー/通気口の部分がきっちりスリットになっているのはさすが専用品です。
起動して日本語化したあとの状態。日本語ロケールは最初からあります。ディスプレイ周りはベゼルレスというほどでもないのですが、充分狭額縁です。ホームボタンはタッチ式で指紋認証も兼ねています。反応もよく違和感無く使える。ボタン右下にはインカメラがあります。ただあまりにも下の位置なのか、インカメラを使うと「スマホを上下逆にしてください」とメッセージが出ます。
下部側面の充電端子側。デザインが新しい端末だけにmicroUSBなところがちょっと残念。USB Type-Cにして欲しかった。
右側面には電源/ボリュームボタンが配置されています。
上部にはイヤホンジャックがある。
左側面はSIM/microSDスロットがある。nano SIM x2か、nano SIM + microSDという構成で使える。背面。非常に美しいバックパネルで、ブルーの鏡のように綺麗で、「大事に使いたい」と思わせる高級感がある。最初から背面にも保護フィルムが貼られていて、傷防止になるのは素晴らしい。同じ背面鏡系のXPERIA XZ Premiumにもこういう配慮が欲しかった。ただ保護フィルムがあっても指紋は残るので、気になってごしごし拭いてしまうのはご愛敬。
背面のデュアルレンズカメラ部。16MP+8MPというカメラは僅かに突起があるものの、気になるレベルではない。
XPERIA XZ Premiumとサイズ比較
DOOGEE MIXですが、5.5インチなのに非常にコンパクトです。それを分かりやすくするため、同じ5.5インチのXPERIA XZ Premiumと比較して見ました。上ベゼルがほぼ無い為、その分だけコンパクトになり、手に持った感覚は5.2インチのXPERIA XZぐらいと同じ雰囲気。背面も明らかにコンパクト。ベゼルが極小というだけでだいぶ雰囲気が違う。背面は恐らくガラスで側面はメタルパーツを使用しているので、剛性感もあり質感は安っぽさがなくとてもいい。
実重量
コンパクトなDOOGEE MIXですが、感覚的にはややズッシリ感があります。実重量も195gと5.5インチスマホとしてはかなり重め。
外観チェックの感想
最初に難点を挙げるとすれば、ちょっと重い(195g)という点ぐらい。ただサイズがコンパクトなので手のひらにすっぽりと収まり、数字輪ほどの重さは感じません。
今回レビューしているのはダークブルーというカラーですが、本当にいい色合いです。こういう個性的且つ大人が使っても恥ずかしくないカラーというのはなかなか難しいと思うのですが、言い方悪いのですが「DOOGEEがこんなことできるとは」とかなり驚きです。これで値段が高ければ「そりゃコストかければできるよな」と言いたくなりますが、4GB RAM版は2万円アンダーで買えてしまいます。
レビューは後編の【カメラやベンチマーク等いろいろ使ってみた編】に続きます。
DOOGEE MIXの価格
記事作成時点の価格ですが、Banggood にて6GB RAM版が約2.1万円で販売中です。4GB RAM版との価格差は1000円ほどなので、ハイスペック版のほうがお買い得です。以下のように1台買うとUSBケーブル、2台買うと20ドルOFFのキャンペーン中です。DOOGEEキャンペーン会場 / Banggood販売ページ
送料は基本無料ですが、届くまで1ヶ月(7-20営業日)以上覚悟する必要があるので、オススメしません。オプションのEMSであれば7-15営業日で届き、トラッキングナンバーも付与されます。料金は1239円でと少し値が張りますが、海外から輸入していることを考えれば妥当な金額かと思います(安心料としても)。
Banggoodでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・Banggoodでの買い物の仕方 : Banggoodで買って輸入してみよう~買った商品が届くまで