5.5インチ最強スペックスマホ『OnePlus 3T』のレビュー後編です。
前回のレビューはこちら : スペック最強の上質スマホ『OnePlus 3T A3010』レビュー! 開梱~外観チェック編
今回はレビュー後編と言う事で、メモリやストレージの空き容量のチェックなどの基本的な点と、ベンチマーク、そしてカメラ画質を比較し、感想をまとめてみました。
メモリ/ストレージ容量
メモリは6GBも搭載しているOnePlus 3T。そのメモリの空き容量を確認してみました。
Gmailとブラウザ、カメラを起動し、いくつかのアプリを起動/終了させてはいますが、3時間平均で、使用は1.8GB。空きは3.8GBもありかなり余裕です。
またストレージですが、空き容量は53.49GB。
microSDスロットは無いものの、64GBをを搭載しているのでこちらも余裕です。
日本語化
日本語化はデフォルトで対応しています。
ベンチマーク
Snapdragon821搭載ですから、AnTuTuベンチマークも余裕の16万点越えです。
Androidではほぼ最速の部類。
カメラ比較
スマホの中でも相当綺麗な部類に入るHUAWEI Mate9とカメラ画質を比較してみました。
双方ともHDR Onにして撮影し、公平を期すためにMate9はぼけ感がでる「ワイドアパーチャ」を無効にしています。
~近接飯写真~
ファミリーレストランのランチ写真で申し訳ありませんが、撮り比べてみました
■Mate9
■OnePlus 3T
メリハリの利いた写真が撮れています。
ファミレスは結構ライトが乏しいので暗めに映るのが特徴ですが、そんな中でも明るめに撮れています。サラダのグリーン、チキンの焼き加減など、これぐらいで撮れていれば十分で、他人に写真を見せも恥ずかしくない写真が撮れる。中華メーカーとしては、HUAWEIと遜色無い写真が撮れるのは結構驚き。
~風景写真~
■Mate9
少しぼやけたように見えますが、こちらが肉眼に近いイメージ。
■OnePlus 3T
こちらもメリハリがあり、空のスカイブルーが綺麗です。白はより白く、建造物の境界もはっきりとしている。ただ結構見た目より補正されている気がします。以下Mate9写真が見た目に忠実な感じで、「より綺麗に撮れる」のをOKだとするかで評価は変わると思います。ただ多くの人にとって、ぱっと見で「綺麗」と感じる写真に不満は無いと思う。
指紋認証
指紋認証でのロック解除を使わない方も居るかも知れませんが、OnePlus 3Tを使うなら指紋認証を使う事をお勧めします。OnePlus 3Tのホームボタンは、指紋認証を使わない場合、ディスプレイをオンにしている間はホームボタンとして機能しますが、ディスプレイオフの間は無反応です。
しかし指紋認証をオンにしていると、ディスプレイオフでもホームボタンに登録した指紋でタッチするだけで一瞬でロック解除されますのでオススメ。指紋認証の精度と反応は抜群で、押し直しなども殆ど無く違和感無く使用できる。
良い点/いまいちな点まとめ
●Good
- こだわりのある箱、ケーブル等のプレミアム感
- 有機ELディスプレイは発色がよく美しい
- 薄く持ちやすいデザイン
- キビキビと気持ちいい操作性
- 明るくメリハリのある写真が撮れる
●Bad
- カラーやデザインのインパクトがもう一つ
結論から言うと、欠点が見つからない素晴らしい端末です。まず開梱から驚かされます。白い箱を開けると赤い内装色に対してブラックの筐体が映えるギミック。ケーブル、充電器、そのコネクタに至るまで紅白で統一されたこだわり。最初から感じるこのプレミアム感は最近のスマートフォンではずば抜けている。こんなとこに手を抜かず金をかけるところは一気に惚れ込みます。
そして端末自体も有機ELディスプレイは発色が美しいし、本体は薄型で持っただけで、工業デザインとして美しいと分かる。
Snapdragon821というこれ以上ない最新のSoCで、動作もキビキビ。カメラも見た目以上に綺麗に撮れる。
これに何の不満があるかというぐらい、全てが上質です。
これで価格が5万円前後と、恐ろしいぐらいコスパがいい。まさに欠点が見つからない。
あえて不満点を探すとすれば、デザインでしょうか。そもそもOnePlus 3Tのデザイン惚れている方にとっては関係ありませんが、他の端末と見比べて悩んでいるという方の場合、ぱっと見のインパクトはやや乏しく、カラーリングもいかにもメタル筐体の普通のスマートフォンです。OnePlus 3Tは手に取れば良いものだとすぐに分かる感覚的な良さがあるものの、OnePlus 3Tを見て買う事が難しい日本ではなかなかそうもいかず、写真等で見る限りもうちょっとインパクトがあるともっと売れる気がしています。最近ではハイエンド端末でもカラーバリエーションもあり、選択肢が多くなっているので、OnePlus 3Tにあるゴールド/グレイといった一般的な中華スマホ的なカラーだけでないものも期待したくなります。
それでもこんなことは「あえてアラを探せば」というレベルであり、恐らくOnePlusが目指しているものはGalaxyでもXPERIAといった多様性でも無いと思うので、小規模で「この端末の価値が分かる人だけ買って下さい」という路線で良いと思う。つまり欠点はほとんどないわけです。
OnePlus 3Tの価格と購入方法
このOnePlus 3Tですが、価格はGearBestにて525.99ドルというセール価格で発売しています。※価格は記事作成時点GearBest販売ページ: OnePlus 3T 4G Phablet – 6GB RAM 64GB ROM
日本のAmazonでも並行輸入品を販売していますが、62,000円ほどで販売されています。
Oneplus 3T 6+64ギガバイトNFC4G LTEデュアルSIM A3010アンドロイド6.0クアッドコア2.3GHzの5.5インチFHD8+16MP ガンメタル [並行輸入品]
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GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」
関連リンク
・OnePlus 公式ページ :OnePlus 3T
紹介記事 : 『OnePlus 3T』最強スペックで帰ってきた! スナドラ821+6GB RAM+5.5インチフルHD+カメラも強化されて5万円台!