「DTNo.1 DT Watch X」スマートウォッチレビュー – 1.43インチ美麗AMOLEDディスプレイ、直接イヤホンと接続可能でスマホ無しで音楽再生可能など機能満載で4000円台の超低価格

スマートウォッチメーカーであるDTNo.1から発売されたスマートウォッチ「DTNo.1 DT Watch X」を使ってみましたのでレビューしていきます。

DTNo.1 DT Watch Xは、1.43インチの円形ディスプレイを搭載したスマートウォッチです。
ディスプレイ解像度は466×466と非常に高く、更に発色のいいAMOLEDディスプレイを採用していて、通常使用でバッテリーは10日間、またAMOLEDディスプレイの為常時オン(Always On Display=AOD)モードが可能。

DTNo.1 DT Watch X
ディスプレイ 1.43インチ 466×466 AMOLEDディスプレイ
バッテリー容量 390mAh
バッテリーライフ 通常使用 : 10日間
GPS 無し
防水 IP67防水
機能 ・バイブレーション: あり
・ヘルストラック: SpO2(血中酸素),心拍,歩数,座りすぎ,睡眠
・Bluetooth通話
・ストレージ 32GB
・ボイスレコーダー
・IP68レベル防水
サイズ/重さ 39.5g

これで価格が約6000円程度の低価格。

魅力の一つはBluetoothでイヤホンを単独でペアリングできる事と、内部ストレージが32GBもあること。
つまり音楽再生がDT Watch X本体だけで可能で、イヤホンもスマホ要らずで使えるという点。
これは音楽を聴きながらジョギング/ランニング、その他スポーツをしたい方にとっては有り難い機能。運動する際に重いスマホを持ちながらは嫌ですからね。

また当然SpO2,心拍24時間測定といったヘルストラックも可能で、また防水はIP68防水レベルに対応しています。
マイクとスピーカーを搭載している為、Bluetooth通話も可能です。

*DTNo.1 様よりお借りいたしました。

同梱物チェック

付属品は充電ケーブル、本体、バンドx2ですね。

バンドは本体に付いていないので、自分で取り付ける必要があります。
最初から付けといてくれよという気もします。慣れていないと結構着けづらい可能性もありますが、慣れれば簡単です。

ここで気付いた方も居るかもしれませんが、マニュアルは一切なし。実は箱の裏にQRコードがあり、そちらから閲覧する仕組みです。

紙なしか、、、コストダウンの時代になったものだと最初は悲観しましたが、実はこれが非常に細かく書かれていて、驚きました。紙はコストの問題もあり詳細に書けないし、マルチ言語で添付しようとすると更にコストもかかる。
でもデジタルマニュアルなら、そんな問題もないので詳細に量も多く作れるのでしょう。

賛否はあると思いますが、カラーだし見やすく分かりやすいので個人的にはこれでもいいなと思いました。

使い勝手をチェック

ディスプレイは1.43インチとスマートウォッチとしてはやや大型で、解像度は466×466と高く、またAMOLEDディスプレイの為くっきりはっきりとした色合いが非常に美しい。とにかく輝度も高く視認性も抜群。ぱっと見で「あ、綺麗」と思えるのは結構スゴイ事です。

右サイドには、2個のボタンという配置。構成。上ボタンは1度押しでメニュー。
2度押し(ダブルクリック)でメニュー表示を変更できます。長押しで電源オフ/再起動等が可能。

充電はこのように背面を覆うようなマグネット型の充電器で行います。ただマグネットはあまり強くないので、安定した場所での充電が必要。

ペアリング

まずは本スマートウォッチとスマートフォンをペアリングし連動させて使える様にしていきます。

Google Play/App Storeで”WearPro“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。

あとは初期設定を完了させて、アプリが起動したらデバイスを探すのを要求されるので、画面の指示に従って追加していけばOK。それかスマートウォッチ側に表示されるQRコードをアプリから読み取ってもOKです。

WearProは以下のような画面で、下のタブを切り換えて様々な設定が可能です。日本語もしっかりとしています。

ウオッチフェイスも選べるが

スマートウォッチは多数からウオッチフェイスが選べるのが楽しさの一つで、壁紙変更はもちろん可能です。
アプリから簡単にダイヤルギャラリーにアクセスでき、選択してダウンロードすれば切り替わります。

但し結構数が少ない。私が見たところ12種類のみです。ここはもう少し頑張って欲しい所。

LINEなどのスマホ通知も可能でとても見やすい

もはや現行のスマートウォッチでは当たり前ですが、スマホからのLINE/SNS/SMS等の通知を受け取る事ができます。

設定はアプリ側で「通知」からLINEやSNSをOnにしておけば、受け取る事が出来ます。

通知できるアプリはLINEだけではなく、インストールしている全てのアプリから選択可能です。これは結構重要。
また、以下はLINEでテスト的に送ったものを受け取ったものです。しっかりとした情報量で充分内容を理解できます。

 

 

 

 

Bluetooth通話もイヤホン単体接続も可能で音楽も聴ける

マイクとスピーカーがあるのでBluetooth通話も可能。上記の設定で連絡先を登録しておくと、スマートウォッチ側だけで発信も出来ます。
運転中や手が離せない状況でもスマホ開かなくても通話ができるのはかなり便利です。

また、冒頭でも書きましたがDT Watch X単体でBluetooth接続をサポートしていて、完全ワイヤレスイヤホンを接続出来ます。

音楽もデフォルトでいくつかインストールされています。

またPCとの接続もしっかりサポートされていて、充電器をPCに接続して、DT Watch XをUSB転送モードにすると、PCから”ストレージ”として見れます。この中にMP3等の音楽ファイルを入れれば、好きな音楽をDT Watch Xで聴くことが可能。

ちなみに動画ファイルもサポートしていて、動画も見れます。(1.43インチで見て楽しめるかというと微妙ですが)

フィットネストラッカーとして

フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠/SpO2(血中濃度)などが可能。
DTNo.1のスマートウォッチは、血圧とか心電図なんかも測定できていましたが、DT Watch Xでは省かれて、一般的なスマートウォッチと同様になっています。

またランニングやウォーキング、歩数データといったスポーツデータのトラックも可能。

GPSは未搭載の為、スマホのGPSを使う事になりますが、一応軌跡はしっかりととれていました。

電池の持ち

公式では通常使用で10日使用可能ですが、実用したところでも7日程度かなといった印象です。

ただ私のレビューでは結構過酷に使っていて、輝度最大、LINE通知が日に10-20,テスト的にBluetooth通話等々をしているので、かなりヘビーユースだと思います。もう少し緩和すれば7日間以上にはなると思います。

またAlways On(常時表示)も可能です。常時表示でも結構リッチな表示となるので視認性抜群ですが、バッテリーの減りは結構早く、私の実測ではだいたい1日で30%ぐらい減ります。つまり常時表示ではだいたい3日ですね。

それでも常時表示は非常に便利なので、私なら使います。

多少気になる点

気になる点があるとすれば、やや日本語化できていない部分があるという点。運動記録が”うんどう記録”となっていたり、消灯時間が”もみ消し時間”だったりと、日本人なら「ん?」と気付く点も見受けられます。

またもっと気になるのは、WearProアプリに広告が出る点。

まだアプリの中に出るぐらいなら使い方で回避出来ますが、毎起動後にほぼ全画面で表示されるのは頂けない。

これは、DTNo.1の問題というより、WearProアプリの仕様なのでしょうが、これはDTNo.1から強く言ったほうが良いと思う。YouTubeのように無料で使っているわけではなく、製品を買っているのですから、その製品が使うアプリで広告が出るというのは避けて欲しい所です。

総括

DT Watch Xスマートウォッチを2-3週間程度使ってきました。

1.43インチAMOLEDディスプレイは非常に発色が良く、綺麗で見やすいです。これで6000円程度のスマートウォッチなのですから、これだけでも凄いこと。操作性も良くキビキビ動きますし、運動や健康データといったものはしっかり取れます。
更にBluetooth通話や、イヤホンとBluetooth直接接続で音楽が聴けるのは、この価格帯としては破格の機能です。
LINE等の通知も見やすく、

難点は上にも書きましたがWearProアプリで”広告”が出る点ですね。
毎起動で表示されるので、結構面倒くさいと思う人が多いはずです。
これはなんとかして欲しいところです。

しかしスマートウォッチとしては機能性、美しさ等、この価格で良く出来てるなと感心するレベルです。

価格

DT Watch Xは、公式オンラインストアで発売中で、価格はもともと11,078円ですが、25%オフで6,330円(39.99ドル)で発売中です。
また以下クーポンで29.89ドルまで値引き可能です。
10ドルオフクーポンコード:   3V1BQH24TY88
有効期限 : 2024年9月15日

関連リンク

公式情報 : DTNo.1 DT Watch X
公式サイト : Instagram / tiktok / Youtube

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