ロボット掃除機「ROIDMI EVA」実機レビュー~12ニュートン加圧床掃除で床さらっさら&ごみ自動収集でゴミ捨ても数ヶ月に1回で人間を掃除から解放してくれる時間を買えるアイテム

12ニュートンでの加圧床掃除、水拭き、ごみ自動収集、モップ洗浄と乾燥まで全てが全自動のロボット掃除機「ROIDMI EVA」を使ってみました。

ROIDMI EVA の主な特徴

いままで加圧式のモップを装着したロボット掃除機はありましたが、ゴミの自動回収等の最高峰機能が合体したロボット掃除機はなかなかありませんでした。

 

ROIDMI EVAはゴミの自動回収に更に12ニュートンの圧力で回転モップを床に押しつけて床磨きができる仕様で、2つの回転モップで【モップの洗浄・すすぎ・乾燥まで全自動】で磨き上げます。一般的なロボット掃除機とはここが大きな違い。

モップ掛けがただの濡れた布でさらっと拭き上げる程度ではなく、圧力をかけて拭きながらモップ洗浄して常に綺麗なモップで床掃除をしてくれます。

そんなわけでゴミ掃除も床磨きもトップレベルのロボット掃除機となっています。

ROIDMI EVAはただいまMakuakeでクラウドファンディング中ですが、事前にお借りしてのレビューです。

開梱物と外観

箱を開けて中身を確認。

同梱物はベースステーション、電源ケーブル、回転モップパッド予備x2(2つは既に本体に装着済)、サイドブラシ予備1、予備紙パックx4、マニュアルです。特に紙パックは予備x4は有り難いですね。紙パック予備が4つあれば、1つ1ヶ月で交換としても5ヶ月はいちいち買い足さなくて良いですしね。

また、ベースステーション内部にクリーニングブラシも装着されていました。

ロボット掃除機が入る所はこのようになっていて、奥でモップパッドをクリーニングしつつ水洗いと最後には乾燥までしてくれるようになっています。

水拭きステーションの上部を開けると、タンクが2つ。真ん中にゴミ収集されたものが格納される紙パックが装着されています。
タンクは左がモップ洗浄した汚水が入るタンクで、右のブルーが綺麗な水を入れておく清水タンク。蓋にはクイックスタートガイドがあり、メンテナンス方法などが書かれていて困ったらここをみれば良いのは有り難いですね。

マニュアルは丁寧な図解もあってとても分かりやすい。初めてロボット掃除機を使う人にとってはこうしたしっかりとしたマニュアルは有り難いでしょう。

本体は最近では一般的な形状で、ポコッと出ているレーザーセンサーが赤く特徴的。

上から見ると、ホワイトxブラックのシックなカラーリングです。

上部の蓋を開ければダストカップが現れます。但し掃除後はこのダストカップの中身は全てベースステーションに吸い上げられてしまうので、殆どこのダストカップを確認することはないでしょう。

背面に回転してゴミを吸引口に寄せるサイドブラシと、2つのモップパッドが付いています。

モップパッドを外せば通常のロボット掃除機の掃除モード、取り付けるとモップ掛けモードに自動的に変わります。

真ん中の回転ブラシは簡単に取り外せるので、メンテナンスは容易です。

WiFi接続でアプリを使うとより便利に

WiFi接続しなくても使えますが、スマホアプリを入れたほうが格段に使い勝手が良くなります。

アプリはROIDMIか、Mi Home(Xiaomi Home)が使えます。、Google Pay(Playストア)にApp Storeで検索してインストールしておきます。どちらのアプリでも使えるようですが、今回はROIDMIの純正アプリにしました。

あとはWiFiを繋いでスマホアプリと連動させるのですが、WiFiは2.4GHzだけが対応していますので、そちらのアクセスポイントを使いましょう。WiFi接続が完了すると上記の右のように、ROIDMI EVAが認識します。

こうしてWiFiでアプリとROIDMI EVAを接続すれば、床拭き時の水量、掃除モードの吸引力、禁止エリアの指定、掃除のスケジュール/タイマー、等の細やかな設定ができるようになります。また掃除中でもアプリでどこを掃除したのかも確認できます。消耗品の状態まで確認できるようになるので、WiFi接続しなくても使えるものの、これは絶対に使うべきでしょう。

掃除能力を試す

ROIDMI EVAにまずは掃除モードで使ってみました。

我が家にあるルンバ960と比較すると圧倒的に静かです。ただ絨毯とか畳を検知すると吸引力を上げてハイパワーモードになりギュイーーンと結構な音を出します。ただこれは昨今の他のロボット掃除機と同じです。

段差の乗り越え能力はとても高く、リビングや畳に敷いてあるラグは余裕で超えます。

高さはわずか106mmしかないので、ソファーの下などにも余裕でくぐって入り込み、お掃除をしてくれます。

掃除能力いわずもがなという感じで、抜群。ちょっともったいないですが、紙パックを開けて確認してもみましたが、2日間の掃除でどっさり取れています。体感ですがいつも使っているルンバ960よりも多く取れていますし、少し重量がある猫砂などもしっかりとかき込んで取ってくれています。

このゴミが1ヶ月は余裕で紙パックに溜め込めるので、本当にロボット掃除機に触ることは少なくなり、ほぼ放置でいいのが凄すぎます。

水拭きモップ掛けで床はツルツル

ROIDMI EVAの強みはなんといってもモップ掛けです。まずは水拭きステーションにあるタンクにモップ洗浄用の水を指定線まで入れます。

あとは水拭きモップを取り付ければモップ掛け開始。

12ニュートンで拭き上げるモップ掛けは非常に強力で、押しつけて回転している為、ROIDMI EVAの通過後は床がピカピカに。一般的ロボット掃除機によくある「モップ濡らしてさっと拭き掃除」といった簡易的なものではなく、しっかとり磨き上げてくれるからピカピカです。また10分ぐらい磨いて「モップ洗浄の為ステーションに戻ってモップを洗浄します」的なメッセージを流して、ベースステーションでモップを綺麗にし、また掃除を再開します。これにより常にモップが綺麗な状態で床磨きをする為、掃除後に床が乾くと足の裏で「ツルツルじゃないか」と感じる事ができます。ここは水拭きロボット掃除機とは段違い。

ちなみにアプリでモップ掛けと掃除の進入禁止を全て指定が可能。以下スクショの左は普通に掃除モードの際、右がモップ掛け禁止エリアを指定して、モップ掛けをした場合です。ちゃんと立ち入り禁止区域に入らずに、家中を掃除/モップ掛けしたことが分かりますね

モップ掛け完了後にベースステーションのタンクを確認すると、汚水を確認できます。
こんなにも汚れていたのかと愕然とします。

総括

ROIDMI EVAを2週間ほど使ってみた感想としては、、、もうね、クイックルワイパーみたいなので床掃除するのがバカらしくなるレベルです。
しかもTV台の下やソファー下など、スティック型のモップ掃除では実際には手が届きづらい部分とか物をどかしてやる手間というのを考えると、圧倒的にROIDMI EVAに分があります。

ROIDMI EVAは10万円ぐらいの製品ですが、普段の掃除に加えモップ掛けからも永遠に解放されるなら10万円も安いと思ってしまいます。

掃除機能自体も手持ちのルンバ960よりも上だし、ゴミも毎日捨てずに済むし紙パックで1ヶ月は余裕でゴミ捨て不要。まさしく人間を掃除から解放してくれるアイテムです。

使用感で唯一難点を挙げるとすれば、それはモップの片付け場所が欲しかった点。
モップを付ければモップ掛けモード、外せば普通に掃除モードになるのですが、せっかくベースステーションがあるなら、外したモップを乾かしたり、保管しておく場所があれば最高でした。うちは100均でちょうどいいプラケースみたいなのがあったのでそこに置いてましたが、10万円の製品に100均プラケースはさすがに似合わない。

と言っても不満はそれぐらい。

10万円は高いとは思いますが、それでも掃除とモップ掛け作業を人間から解放し、ゴミ捨ては1ヶ月に1回でいいとなれば、ROIDMI EVAに触ることもなくほぼ掃除という作業を頭の中からも解放できるわけです。そうした精神的、時間的な恩恵を考えればこの価格はむしろ安く感じてきます。

価格 とキャンペーン

前述のようにROIDMI EVAは、Makuakeにてクラウドファンディング中です。
既にゴールを達成していますので、出資=購入となります。

一般販売は130,000万円を予定しているので、既に23%オフです。

興味のある方は、Makuakeのクラウドファンディングをチェックして見てください。

Makuake :  ROIDMI EVA  ロボット掃除機

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