バッテリーが発煙・燃える・爆発するといった現象が世界中で報告され、全台数リコールというスマホ界始まって以来の大規模リコールを実施したSamsungのGalaxy Note7。
しかし既報通り、Galaxy Note7は世界中で販売停止、そしてついに廃盤と、発売から僅か3ヶ月程度で目まぐるしく状況は変わりました。
Galaxy Note7は販売・製造一時停止! 使用者には更に利用停止を呼びかけ
発売数ヶ月前から楽しみににし、ほぼ発売日に注文し、「爆発の可能性がある」という点以外は、私の欲しいものを全て兼ね備えていたGalaxy Note7は残念な結末になりました。その結末としては「返金」という処理。
Samsungシンガポールでは返金の発表はありませんが、Samsung日本法人でも返金対応を既に受け付けてくれると言う事で、手続きをすることにしてみました。輸入品にも関わらず国を超えて対応してくれるのは助かります。
海外やオンラインでお買い求めになった「Galaxy Note7」(日本未発売)をお持ちで日本国内でご利用の方は、交換前・交換後に関わらず電源をお切り頂き、購買された海外等のお店にご連絡をして頂くか、弊社カスタマーサポートセンターまでご連絡を頂きますようお願い申し上げます。
Samsung日本法人 : 海外やオンラインで販売された「Galaxy Note7」について
Samsung日本法人 返金対応窓口
Samsung日本法人のサポートセンターに電話し、「その他お問い合わせ」で直接担当者に繋いでもらう。
Galaxyカスタマーサポートセンター(日本国内)
0120-363-905 (9:00 – 20:00)
そこで「Galaxy Note7の返金の手続きを・・・」と言うと、専用の担当の方に引き継がれます。
ただ現時点では非常に混雑しているのか、折り返しの電話となり、1時間半後にコールバックして頂きました。
返金までの流れ
- カスタマーサポートセンターで、IMEI/住所/郵便番号/電話番号/名前などの確認。あとは購入日と購入経路を確認される。ETORENなどと回答すればOK。
- 電話受付後1-2営業日後にサムソンから「返送キット」を発送する。
- 返送キットが届いたら、端末、同梱品一式、返金同意書、購入証明(レシート等)を返送キットに入れる
- 返送キットに同梱されている「着払い伝票(佐川急便)」を使い、サムソンに返送
- 全ての確認が取れ次第2週間前後で指定口座に返金
ざっとこのような流れとなります。私は手続きのみでまだ1の段階が完了しただけ。
電話手続きは非常に淡々と「確認作業」を進めていき、5分程度で完了します。販売経路も「イートレンから買いました」と言うと「あー分かりました」とスムーズでした。また私の場合、知人分のも合わせて2台申請して、両方ともリコール対策品でしたが、そのあたりはリコール前だろうが後だろうが大丈夫との話でした。
またレシートですが、機種名と金額、ショップ名(私の場合はETOREN)が書かれているものが必要との事。
ただETORENの場合、この全てが揃っているものはショップからのメールしかなく、メールだとドルで書いてあるのでそれでもいいのか?と聞くと、クレジットカードの明細もあれば添付して欲しいとの事なので、それと合わせて添付することになりました。
とりあえず準備だけはしつつ、返送キットを待つばかりです。
Noteシリーズ愛好家としては残念
Galaxy Note3から始まり、Edge、Note5,Note7と乗り換えてきた私としては、Note7の廃盤という結末は本当に残念。これで「内蔵Sペン」という最高のメモツールが現行機ラインナップから無くなってしまった。
もし爆発を回避する方法が分かり、ソフトウェアアップデートや再度のリコールなど対策があるのであれば、喜んで受けていました。
しかしそれも完全に道が閉ざされました。
そんな私のようなNoteシリーズ愛好家はマイノリティでしょうが、Samsungには今回の件で深く深く反省と検証・研究をして頂き、堂々とGalaxy Note8を来年発売してくれることを願います。
関連リンク
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