タイに行くならSIMカードは事前購入したほうがいい? メリット/デメリットと実際の速度を使ってみた

海外に行くとなると、一つ面倒なのがSIMカードの用意

私はこの夏はタイに行ってきたのですが、タイ国内のカウンターで購入するか悩みましたが、到着後はなにかと慌ただしいので、事前に購入したプリペイドSIMカードにしました。私的にはこれがオススメ。
というのも以前マレーシアに行った際はカウンターでSIM入れ替えしてもらったのですが、家族4人の日本のSIMをごちゃごちゃにされて後で面倒なことになったので、最近は日本で事前購入して行くようにしています。こちらのほうがなにかと便利でストレスが無いのでお勧めです。

事前購入プリペイドSIMカードのメリット/デメリット

事前購入するメリット/デメリットをまとめてみました。

-メリット

  1. 現地カウンターで英語等で意思疎通が必要無い
  2. 現地到着後、すぐ使える為、時間節約
  3. 現地価格と大して変わらない

-デメリット

  1. SIM設定を自分でやる必要がある
  2. シングルSIMの場合、取り外したSIMカードを無くさないよう管理が必要

メリット①現地カウンターで英語等で意思疎通が必要無い

タイに行って帰ってきて、メリット①~③は非常に大きかったですね。私は日常会話程度の英語はできるのでカウンターで契約しても困らないですが、そういうのに慣れていない方は事前購入をオススメします。特にタイの英語は聞き取りづらく普通の英会話とは違うので、意思疎通という面でもかなり精神的なタフさが要求されたりします。(空港なので話せなくても大抵は大丈夫でしょうが、トラブルや確認が入ったときがいやですよね)

また冒頭にも書きましたが、家族4名一気に対応させると、日本のSIMカード4名分をごちゃごちゃにされた経験があり、日本に戻った際に「どれが誰のSIMか」を判明させるのにとても手間が掛かり、それ以来「自分でやったほうが確実」と考えるようになりました。

メリット②現地到着後、すぐ使える為、時間節約

また時間的にも家族4名分を一気にするとなると正直時間も掛かります。ましてやカウンターが混んでいたら、せっかく異国にきたのにそれだけで萎えます。

デメリット①と表裏の関係となりますが、慣れない人にとって最大の手間となる【SIM設定】を自分でやれれば時間節約になります。私は慣れていますのでメリットですがが、やったこと無い方は敷居が高いかも知れません。(私の妻などはSIMカードを出すだけで恐れを抱いていましたし)

しかしSIMの設定方法はネットにいくらでも情報があるので、基本的に簡単な部類の設定です。そしてマニュアルはありますので記載どおり設定すればOKです。一度やってみれば「ああこんなことか」レベルの事です。後に書いていますが実際はタイの事前購入したSIMカードは設定不要でした。

最近のスマホはデュアルSIMのため、日本の主契約としてSIMカードが1枚しか入っていない方は、海外用のSIMカードを2枚目として入れることが可能です。事前に設定しておけば、渡航先に着いたらSIM設定を切り換えるだけですぐ使える様になります。

但しシングルSIMの場合は、海外SIMカードと入れ替えとなるため、カード自体を無くさないよう注意が必要です。(私の場合は、小さいジップロックに入れて日本国内用の普段の財布の小銭入れにしまっていました)

メリット③現地価格と大して変わらない

価格も私は楽天で購入しましたが、15GB/8日間/タイ国内通話50バーツ付で1500円くらいでした。
タイ国内で契約しても、同条件だとAISという最大手で300バーツぐらいなので1200円とほぼ変わらない価格です。

滞在期間にもよりますが、15GB/8日間なんて使い切らないほどで、データ容量でみると2-3GB程度でしたので、容量を絞れば1000円以下というのも販売しています。

どこの携帯キャリアメーカーを選ぶ?速度は?

タイにはAIS、TrueMobile、DTACと3社があります。
DTACとTrueMobileは合併しましたので、実質AISかTrueMobile(合併後はTrueという名称)の2択。

私はAISにしましたが、通信速度はAISならバンコクで時間帯にもよりますが20Mbps~40Mbpsぐらい出ていました。
朝一のラッシュ帯でも15Mbpsぐらいは出るので余裕でしょう。
Trueは、ドコモのahamoのローミングサービスをしたらDTACに繋がっていたので、計測したところだいたい30Mbpsぐらいでていますので、概ね同じぐらいの為、どちらを選んでも変わらないと思います。
*あくまで1週間滞在時の体感

タイ向けSIMカード設定は簡単

私が購入したプリペイドのSIMカードには、SIMカードと、SIM取り出しピン、そしてマニュアルが同梱されていました。

マニュアルは日本語もあり親切。
AISの場合、SIM設定もユーザー名/パスワード空欄でOK。そのため設定不要でした。調べて見るとTrueの場合はユーザー名/パスワード共にTrueと入力する必要があり、設定は一応必要です。

と言う事でAISはSIMカードを入れてスマホを再起動するだけでタイ国内ですぐに使えるようになりました。デュアルSIMの場合はSIM1を日本用とすると、SIM2に切り換えるだけでOKです。

まとめ : タイに行くなら事前購入がオススメ

タイに旅行に行く際のSIMカードについてまとめてみましたが、結論から言うと事前購入のメリットはかなり大きいです。

試してみれば分かりますが、SIMカードなんて自分で簡単に交換できるので、やったことが無いという方でもトライしてみれば意外とすんなりといけるはずです。とりあえず事前購入で試して、空港着いて「だめだ使えない。設定も良く分からない」となったら、最悪空港の携帯キャリアカウンター行って、そちらで契約しちゃっても良いでしょう。たかだか1000円強ですからね。

こんなのどちらも面倒くさいという方は、海外用WiFiルーターを借りるか、いま日本で使っているスマホの携帯キャリア(docomo/au等)でやっている国際ローミングサービスがありますが、ahamo以外は割高の為オススメしません。

ahamo は、”無料”でローミングサービスが使え、契約した20GBデータの容量範囲内で海外でも使えます。(但し通話とSMSは有料なので注意)

関連記事

コロナも落ち着き、海外旅行に行く方も多いと思います。 そんな中、ちょっと面倒なのが、スマホのネット回線確保で、現地でのSIMカードの購入と設定は"面倒くさいなぁ"と思うところ。 その点、ahamoと契約していれば、SIMを入れ替[…]

ahamo

個人的には、事前購入したプリペイドSIMカードのほうが「国内」「国外」で使い分けが分かりやすくて良いと思います。

最新情報をチェックしよう!