【レビュー前編】超巨漢タフネススマホ「DOOGEE S80」実機レビュー! 無線機にもなる400g超のごついスマホは唯一無二の存在感

docomo B19/Softbak B8 4G LTEプラチナバンド対応の防水防塵タフネススマートフォン「DOOGEE S80」をGeekbuying様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。

タフネススマホというだけでなく無線機としても使えます・・・が、それにしても巨漢です。

DOOGEE S80の主な特徴

DOOGEE のS80はタフネス+無線レシーバー搭載スマホです。

にょきっと出たアンテナは取り外し可能で、外せば普通のタフネススマホになります。

レシーバーとはいわゆる普通の無線機(トランシーバー)で、400-480MHz帯をつかって通信をするもので通信は無料。アウトドアなら5-10kmの範囲で相手と通話が可能です。但し周波数帯を受けれるもう一台もレシーバーが必要という面で敷居は高い。400MHz帯は一応デジタル簡易無線/特定小電力無線が使える帯域なので、使えるかもですね。ただ無線の領域は法律が細かいので私もよく分かりません。(不勉強でスミマセン)

それでも紹介するのは、S80がグローバル仕様でLTE B19をサポートしているから。ちなみに日本語もサポートしています。スペック面でもなかなかのもので、SoC(CPU)はMediaTekのHelio P23の6763Tとなります。このT付は2.5GHz駆動の為、同じP23の6763Vより1.5倍程度高速です。メモリは6GB、ストレージは64GBでmicroSDもサポート(max 128GB)します。

ディスプレイは5.99インチフルHD+。タフネススマホとしてはかなりの大画面ですね。また当然のようにIP68防水防塵ですが、更に上の規格であるIP69Kにも対応。こちらはスチームジェット洗浄をしても浸水しない規格で、10-15cnの距離から80℃の熱水をあらゆる角度からかけても浸水しないと言う事で、かなり負荷の高い防水性を誇っています。バッテリーも大容量で、10080mAhも搭載しています。

ただここまでヘヴィー仕様・・・・当然の如く重いです。なんと公式では398gと8インチタブレット並の重さ。

それでもB19対応のタフネススマホが増えることはアウトドア系が好きな私としては歓迎です。ただレシーバーは単体じゃ使えないというのはマイナス(それでも3G/LTEを使ってアプリでレシーバーのような使い方は可能)。あとはやっぱり重さでしょうかね。毎日使うというより、防水防塵無線機兼スマホとしてアウトドア用途で使うのが良いのかも。

今回は初回と言う事で、外観をメインにレビューしていきます。

主要スペック

開梱と同梱物

では開封していきます。

付属品は多数あります。USB充電器、USB Type-Cケーブル、USB Type-C toイヤホンジャック変換アダプタ、USB OTGケーブル<マニュアル、保護フィルム、アンテナ、あとは左下のケース。USB充電器はコンセント形状が違うので使えない為、別途用意が必要。

気になるケースはこんな感じで装着する。クリップを取り付ける事で、バッグ、リュック等に挟み込んでホールドできる。もうここまでくるとスマホというよりも無線機といったほうが良いぐらいですね。

外観&ファースト・インプレッション

外観周りを見ていきます。

表は5.99インチフルHD+解像度のディスプレイとサムソン製 f:2.0 の16MPのシングルカメラという構成。ディスプレイサイズの割に縦方向にベゼル余白があり更にデカくなっている。ディスプレイ表示は発色も良くて美しいし、外に持ち出して太陽光下でも使ってみましたが充分見やすい。

下部のゴムカバーを外すとUSB Type-C端子が現れる。但しタフネススマホ(というか防水スマホ)に共通するのが、ゴムパッキンの劣化を考えると、あまりここを開け閉めさせるのは防水性低下の為オススメしません。S80はワイヤレス充電対応のため、基本的にはそちらを使うほうが無難。

左側側面には、一番左にSIM/microSDスロット、それと赤枠シルバーのボタン、赤いボタンの2つのボタンがある。赤枠シルバーは無線用、赤ボタンはPTT(Push To Talk)アプリ用のボタンとなっている。無線機として使うならシルバー、PTTのLTE/3Gネットワーク経由な赤ボタンって事です。 右側には、電源/ボリュームボタンが配置されています。
上部には無線アンテナ用のコネクタがあります。

付属のアンテナを使えばこんな感じで正に無線機。

背面には下部にデュアルスピーカー、12MP+5MPのダブルカメラを備えています。それにしても太い。10080mAhの大容量バッテリーを搭載しているのもありますが、厚みが21.2mmもあって到底スマホという感じの厚みではありません。

しかし頑丈そうなアウトラインは頼もしい。IP68/69K防水防塵で、米軍調達規格のMIL-STD-810G認証も取っているので、見た目だけで無く中身も頑丈。(ただ多くのMIL-STD認証は、全体の中のいくつかのテストにパスしただけで、全てのテストにパスしたわけじゃ無いことが多いんですけどね)

実重量

実重量を計測してみました。公式サイト398gで、実際はアンテナ付けて405g。アンテナ無しだと公式スペックとほぼ同じです。

もうここまでの重量になると数グラムは誤差レベル。400gは約8インチのiPad mini4タブレットよりも100g近く重いわけで、軽快さとは無縁です。しかしS80は「基本は無線機。スマホとしても使える。」という形が普通でしょうし、このスマホに求められるのは軽さではないと思う。無線機として10080mAhの大容量バッテリーで長く使え、時にはスマホアプリや通話もできる。そういうのが一番しっくりするのではないかと思う。

レビューは後編に続きます

DOOGEE S80の価格

価格はGeekbuyingで399.99ドル(44,753円)です。

Geekbuying販売ページ

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