中国の新興スマートフォンブランド F150が誕生し、初製品である『F150 B2021』を発売しました。
B2021はタフネススマホで、日本版も存在し4G LTE B19対応です。
F150 B2021の特徴
F150は新しいスマートフォンブランドですが、どうもOUKITEL系のブランドのようです。しかし、それでもF150 B2021は野心的なデザインで、”Neo Rugged”つまり新しいタフネススマホを目指しています。
キーとなるスペックですが、まずはSoC(CPU)はMediaTek Helio G25で、これはエントリー向けとなります。AnTuTuベンチマークだと9万点~10万点レベル。メモリは6GB、ストレージは128GB。
Helio G25を搭載するスマホの場合はエントリースペックで、RAM 3GB、ストレージ64GBというケースも多々ありますが、B2021はその倍を搭載しているので余裕ある構成です。microSDも256GBまで搭載可能。
ディスプレイは5.86インチでゴリラガラス5コーニング。解像度はHD+(1520×720)。
比較的解像度は低めですが、この画面サイズなら粗さも気にならず違和感無く使えるはずです。
背面にはクアッドカメラがあり、13MP(f/2.2)を筆頭に、2MP(4cm マクロ)、2MP(深度)、補助カメラという構成です。補助/深度カメラによりナイトスケープやポートレート写真も可能。
こうした基本スペックですが、売りはそこではなくあくまでタフネスさ。
もちろんIP68/69Kの防水防塵に加え米軍STD-MIL-810Gの認証も受けています。1.5mの水深に30分間の防水性を備え、1.5mの高さから落下させても大丈夫な耐性を持っています。
サイドにはF150キーと呼ばれる独立ボタンがあり、カスタマイズが可能。
バッテリーは8,000mAhもあり、普通のスマホの倍。その為315gとタフネススマホとしてもやや重めですが、その分バッテリーは2-3日は持ちます。
カラーは砂漠カラーとも呼ばれるサハラとロックの2色。
対応周波数帯は以下の通りで、なんと日本版も存在します。
4Gプラチナバンド対応は、ドコモB19とソフトバンクB8に対応します。
GSM: B2/3/5/8
WCDMA: B1/8
FDD: B1/3/7/8/19/20
と言う事で日本でも売る気満々のようで、発売は1月18日~発売記念で109.99ドル(定価199.99ドル)と非常にリーズナブルです。
個人的にはこういうチャレンジングな製品が好きですし、しかも日本向けも考えられているというのは嬉しいですね。スペックはそこそこですが、1.2万円程度ならアウトドアの時だけSIM差し替えて使うなんてことにも良さそうです。
主要スペック
F150 B2021 | |
---|---|
ディスプレイ | 5.86インチ HD+ (1520 x 720) |
SoC(CPU) | MediaTek, Helio G25, オクタコア 最大2.0GHz |
メモリ+ストレージ | 6GB |
64GB | |
OS | Android 10 |
カメラ | 背面 13MP(f/2.2) 2MP(4cm マクロ) 2MP(深度) 補助カメラ 前面 8MP(f/2.8) |
バッテリー/充電 | 8000 mAh |
WiFi/Bluetooth | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n Bluetooth 5.0 |
SIMスロット | nano SIM + nano SIM デュアルスタンバイ |
microSD | microSD (max 256GB) *SIMとトリプルスロット |
対応周波数帯 | GSM: B2/3/5/8 WCDMA: B1/8 FDD: B1/3/7/8/19/20 *EU/Japanバージョン |
サイズ | 158x78x18 mm |
重さ | 315g |
カラー | ブラック、サハライエロー |
その他 | ・USB Type-C ・指紋認証リーダー ・ショートカットキーボタン(F150キー) ・防水防塵: IP68, IP69K, MIL-STD-810G |
価格と発売日
F150 B2021の発売は1月18日~で、AliexpressとBanggoodで1月24日までセールされる予定です。
価格も109.99ドルと55% OFF。Helio G25で若干非力さはありますが、このデザインで4G B19対応のタフネススマホが1.2万円程度で買えるならアリだと思います。
Aliexpressでは「Eu or Russia」版が日本の周波数帯対応。
Banggoodでは「Global Version」が日本の周波数帯対応です。
関連リンク
・公式サイト : F150 BISON 2021
・Banggoodでの買い物の仕方 : Banggoodで買って輸入してみよう~買った商品が届くまで
・GeekBuyingの紹介 :GeekBuyingでガジェット輸入してみる? 中国のガジェット通販サイトGeekBuyingの紹介
・GeekBuyingの買い方ガイド : GeekBuyingの買い方ガイド~ユーザー登録から決済手続きまでやってみた
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