中国のスマートフォンメーカーのUMIDIGIから低価格帯スマホ「UMIDIGI A3S」と「UMIDIGI A3X」が発売されました。
エントリー向けスマホながらLTE B19等3キャリアプラチナバンド対応。価格も余裕で1万円以下です。
UMIDIGI A3S / A3Xの主な特徴
UMIDIGIのAシリーズはエントリークラスのスマートフォンシリーズで、既にA3にはA3とA3 Proと2製品が発売されていますが、それがちょうどA3SとA3Xに置き換わる形です。
A3S/A3X共に外見はA3/A3 Proとほぼ同じですが、性能面でリフレッシュされました。
A3のディスプレイは5.7インチ HD+で解像度は1440×720のHD+。A3Xは同じく5.7インチHD+ですが、幅広タイプのノッチがあるので1512×720の解像度となります。この関係はA3/A3 Proと変わらずです。
SoC(CPU)はMediaTek Helio A22 MTK6761。A22のはAnTuTuベンチマークで概ね6万点越えあたりで、私が以前計測した同じSoCのA1 Proは4.5万点程度でしたから、エントリー機としてはややパワーアップしました。
メモリはA3Sが2GB、A3Xは3GB。特にA3Sの2GBはギリギリという感じがしますが、このあたりは価格を最重要視した為でしょう。ストレージは共に16GB。
microSDもサポートされ、256GBまでOK。更に3スロットなのでSDは単独使用可能です。
リアカメラはダブルレンズで16MP + 5MP。メインの16MPは絞り値 F2.0で、フロントカメラは13MPの同じくF/2.0。暗所に強いわけではないので、ある程度利用シーンは限定されますが、低価格スマホの割にちゃんとボケモード(ポートレート)もサポートします。
バッテリー容量はA3Sが3950mAh。A3Xが3300mAh。重さはA3Sが197gでA3Xが184gと、ロースペック版のA3Sのほうが13gも重い。5.7インチのスマホで200gをギリギリ切る形なのは「ずしっ」とした重みは感じそうです。
対応周波数帯は日本の3キャリアプラチナバンド対応。
3G: WCDMA B1/2/4/5/6/8/19
4G: FDD: b1/2/3/4/5/6/7/8/12/13/ 17/18/19/20/26/28
TDD: B38/40/41
背面はガラスパネルで安物感が薄そうなデザインです。
A3S/A3Xの価格は定価はそれぞれ79.99ドル、93.32ドルとなっていて、セールやキャンペーンでより価格が下がります。A3Sはメモリ2GB、ノッチすらない黒帯ディスプレイ、197gと重い点を考えると、A3Xの方がオススメです。しかも価格差が14ドル程度=約1600円なので、バッテリー容量の差以外でA3Sを買う理由は薄いでしょう。
主要スペック
価格
Banggoodでプリセールがスタートしました。
A3Sが69.99ドルで日本円では約7,700円。但し初期300台を超えると79.99ドルになりますので、欲しい方はお早めに。Banggood販売ページ
またA3Xも発売となっています。79.99ドルとリーズナブル。こちらも同様に最初の300台のみの価格となっています。
関連ページ
・公式サイト : UMIDIGI A3S / A3X
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