Samsungから発売されたフラッグシップスマートフォン「Galaxy S20 Plus」の海外版「G985FD」を自腹購入したのでレビューしていきます。
先代のS10 Plusとも比較しつつレビューしていきます。
購入元はいつものETORENです。
Galaxy S20 Plusの特徴
S20シリーズはS20が6.2インチ、S20 Plus(+)が6.7インチ、S20 Ultraが6.9インチという構成。
今回紹介するのは6.7インチのS20 Plus。
解像度はQHD+(3200×1440)のDynamic AMOLED 2X。そしてスクロールを滑らかにする120Hzの倍速リフレッシュレート仕様です。
カメラは64MP (f/2.0)+12MP(f/1.8広角)+12MP(f/2.2超広角) にTOF(深度)を付けたクアッドカメラ。光学ハイブリッド30倍ズームもあります。
その他基本仕様はS20兄弟共通ですが、SoC(CPU)はSnapdragon865か、Exynos990。Snapdragon865版は5Gにも対応しています。
※ETORENで最初に発売された型番「G985FD」のものは4G LTE Exynos990版です。
RAMは、4G版8GB、5G版は12GB。
ストレージは128GB/256GB /512GB。またmicroSDも1TBまでサポートされます。
IP68防水、ワイヤレス充電、パワーシェアもサポートとハイエンドに相応しい仕様です。
気になる対応周波数帯ですが、型番「G985FD」は以下の周波数帯をサポートします。
4Gはdocomo/au/SoftBank系共にプラチナバンド対応の為、日本のどのキャリアを使用しても安心して使えるでしょう。
*3G HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100
4G LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 28(700), 32(1500), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 66(1700/2100)
・ETOREN販売ページ: Samsung Galaxy S20 Plus SIMフリー G985FD
スペック
付属品
付属品は、ACアダプタ、USB Type-Cケーブル、AKGのUSB Type-Cイヤホン、TPUカバー、マニュアルです。
USB充電器は、日本では使えないコンセントタイプでした。このあたりは日本でUSB充電器は調達できますし、それほどマイナス点では無いですね。
S20 Plus/S10 Plus本体周り比較
S20 Plusの外観を、先代のS10 Plusと比較しつつ見てみます。
S20 Plus(右)とS10 Plus(左)のディスプレイ面の比較。ディスプレイはS10 Plusの6.4インチから、6.7インチと0.3インチアップ。解像度は同じQHD+ですが、AMOLEDディスプレイはDynamic AMOLED 2Xにアップグレード。リフレッシュレートも120Hzになり、全てにおいて画面はスムーズにスクロールします。
こうしてみるとサイズ以外はそう対して変わっていない。ベゼルは元々細かったので、大きな変化は感じづらいところもありますね。
フロントカメラはS10 Plusにダブルからシングルへと減りましたが、パンチホールサイズは劇的に小さくなりました。
ゲームなどでは邪魔だという面もありますが、ここまで小さくなると個人的にはどのアプリでも気にならないレベルです。Chromeでの表示ですが、邪魔度がだいぶ減っているのが分かるかと思います。Androidスマホのフロントカメラ=ノッチのトレンドは、ポップアップカメラなどの画面外部への持ち出しか、パンチホールで2つに分かれましたが、パンチホールが次第に優勢になって行ってる背景には、コストの面もそうですが、こうして小型化することで、多くの人にとって違和感無く使えるからなのでしょうね。
下部を見てみると、S10 Plusはイヤホンジャック有に対して、S20 Plusはイヤホンジャックが廃止されました。
右側面、S10 Plusでは電源/ボリュームボタンは左右側面に別々に配置されていましたが、S20 PlusではBixbyボタンが廃止された為、右側に電源/ボリュームボタンが配置されました。
その為、左側はすっきり何も無し。
上部にはSIM/microSDスロットがあります。
背面はガラスパネルで覆われているのですが、このクラウドブルーというカラーは指紋が目立たなくて良い。最初はのっぺりとしたカラーで「色選び・・・ちょっと失敗したかな」と焦りましたが、光りの当て具合で乱反射して虹色に見えたりするので実際はかなりかっこよく見えます。
64MP (f/2.0)+12MP(f/1.8広角)+12MP(f/2.2超広角) +TOFのクアッドカメラがあります。
カメラの実力は次回レビューにて。
実重量
実重量は186g。6.4インチのGalaxy S10 Plusが175gで、この6.7インチのGalaxy S20 Plusが186gですから、実重量は11gアップしましたが、体感的にはそれほど変わりません。
それは横幅がS20 Plus 73.7mm、S10 Plusは74.1mmでむしろスリム化している為でしょう。
日本語対応と標準アプリ
私が今回レビューしているのはGalaxy S20 Plusの海外版。その為日本語対応が心配されますが、このあたりは全く問題ありません。初期設定時から日本語が選択でき、起動後も設定等が日本で発売されているGalaxyシリーズ同様に全て綺麗に日本語化されています。
以下はプリインストールされているアプリケーションの一覧。Netflix/Spotify等の純正外アプリもありますが、基本的にはSamsungとGoogleアプリのみでシンプルです。
1stインプレとしては好印象
初回インプレは本体周りをS10 Plusと比べてきました。
現時点では正常進化版というイメージですね。ぱっと見で美しく、誰もが使いやすい癖のないハイエンドスマホ。デザインフォルムも美しく、大型化したのよりS10 Plusより細くなって、もうこれ以上無理だろうと思うぐらい切り詰めたサイドフォルムは惚れ惚れします。
ただネガティブな面で言うと、S10 Plusのユーザーが乗り換えるべきかと言われると、0.3インチのディスプレイサイズアップ、パンチホールの極小化、良くなっているであろうカメラ、あとは120Hz駆動のディスプレイにメリットを感じないなら、10万円超の投資に見合わないかも知れません。
と言う事で今回のレビューはここまで。1ヶ月ぐらい使ったら上の評価が変わるかも知れませんので、そのときに後編を書こうと思います。
入手方法と価格
ETORENでの販売価格は、私が購入した4G LTE版は8GB RAMのものが92,200円となっています。(記事作成時点の価格) G895FDはSoC(CPU)がExynosです。
5G対応版の12GB RAM版(G9860/Snapdragon865版)は106,200円~。
4G版と5G対応版の差は1万円ちょいですが、G9860は5G N78/N79対応で日本の周波数帯にも会っているので、長い目で考えると5G版のほうが良いと思います。とは言え、1年ぐらいで都心部をカバーしてくれるかどうかも分からないので、1年ちょいで乗り換える可能性があるなら4Gまで対応しているほうを買う方がリーズナブルでしょう。
・ETOREN販売ページ: Galaxy S20シリーズ
*但し価格は為替とセールで随時変更となりますので、最新価格はETORENでご確認ください。
ETORENだと輸入消費税がかからない(価格に含まれている)から総額も安く、その上、日本人スタッフ対応や、修理の際は国内の拠点に送るだけでいいなどのメリットがあり、サービスと総額のトータルで見るとETORENはオススメです。ページ自体もリニューアルされ、日本語で見やすくなり、また日本円表示/決済できるなど、かなり日本向けに改善されています。
ETORENについての細かい点は下部にある関連記事をご覧下さい。
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