たった5.7万円で調理家電なんでもござれ「EBL ポータブル電源 MP1000」実機レビュー!最高出力1000Wだから電気コンロも製氷機もPC/スマホ充電も余裕でいちいちワット数計算が要らない余裕度が素晴らしい

270000mAh/999Whもの大容量/大電力出力ができる「 EBL ポータブル電源 MP1000」を使ってみました。

1000Wあるので、外でキャンプ風にカレーを温め製氷機で氷を造り快適にドリンクを堪能できるなど、やはり余裕のあるワット数を備えたポータブル電源は最高です。機能的にも100V電源、シガー、USB PD、ワイヤレス充電等々、ほとんどフル装備で現時点では理想的なポータブル電源です。

主な特徴

EBL ポータブル電源 MP1000は、大容量270000mAh (999Wh)で純正弦波を採用した多機能ポータブル電源。
1000W対応ながらも8.5kgと軽量なのが大きな特徴です。サイズも500Wぐらいのポタ電と変わらないサイズとなっています。

1000W出力までサポートするので、炊飯器や電気コンロ、扇風機、プロジェクター、冷蔵庫等、かなりの幅の家電が使え、USB PDは60W出力、最大10Wのワイヤレス充電、シガー12Vもサポートします。

充電も付属のACアダプターで150W充電が可能で、シガー経由なら100W、ソーラーでも12V-26Vの最大150Wの大電力充電が可能です。

容量 270000mAh/1000Wh
定格出力 1000W(瞬間最大2000W)
出力波形 純正弦波
サイズ 約290*202*202mm
重量 約8.5kg
AC充電入力 100-240V/150W
ソーラー充電入力 12V-26V (最大150W)
シガーソケット入力 12V/10A
AC出力*2 110V±10%/60Hz
DC出力*2 14V/8A
USB-A出力*3 QC3.0/18W
USB-C出力*1 PD60W
シガーソケット出力*1 14V/8A
ワイヤレス充電器*1 10W
充電温度範囲 0 ~ 40°C
放電温度範囲 -10 ~45°C

*EBL様よりお借りしてのレビューです。

開梱と外観

同梱物はACアダプター、シガー充電ケーブル、ソーラーケーブル、マニュアルとなっています。各充電ソース毎にケーブルが添付されているので、あとは繋ぐだけとなっているのはとても助かります。

マニュアルは図解入りで非常に細かく書かれていて、分かりやすい。

前面はこのようにボタンと入出力系統がまとまっています。

右上が充電系でACアダプターとソーラー、真ん中上部には液晶面、左下はシガー、真ん中下がUSB端子、右下は100Vコンセント2口と用途毎にまとまっています。

充電はACアダプターで充電しましたが150Wでがっつり急速充電されます。ただ満充電まで8-9時間ほど掛かりました。

上部にはLEDライトが備えられています。キャンプでテーブルまわりを照らしたり、車の中に置いて夜間照明としても使えて便利そう。

上部にはワイヤレス充電機が備わっています。USBボタンを押して有効にしておけば利用可能です。
スマホやイヤホンなどのQiワイヤレス充電に対応した機器を置くだけで充電してくれるので便利。

使ってみた

さっそく外に持ち出して使ってみました。

潮干狩りしたあとにカレー食べたい、またあっついので冷たいドリンクも飲みたい。そんな自分のわがままにトライしてみました。
とりあえず製氷機を持ってきたので、少し時間が掛かる氷を先に生成してみます。

製氷機自体は120wなので、このポタ電でなくてもOKですが、1000Wの余裕を試すなら調理器具も併用していく時です。カレーを温める為に、電熱コンロでお湯を沸かします。こちらは湯を沸かすためにかなりの電力が必要です。

私の愛用しているコンロは「dretec(ドリテック) 一人用 IHクッキングヒーター」で、こいつは100W~800Wまで出力調整が可能です。つまり火力調整ができるのですが、お湯を早く沸かしたければ当然ワット数は高い方が良いのです。しかし私の手持ちの500Wのポタ電だとやはり時間掛かるのですが・・・EBLのこの1000Wポタ電なら、700Wにしても余裕です。お湯は5分くらいで沸きますね。

製氷機と併用しても700-800W程度なのでまだ余裕があります。

湯を沸かしている間に、製氷機のほうも氷がしっかり出来ていました。

製氷機はほったらかしでOKなので、カレーとレトルトご飯の湯煎加減だけ見ていれば、あっという間に完成。
外で食べるカレーとキンキンに冷えたペプシの組み合わせは最高です。美味い。

USBもシガーも使えるから多数のデバイスを同時充電できる

出力ポートは100Vのコンセントだけでなく、シガー/USB Type-C/USB Type-Aと豊富です。
USB PD 60W出力があるので、PCとかスマホも急速充電が可能です。

また上部にはワイヤレス充電があり、Qiワイヤレス充電対応デバイスなら置きっぱで充電も可能。
キャンプなどではぽんと置いておくだけで充電できるのは最高ですね。

他にもシガーソケットがあり、私が愛用しているシガー湯沸かしポットのような、既に持っているシガーコネクタ接続製品も使えます。それらを同時に使っても余裕があるというのは、キャンプや車中泊理想的です。

あえて言えば、USB Type-Cが1ポートは足りないかな。PD60Wが使えるのはこのUSB Type-Cだけなので、急速充電したければこの1ポートの取り合いです。USB Type-A x3のほうもQCは使えるので18W急速充電可能ですが、できるならUSB Type-Cx 2で、30W+30Wとかだともっと使い勝手は良かったと思います。

ただ1000Wポタ電という全体的な余裕度からすれば些細なことで、最悪急速充電を増やしたければ、AC100VにUSB充電器を挿せば良いだけの事なので、実質キャンプ等では困らないでしょう。

シガー充電も100Wでできる

ソーラーは私は持っていないので、外で充電するとなると車のシガーソケットからとなります。

こちらもケーブルが最初から添付されているのが有り難い。エンジンかけてケーブル繋ぐだけで充電開始。
規格通り100Wで充電できます。ACアダプタの150Wには及びませんし、それに比べて充電速度も2/3になりますが、減った分を移動中とかに継ぎ足ししておけるのは助かります。

総括

EBL ポータブル電源 MP1000は全てが自由なポータブル電源です。

私は現状500Wのポータブル電源を使っているのですが、やはり使えない家電であったり、使えていても複数使う際は電力の足し算をして気を遣う事が多々あります。その為、使いたい調理家電は真っ先に使用電力を見てから買いますし、むしろそれ最優先で機能やデザインはほぼ無視するぐらいです。

しかし、1000Wまで使えれば断然変わってきます。調理家電は今回のように製氷機や電気コンロ、その他炊飯器、ケトルや扇風機とかも余裕でしょう。車中泊なら電気毛布も使いますが、当然余裕です。これらを毎回「あと何W使えるかな」とか心配しなくてもOKなのが最大の特徴であり半端ないメリットです。

EBL ポータブル電源 MP1000はUSB、ワイヤレス充電、シガーソケットの機器もサポートしているので、ガジェット系も余裕。

そして、シガーにしてもソーラーにしてもケーブルが付属しているので、購入後にケーブルの購入も必要無いのも地味に助かります。こうしたケーブルを無くして安価にしているメーカーもある中、非常に良心的。

あえて難点を挙げると、本分にも書きましたがPD充電ができるUSB Type-C端子がもう1個ぐらい欲しかったぐらい。ただこれも単に別途USB充電器用意すればいいだけなので、大してマイナスとはならないです。

以下価格も書いていますが、トータルで6万円台半ばと激安で、1000Wポタ電がこの価格ははっきり言って破格値です。1000Wの大電力タイプのポタ電が欲しいけど高いなと思っていた方にはベストバイだと思います。

価格とクーポン

このEBL ポータブル電源 MP1000はAmazonで89,900円で発売中。(記事作成時点の価格)
但し、販売ページ内に3万円引きクーポンがあり、更に以下クーポンで5%オフです。
最終値引き価格は55405円です。
1000Wポタ電としては抜群に安いです。

Amazonクーポンコード :  EBL1000JP
*2022/09/18まで
Amazon : EBL ポータブル電源 MP1000
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