中国のPCメーカー BeelinkからRyzen7 3750H搭載のミニPC『Beelink SER3』が発売されています。
以前紹介したNucBox4と同様にRyzen7 3750HとRyzenの3世代目を搭載したハイパワーPCです。
Beelink SER3ミニPCの特徴
BeelinkのミニPCは比較的廉価なCeleron機が多くありましたが、最近はRyzenやCore i3あたりを搭載するなど、ハイパワーながらも割安感のある製品を出すようになりました。
このSER3はBeelinkのミニPCの中ではハイエンドで、CPUにRyzen7 3750H 4コア8スレッドの最大4.0GHzを搭載しています。
このRyzen7 3750HはPassMarkのベンチマークスコアでは約8400点で、比較対象としては第10世代のCore i5 1035G4あたりが8300点でほぼ同一レベルにあることが分かります。
Ryzen7 3750Hのこのスコアであれば、ハイエンドGPU搭載が前提のゲーム以外であれば、様々な用途でもサクサク動くのは間違いはずです。
RAMは8GB/16GBで最大は64GB。ストレージは256GB/500GB PCIe SSD構成があります。換装すれば最大2TBまで使えます。
内部構造はこのようになっていて、2.5インチのHDD/SSDが追加で増設できますし、大型のヒートシンクとファンが付いているのが分かります。
拡張ポート類は他メーカー製品と差異はあまりありませんが、充分レベルに豊富です。
- RJ45 LAN (1000 M)イーサーネット(有線LAN) ｘ1
- USB 3.0 x4
- USB Type-C x1 (フル機能)
- HDMI x2
- 3.5mmイヤホンジャック
映像出力はHDMIx2とフル機能のUSB Type-Cがサポートされているので、最大3台のマルチディスプレイも可能です。
筐体はメッシュになっていて放熱性も良さそうですし、BeelinkロゴのあたりのAMD/Ryzenのシールもかっこよく見えますし、全体的にミニPCとは言えスタイリッシュです。
価格は8GB+250GB構成で4.7万円ほど、16GB+500GB構成で概ね5万円台後半ですが、Ryzen7 3750H搭載でWin10プリインストールされて5万円前後という価格は正直安いです。
主要スペック
| 製品名 | Beelink SER3 |
|---|---|
| ディスプレイ | – |
| CPU | AMD Ryzen 7 3750H 4コア/8スレッド Max 4.0GHz |
| GPU | RADEON RX Vega 10 |
| メモリ | 8GB/16GB *最大64GB |
| ストレージ容量 | 256GB版 / 500GB M.2 2280 PCIe(NVMe) SSD *最大2TB SATA 2.5インチHDD/SSD増設可 |
| OS | Windows10 |
| カメラ | – |
| ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 |
| インターフェース | RJ45 LAN (1000 M)イーサーネット(有線LAN) ｘ1 USB 3.1 x4 HDMI2.0 x2 3.5mmイヤホンジャック USB Type-C x1 |
| バッテリー | – |
| 重量 | 339g |
| サイズ | 126*113*40mm |
価格
Banggoodでは8GB+256GB版が約4.7万円で発売中。(記事作成時点の価格)
日本で使うならプラグは「US」を選択しましょう。
最新価格は以下よりチェックして見てください。
Banggood 販売ページ : 8GB+256GB版 / 16GB+512GB版
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