HUAWEI P20とほぼ兄弟な「honor10 」ファースト・インプレッション

HUAWEI から発売されたスマートフォン「HUAWEI honor10」をGearBest様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。

性能的にはフラッグシップのHUAWEI P20と同等ながら、400ドル前後と異様に安いのが特徴です。またLTE B19対応というのも大きく、とても人気になっています。

HUAWEI honor 10の主な特徴

ハイスペック+ハイコスパのhonorシリーズで、HUAWEIのフラッグシップP20 のhonor版とも言えるのがhonor 10です。

基本性能はP20とほぼ同じと言って良く、SoC(CPU)もHUAWEIの中では最高峰のKirin 970。ディスプレイは19:9縦長ディスプレイでノッチデザインもP20と同じです。

下部にはホームボタン+指紋認証リーダーもあり使い勝手もいい。

P20と違うのはカメラスペックで、honor10は20MP+16MPのダブルレンズカメラである点。P20は20MP+12MPです。またフロントカメラも24MPでP20の20MPからアップしています。AIカメラである点もP20と同じで、ライカ監修ではない点だけが違いになります。 またGearBest等で販売されるグローバルバージョンは、LTE ドコモ B19,ソフトバンクB8といったプラチナバンドをサポートします。
*FDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B19/B20 TD-LTE B38/B40/B41

これだけP20とほぼ同じスペックながら、価格は400ドル前後と半端なく安い。国内では未発表ではあるものの、過去の経緯からして国内版も恐らく発売されるでしょう。しかしグローバルバージョンの本機がB19をサポートしている点も考えると輸入するほうが圧倒的に安そうです。

主要スペック

同梱物&外観

ここからは開梱して同梱物を見ていきます。

同梱物は、マニュアル、USB充電器、イヤホン、USB Type -Cケーブル、カバーです。

カバーはTPU性でふにゃふにゃのもの。でも無いよりはあったほうが遙かに助かりますね。自分にあったケースを探して届くまでの間のつなぎして活躍してくれます。

USB充電器は、日本でも使えるコンセントタイプのもの。4.5V-5A出力まで対応する急速充電器となっています。

ここからは外観を見ていきましょう。

5.84インチ、フルHD+解像度のフロントディスプレイは美麗そのもの。ベゼルもかなり細めで、スタイリッシュ。ノッチも控えめで主張は少なめなのもいい。ノッチが嫌な人は、設定でノッチの左右を同色の黒にもできます。

honor10にはホームボタンもあり、置いたままロック解除ができるのも良いところ。

下部にはUSB Type-C端子とイヤホンジャック。最近はイヤホンジャック無しのスマホも多くなってきたのですが、使い勝手を考えるとやはりあったほうが断然使い勝手がいいですね。

左側面にはSIMスロットがある。SIMスロットはnano SIM x2のデュアルSIM仕様。但しhonor10にはmicroSDがないのが弱点。64GB版と128GB版があり、価格差は50ドル程度なので、容量が心配な場合は128GB版を買う方が良いでしょう。

上部にはIR(赤外線)がある。

スマートリモコンというアプリがプリインストールされているので、これを使って日本の家電もコントロールできる。我が家のエアコンで確認済み。温度や風量は変えられますが、タイマーなどの細かい設定はできませんでした。

右側面は電源/ボリュームボタンという一般的な構成。背面。光の当たる角度によって色合いが変わる、美しいバックパネルになっています。ただhonor 10のCGのように、ブルーからパープルになるような感じはなく、正面から見ている限りは基本ブルーで、真横あたりから眺めるようにすると次第にパープルに近くなるイメージです。レビューしているのがブルーというカラーもあり、またhonorというブランドが若者向けという点もあり、高級感ありとまでは言い切れませんが、充分美しくまとまったデザインであることは間違いありません。

カメラは16MP+20MPのAIダブルレンズカメラ。ライカではないという点はPシリーズとの大きな違いですが、フラッグシップのP20が12MP+20MPですから、画素数だけならhonor 10のほうが上。ただその実力は次回のレビューでカメラテストをしてみてみたいと思います。

実重量と使用感

実重量を計測してみました。公式サイトでは153gですが、実際は157gとわずか4g差。このあたりは誤差の範囲内でしょう。

5.84インチというサイズの割には軽く、実質的には16:9アスペクト比だと5.2インチサイズなので、女性にも扱いやすいレベルにあります。先代のhonor 9は5.15インチで155g、honor 10は5.84インチで157gですから、重さはほぼ同じ。私の妻はhonor9を使っていてますが、この後継機であるhonor 10を使わせると「画面サイズデカくなってんのに重さおんなじ!コレ欲しい」と手に取ってから一目惚れしてました。

開梱レビューまとめ

ファースト・インプレッションとして開梱~外観と使用感、重量と見てきました。

HUAWEI P20とほぼ兄弟と言ってもいいhonor 10ですが、価格は200ドルぐらい安い為、安っぽさみたいなものを心配していましたが杞憂でした。今回レビューしているのはブルーという事で多少若い人向けではありますが、それでも派手な主張は少なく、男性/女性が使っても嫌味の無い綺麗なデザインです。ノッチは好き嫌いがありますが、設定でノッチの左右を黒にもでき、目立たなくすることも可能です。ノッチ好きな方でも気分によって有り/無しが切り替えられるのも良いですね。

使用感も良好で、指紋認証リーダーが前面ホームボタンと兼用されるので、置いたまま使えるのは大きい。

重さも実重量で157gと5.85インチというサイズを考えれば充分軽く、先代のhonor9が155gだった事を考えれば、充分軽量化が図られていると言えます。

次回のレビュー後編では、カメラの性能やベンチマークなどを試してみます。

【レビュー後編】「HUAWEI honor10」日本語化やカメラ、ベンチマークの実力は?など試してみた

honor10の価格

記事作成時点の価格ですが、GearBest では4GB RAM + 128GB ROMの価格は409.99ドル。

・GearBest販売ページ : HUAWEI Honor 10 4G Phablet – Global Version

送料は基本無料ですが、届くまで1ヶ月程度覚悟する必要があるので、早く欲しい方はオプション配送のExpedited Shipping(DHL)をお勧めします。わずか12.99ドルです。こちらは7-10営業日で届きます。

セール/クーポン情報はこちらに追記していくので、こちらも併せてチェックしてみてください。

【338.99ドルはお買い得】ハイエンドハイコスパ! HUAWEI 『honor 10』発売中! 4G B19対応/P20とほぼ同性能で400ドル前後で激安

GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。

・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

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