【実機レビュー前編】200ドルちょいで買えるミドルレンジ2K解像度タブレット『ONDA V10 Pro』ファースト・インプレッション

中国のタブレット/PCメーカーONDAが発売した10.1インチ 2K解像度Androidタブレット「ONDA V10 Pro 」をGearBest様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。

ONDA V10 Proの特徴

ONDA V10 Proは10.1インチAndroid6.0タブレット。ディスプレイ解像度は2K(2560×1600)と高解像度です。

SoC(CPU)はMediaTek MTK8173で、XiaomiのMi Pad 3のMTK 8176よりは低いですが、Snapdragon625あたりよりは上で、まずますの性能なミドルレンジタブレットとなっています。

スペック的な点以外にも、ホームボタン+指紋認証センサーがあり、置いたまま使うタブレットとしては使い勝手に優れているのも特徴です。

詳しくは以下別途記事にしていますのでご覧ください。

【64GB ROM版クーポン追加】200ドルアンダーでミドルレンジ 10.1インチ2K解像度タブレット『Onda V10 Pro』が発売!

今回は初回ということで、開梱~外観レビューを中心にレビューしてみたいと思います。

ONDA V10 Proにはストレージが32GB版と64GB版がありますが、今回レビューするのは64GB版となります。

主要スペック

  • CPU :MediaTek MTK8173 Quad Core 2.0GHz ( Cortex-A53 x 2 + Cortex-A72 x 2 )
  • RAM: 4GB
  • ストレージ: 32GB / 64GB eMMC
  • ディスプレイ : 10.1インチ  2560 x 1600 2K解像度 IPS液晶
  • OS: Android 6.0
  • バッテリー : 6600mAh
  • カメラ:  フロント2MP/ リア 8MP
  • microSD: 最大128GB
  • WiFi /Bluetooth :WiFi802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.0
  • サイズ: 250×164×9mm / 576g
  • Languages: 日本語あり
  • インターフェース : microUSB x1 、microSD x1,microHDMI, イヤホンジャックx1、DCジャック

開梱

開梱して同梱物を見ていきます。

V10 Proは中華タブでは当たり前のビニール袋に包まれています。ただ布製のベロがあり、取り出しやすくなっています。地味ながらも進化があってちょっとうれしい。

同梱物はマニュアル、microUSBケーブル、ACアダプタです。ACアダプタは日本のコンセント形状と同じなので、そのまま使えます。

ACアダプタの出力は5V/2AなのでUSBと同じ。microUSBでも充電可能なので、どちらか好きな方で充電が可能です。

V10 Proのディスプレイには保護フィルムが貼ってあり、剥がして使えます。(その下にもちゃんと保護フィルムがあります)

外観レビュー

ここからは軽く外観を見ていきます。

ディスプレイ面。横画面で持つと左側、縦にすると下部にホームボタンがあります。

ホームボタンはよく兼任で設定される指紋認証センサーもあります。私はホームボタン大好きなのでタブレットにもあると非常に使いやすくてうれしいのですが・・・10.1インチのタブレットで、縦方向にボタンを配置するのはちょっとどうなのかと。いや、無いよりは遙かに良いのです。けど、10インチオーバーなら横画面で両手で持つじゃ無いですか。実際V10 Proのフロントカメラは”横画面で上部に来るように”配置されているわけですし、ONDAも「横持ちで使うだろう」と想定しているわけです。まぁ両手で持つなら左手でホームを押すという事もできるので、一概にダメなわけじゃないんですが、V10 Proを横向きに置いて使っていると、「ホームに戻る」という行為をするときにどうしても画面下部を見てしまう事が多く、「あ、こっちか」と一瞬迷ってたどり着くので、ほんの少しだけ迷う。ただこれは慣れかもしれないですけどね。

このホームボタンですが、なんといまどき「物理キー」です。ぐっと押し込めてなんだかうれしい。指紋は押し込まなくてもOKで登録した指をタッチするだけでいい。但し最近のスマホのような精度ではなく、ミスることも若干ある。私の感覚で1/3か1/4ぐらいの確率でミスります。

横持ちでこのホームボタンを左側とすると、こちら側の側面にはスピーカーとイヤホンジャック、microSDスロットがあります。

上部側には電源ボタンとボリュームボタン。アップにしたところ。ボタン自体はプラスチックで多少遊びもあり、若干安っぽさも見えます。(事実安いのだから仕方ないのですが) ただ押し心地などは適度にクリック感もあり違和感無く使える。

右側面にはmicroHDMI、microUSB、DCジャック(ACアダプタ接続口)がある。V10 Proは価格的に2万円程度のタブレットですが、この価格でHDMI出力できるようにしているのは好感が持てます。

下部側面にはドッキングコネクタがあります。キーボード自体はGearBestではまだ取り扱ってないようですが、探せば5000円程度で入手可能です。

背面は金属製で恐らくアルミニウム合金でしょう。安っぽさはありませんし、当然剛性感も高く、1万円程度のタブレットと違って華奢なイメージはありません。

ディスプレイ

2560×1600の2K解像度ディスプレイはさすがに美しいです。2Kの壁紙にしてみましたが、うっとりするほどの美麗さ。

ただ、画面の移動、縦のスクロールなど、若干かくつくところはあるので、美しさとのトレードオフなところはあります。

実重量

実重量の計測です。574gと、公式の重量(576g)とほぼ一緒。

ライバルになるであろう、TECLAST T10が543gですから30gほど重い。ただ実際には両手で持つ事が多くなりますし、手に持って使った感覚としても「重いな」と感じる事はありません。

開梱レビューまとめ

今回はレビュー前編として、開梱して外観周りと重さなどを見てきました。

価格は以下の通りで、64GB版で200ドルちょい、32GB版なら200ドルを切る価格で販売されています。この価格を考えれば、2K解像度ディスプレイは美しいし、メタルボディで質感も良くお買い得感は高いです。ホームボタンの位置はちょっと「?」がつきましたが、慣れの問題もあるでしょうし、それよりもボタンがあることでの利便性のほうが高いので不満はそれほどありません。

レビューは後編の「日本語化やベンチマーク、電子書籍リーダーとして使ってみた」編に続きます。

【実機レビュー後編】10.1インチ2K解像度タブレット「ONDA V10 Pro」レビュー! ベンチマークや電子書籍リーダーとして使ってみた

ONDA V10 Pro の価格

記事作成時点の価格ですが、GearBest では64GB版の価格は221.69ドル(約2.5万円)で販売中です。ストレージ容量が少なくても構わないという方は、32GB版なら2万円程度です。

・GearBest.com販売ページ :Onda V10 Pro Tablet PC 4GB + 32GB
・GearBest.com販売ページ :Onda V10 Pro Tablet PC 4GB + 64GB

送料は無料で、お勧めはPriority Lineというオプションで、こちらは5-9営業日で届きます。(Priority Lineも無料です)

セール/クーポン情報はこちらに追記していくので、こちらも併せてチェックしてみてください。

【64GB ROM版クーポン追加】200ドルアンダーでミドルレンジ 10.1インチ2K解像度タブレット『Onda V10 Pro』が発売!

GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。

・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

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