自腹レビュー! ルンバ960が賢すぎて頼もしい~ロボット掃除機の中では間違いなく最高! 開梱~外観チェック編

iRobot ルンバ960 を買ってしまいました。ルンバ960 iROBOT レビューと言うのも愛用していた韓国モニュエル製の「クレモンMR7780J」がほぼお亡くなりになったから。モニュエル ロボットクリーナー クレモンMR7780J-R倒産した会社のロボット掃除機買ってみた!『クレモンMR7780J-R』レビュー!任せられるっていいわ

クレモン自体には非常に満足してました。中国メーカーの1万円前後のロボット掃除機よりは遙かに賢いし、丁寧に掃除をする良い子でした。

しかし、前は乗り越えられていた3mmほどのラグの段差を乗り越えられなくなりエラーで止まる。ついには段差関係無く突然フローリングの上でエラーで止まる。結果、出かける時に掃除させておいても、どこかでエラーで止まっているので、掃除が完了しないし、そもそもどこまでやれているかも分からないので使い物にならなくなっていたのです。

上記記事の通り、そもそもモニュエルは倒産しており、それを承知した上で買っていて1年経過しているので無償修理は不可。もともと1万円そこそこで買ったものなのでわざわざ有償修理も意味が無いですし。購入価格を考えれば充分元は取れたので満足ですけどね。

しかし、代替機が必要になったわけです。クレモンの時はほぼ初めてのロボット掃除機という事で、安価でとりあえず使えるものという感じで選びました。ただいろいろと1年使ってみて思ったのは「我が家のロボット掃除機の性能要求」として以下の点があるということ。

  • 3-5mmの段差で止まらないもの
  • 回転ブラシが強いもの
  • 保守パーツが手に入りやすくメンテが容易なもの
  • 玄関の段差に落ちないもの

我が家は絨毯はないものの、一部ラグが敷いてあり、そのラグを引きずったり押し込んだりしてトラブらないものが必要。もちろんそういうのを含めて乗り越えてきちんと掃除できるものが必要。2点目の回転ブラシはクレモンでは鬼門で、使用1ヶ月でブラシ全損。予備含め全てのブラシが壊れ、接着剤等でブラシを直しながら使ってましたが、とうとう3ヶ月後からはブラシ無しで掃除させてました。これが3点目にも繋がりますが、保守パーツが手に入りやすいのが必須。結局ブラシが手に入らず修理しつつという化なさい使い方はもう嫌です。

最後の玄関の段差に落ちないというのは、バーチャルウォールでも代用できるのですが、それはTV台下とかに入らないように使いたいのです。バーチャルウォールを買い増しても良いんですが、ロボット掃除機下側にもセンサーがついてて、落下しないように動いてくれるならそれがベストです。

と、そんな過去1年の反省から選んだのが「iRobot ルンバ960 」でした。

今回は第一回目のレビューという事で早速開梱と外観チェックレビューしていきたいと思います。

ルンバ960の主要性能

ルンバの製品群は、ルンバは900/800/600というシリーズがあり、900シリーズは980と960がある。このルンバ960は上から2番目の性能。

960と980の違いは、主にカーペットブーストと呼ばれる機能に起因するもので、その機能の有無が主な差なのと、駆動時間が960が75分、980が120分と55分も違う。ただロボット掃除機が75分も掃除すれば基本的にはマンションは楽勝です。価格も980になると2-3万円は高いし、我が家にはカーペットも無い事から960にしました。

サイズ 最大幅353mm × 高さ92mm
重さ 約3.9kg(バッテリー含む)
電源方式 充電式リチウムイオン電池(充電時間:約3時間)
稼働時間 通常清掃時/最大75分 ※1、※2
稼動面積 最大112畳(185m²)

ただこれだけなら800/600シリーズでもいいのですが、私が重視したのは「iAdapt(アイアダプト)2.0 ビジュアルローカリゼーション」という機能。カメラで地図を部屋の作成して掃除した箇所をマッピングしながらチェックしていくので、「掃除し残し」が無い。ルンバ960 iROBOT レビュールンバ960 iROBOT レビュークレモンも確かに賢いのですが、やっぱり掃除残しは結構あったんですよ。なのでこういう一歩進んだ機能が欲しかったのです。

ルンバ960の 開梱

早速ルンバ960を開梱していきます。韓国・中国メーカーのロボット掃除機はいろいろと触ってきましたが、初めての高級機・ルンバに期待が膨らみます。ルンバ960 iROBOT レビュー箱を開けるとルンバ960の本体がドンと鎮座している。さすがは高級機。重厚感があります。
ルンバ960 iROBOT レビュー同梱物は、マニュアル、バーチャルウォール、ホーム ベース、予備のブラシとフィルターがある。ルンバ960 iROBOT レビューマニュアルは当然日本語且つ図解があり、非常に分かりやすい。ルンバ960 iROBOT レビュー

外観チェック

ここからさくっと外観チェックしていきます。ルンバ960の正面にはメインの「CLEAN」ボタン、あとはホームに帰る「DOCK」と特定ポイントを掃除するモードの「スポット」ボタンがあります。基本的にはCLEANボタン以外使わないと思う。またそのCLEANボタンも、触らない可能性も高い。960はスマホからの指示も出来ちゃうので、掃除開始・終了まで一切ルンバ960に触らない事も可能なのです。ルンバ960 iROBOT レビュー真ん中のへこみにはカメラがある。ルンバ960 iROBOT レビューiRobotのロゴ部分は可動式の取っ手になっていて、片手でも持ちやすい。でもこうやって持たなければならない事態にならないことが一番なんですけどね。ルンバ960 iROBOT レビュー背面。赤い部分がダストボックス。ルンバ960 iROBOT レビュー感心したのはこの回転ブラシ。ブラシが抜けないように縫ってあるんですね。クレモンでどれだけこのことで苦労したことか・・・。さすがは高級機。ルンバ960 iROBOT レビューダストボックスは正面から引き出せるようになっている。ルンバ960 iROBOT レビュー引き出した後にフタを開けるだけでゴミが捨てられるので簡単。ボックス自体の形状も複雑ではないので、ゴミ箱の上でさっと振ればだいたいのゴミが捨てられる。いくつかロボット掃除機を使ってきて思うのはこういう形状も結構大事で、なかなかゴミが落ちなくてイライラするものも過去にはありました。毎日捨てるのでこういうイライラ感が少ないってのはかなり重要。ルンバ960 iROBOT レビューフィルターも簡単に掃除や交換が可能。至れり尽くせりでさすがはiRobotだなぁと感心しまくり。ルンバ960 iROBOT レビュー

ざっと開梱から外観もで紹介してきましたが、あまりにも長くなるので今回はここまで。
レビューは【自腹レビュー!  ルンバ960を実際使ってみた編】に続きます。

iRobot ルンバ960の価格と購入方法

このiRobot ロボットクリーナー ルンバ960は、Amazonでは約8.6万円という価格で発売しています。※価格は記事作成時点iRobot ロボットクリーナー ルンバ960・amazon販売ページ : iRobot ロボットクリーナー ルンバ960

楽天市場でも概ね同価格ですね。
・楽天での価格: 価格が安い順で価格表示

ロボット掃除機としてはハイエンドなので価格的にはちょっと高いのですが、買って後悔するようなロボット掃除機ではありません。ただロボット掃除機を初めて買うという方の場合、いきなりこの機種を買ってしまうよりは、ある程度安い機種で「ロボット掃除機ってこういうものなのか」と分かってから買う方が良いと思います。あまり複雑ではないシンプルな部屋なら、下位機でも充分です。我が家のような家具があり、一部ラグが敷いてあったり、ペットが居て、細かい毛などもしっかり掃除したいなら高級機、そうでないなら600シリーズでも恐らくは充分満足できるかと思いますよ。そのあたりの機能差は、iRobotのホームページに一覧表になっているので確認しておくと良いでしょう。

・iRobot公式ページ :https://www.irobot-jp.com/roomba/index.html

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