2021年次改良版 マツダ3 納車&ファーストインプレッション! エロかっこいい外観と改良ディーゼルを堪能

とうとうマツダ3が納車されました! 2021年(2020年かな)の年次改良版の 1.8L XD(ディーゼル)です。

納車約2週間ぐらい経過して、いろいろと分かってきた事もあるのでファーストインプレッションしてみました。

マツダ3 を購入した経緯はこちらに記事にしてあります。

マツダ3 XD試乗&購入記~2020年次改良後の1.8ディーゼル 100周年記念モデルを妻が男気買い

Farewell CX-8  & Hello Mazda3

まずは納車時。3年間乗ってきたCX-8(左)と遂にお別れです。マイマツダ3 は右側のホワイト。

CX-8はこの重さ、でかさの割に、2.2Lディーゼル(XD)で運転フィールはとても快適でした。うちの奥さんの運転技量とか駐車場で入れづらいとか無ければ、まだまだ乗っていた可能性もありました。ただ殆ど3人程度しか乗らないで、3ヶ月程度に一度に5-6名乗車(それもあれば嬉しい程度)だったので、年数回の為に毎日乗るとき停めるときに気を遣うほどの大きさは要らんよねというのは正しい判断だと思います。

ちなみに長さなどの差は以下。(全てmm)

全長 CX8差 全幅 CX8差 全高 CX8差 ホイルベース CX8差
CX-8 4,900 1,840 1,730 2,930
mazda3 4,460 -440 1,795 -45 1,440 -290 2,725 -205

全長で44cm、幅4.5cmがかなりデカイ差で、相当コンパクトになりました。

そのマツダ3 は100周年記念モデルの1.8L XD(ディーゼル)です。隣は同時に納車となった義妹家のCX-30。ポリメタルグレーメタリックがかなりかっこいい。が、マツダ3 は全体のフォルムが素晴らしいのです。

外観がエロかっこいい

さっそく慣らしがてら乗り回してみました。

外観はやっぱり惚れて決めただけあってかっこいい。ホワイトとブラックのみで統一されたボディ、グリル、ホイールが個人的には凄く好き。(妻もこれに一目ぼれ)このお尻は最初凄い違和感があったのですが、マツダロゴあたりからまた内側に抉れているあたりが艶めかしくてエロかっこいい感じ。実車でみると美しい造形に惚れ惚れします。ただホワイトはこのあたりの陰影が出づらいのが難点ですね。写真だと比較的フラットに見えてしまいます。夜に夜景のライトを反射させて撮るのが良いのかもしれません。

この太めのCピラーは肩出しのトップスを着た女性のようで美しい。マツダというとSUV色が強く男性のイメージがなんとなくありますが、こうしたデザインは女性でも受け入れやすいかなと思う。妻も「このなよっとした肩と丸みのあるお尻がかわいくて愛着わく」と言ってました。

リアのブレーキ部はLEDで丸目の上だけが欠けたデザイン。これもまたバランスを崩していながらもかっこいい。

タイヤは残念ながらTOYO。ブリジストンのほうが乗り味が良いという噂で「タイヤガチャ」とか言われていましたが、TOYOでした。

年次改良後の1.8L XD(ディーゼル)の乗り味は文句ない

さて走りです。マツダ3 の1.8L XD(ディーゼル)は、年次改良前は「もっさり」「遅い」とクソミソに言われていました。私も試乗では「あーこれがもっさりか。確かに」と感じていました。ただ年次改良で1.8L XDは14馬力アップして130馬力になり、トルクも10%アップするというので賭けでした。

そして、市街地、高速、山道など300kmほど走った感想としては

全く文句ない。

いやもう試乗した年次改良前のモデルとは全く違う。アクセルに足置いて、軽く踏み込めば「すーっ」と加速します。そこが年次改良前と後の違いですね。前のXDは踏んでから「あ、もっと必要そうだな」とやや踏み込んだあとにトルクがもりもりっと出てくるイメージでしたが、年次改良後は載せた足を軽く踏めば3000回転ぐらいまではどんどん加速します。試乗時に乗ったスカイアクティブX(改良前)よりも良い印象。

私はスポーツ走行も山道攻めたりもしない、一般道をストレス無くキビキビと走りたいだけなので、これ以上の”走り”を求めるのであれば確かに物足りないかもしれません。もちろん感動とか官能的でもない。けど、多くの普通の人にとっては不満がでないのではないかなと思いますね。

YouTubeで自動車ジャーナリストが1.8XDの年次改良版乗って、「良くはなったがまだ足りない」みたいなことを不満げに言ってましたが、正直これ以上何を求めるのかと疑問が湧きます。(新車の時はもて囃して褒め、実際もっさりで批判を浴び、その反動で”いまいちだ”とディスっているのかもしれませんが)

そりゃ上をみれはキリが無い。けど、マツダ3  1.8L XD(ディーゼル)は乗り出し280万円程度の車で、少なくとも私や妻、親類、友達にも乗ってもらった感じみんな「加速感いいね」と感じるもの以上のものが必要とは思わないです。

先代アクセラはCX-8/CX-5等に搭載される2.2L ディーゼルを載せていたし、その評価も高かったので、後継のマツダ3 ではその2.2 XD以上のものが当然載っているだろうという幻想を抱くのでしょう。

しかしこの年次改良後の1.8L XDはCX-8の2.2 XDから乗り換えた私ですら「同じレベル」とは言えないものの、これなら充分楽しいと思えるレベルにあることは間違いないです。

乗り味は硬い

自動車ジャーナリストが言うマツダ3 年次改良版のもう一つ不満点に「乗り味が硬い/ゴツゴツする」というものがありますが、これには同意。

私の場合、タイヤガチャはずれ(と言われる)TOYOのタイヤだったのもあり、乗り味はそのままゴツゴツします。

首都圏で走る限り、そうした場面は少なく、高速の継ぎ目とかぐらいで「ゴツン、、、ゴツン」と感じる程度ですけどね。それでも砂利道とか舗装が悪い場所を連続で乗り越えると「うは! 」と乗員全員が声が出るぐらい。

ここは要改善かな。タイヤ空気圧を減らすと乗り味がだいぶマイルドになるらしいので、次の給油他イングで調整したいと思います。

運転は楽しいし車庫入れは楽

1回だけですが、箱根までいって乗って帰ってきました。

前車となるCX-8は2.2 XD(ディーゼル)でアクセルレスポンスはいいのですが、どうしても「でかく重い車をパワーで引っぱってる」感があり、SUVで背が高いのでカーブでロールはあります。(それでもSUVとしてはロールはかなり押さえ込まれている)

その点、マツダ3 はそのCX-8から乗り換えた事もあって、余計に小型化されて軽量であること、低い着座位置で運転はすこぶる楽しい。車が軽い事を感じられるイメージ。もちろん改良された1.8L ディーゼルが思い通りのトルクで走れることも大きい。山道ではキックダウンする事もありますが、そこは些末な問題で運転自体が楽しいから気にならない。まぁまだ結婚して新婚ほやほやだから難点には目が行かないのかもしれないけど、少なくとも2週間乗って「やべ失敗した」とか「これだけは許せん」みたいな事は全くない。とても快適。

以下我が家のタワーパーキングの車庫ですが、CX-8では「車庫入れが嫌だから運転したくない」とまで言っていた妻が「これは楽。」と言って、自分で週末乗り回すようになった。

結論 : マツダ3  楽しい!

まずはデザインと走りの部分に焦点をあてたファーストインプレッションでした。
ここまで書いてきたので結論は見えていますが、マツダ3 はエロかっこゆくて運転楽しいし満足感高いです。

スポーツカーではないけど、スポーツライクに見え、ハンドルもクイックな印象はありませんが、カーブでロールせず、タイヤが張り付いたように踏ん張ってくれる。オンザレールに近いイメージ。ここはCX-8よりも好印象。

乗り味はゴツゴツ感があって、高級感は伝わってこないのが残念ですが、乗り出し230万円ぐらいがベースの車ですし、ここは価格なりという感じがします。

ですが、全体的には満足。

マツダ3 の1.8L XD(ディーゼル)のエンジンフィールについて、自動車ジャーナリストからも一般的な書き込みとかを見てもネガな情報がたくさんあります。が、、、「感動するほど良い!」とまでは言いませんが、私は普通に大満足出来るレベルにあるので「巷の情報との実際の乖離」を感じました。

100の言葉より実践。気になっている方は是非乗って試してほしいと思います。

マツダ3 に関しては、またいろいろと乗った感想とか、若干いじるのでそのあたりも引き続き書いていこうと思います。

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