ECOVACS「DEEBOT N20 PRO PLUS」ロボット掃除機レビュー – 紙パックレスのサイクロン方式自動ゴミ収集ステーションはコスト低減の神! 振動モップパッドシステム6Nの力で水拭きし床をピカピカに

次世代の掃除機能を備えた 「ECOVACS DEEBOT N20 PRO PLUS」を使う機会を頂きましたのでレビューしていきます。

DEEBOT N20 PRO PLUSは、DEEBOT N20ファミリーの中の最上位にあたり、紙パックレスサイクロン式自動集塵ドックを搭載しランニングコストの低減が可能。さらに、ZeroTangle技術で髪の毛の絡まりを防ぎ、強力な吸引力と振動モッピングシステムで床の頑固な汚れも一掃します。このレビューでは、DEEBOT N20 PRO PLUSの特徴とその実力を試してみました。

  1. 自動集塵ドック:
    • サイクロン方式と4段階フィルターシステムを採用し、紙パック不要で維持コスト低減が可能
  2. メンテナンスと床拭き:
    • ブラシは髪の毛の絡まりを防止し、強力な吸引力と振動モッピングシステムで床の頑固な汚れを除去。
  3. インテリジェントな掃除:
    • 高精度なナビゲーションでスムーズに部屋を移動し、効率的に掃除を実行。
    • 消耗品不要のダストコンテナで、メンテナンスが簡単でコストを節約。
  4. 優れた機動性と長時間稼働:
    • 20mmの段差を乗り越える高牽引力の駆動輪。
    • 5200mAhバッテリーにより、300分の稼働時間で広範囲を掃除。
  5. カスタマイズ可能な清掃設定:
    • ECOVACS HOMEアプリで吸引力やモップの水量、振動頻度の調整が可能。
    • 多様な清掃モードとスケジュール機能により、さまざまな家庭のニーズに対応。

*ECOVACS様からお借りしてのレビューです。

開梱物と外観

それでは箱を開けて開梱していきます。

同梱物は児童ゴミ収集ステーション、サイドブラシ、OZMO Pro 2.0振動モップシステム(水タンク)、マニュアルです。

やはり紙パックが無いので、付属品もとてもシンプルになりますね。

マニュアルは図解入りでとても分かりやすい。

自動ゴミ収集ステーションは、右側の青い半透明の部分がいわゆるサイクロン式掃除機のようになっていて、ここにゴミが集塵されます。

こんな感じで簡単に取り外せて、、、

ダイソンのコードレスクリーナーのように底蓋が開いて、簡単にゴミが捨てられるようになっています。

上にもフィルターがあり、そちらも清掃したり交換も可能です。

DEEBOT N20 PRO PLUS ロボット掃除機本体は白い清潔感のあるカラーです。
私はいくつもロボット掃除機を触ってきましたが、個人的にはロボット掃除機のカラーは長い目で見て白が良いと思っています。やはり埃が目立たないという点はとても大きい。ブラック系は埃が本体上に堆積すると目立つんですよね。普段あまり触らないものですし、それだけに気になってきます。

内部的には一般的なロボット掃除機と同じ仕組みですね。ECOVACSのロボット掃除機はQRコードが貼ってあり、アプリでペアリングする際にこのQRコードを読ませるだけでOKという簡単仕様の為、初心者にも安心です。

背面も一般的で、ブラシ等のメンテナンスはとても簡単です。

DEEBOT N20 PRO PLUSは、振動モップパッドシステム=水タンクと、普段の掃除用タンクの2つがあります。
振動モップパッドシステムは水を入れて取り付けるだけで水拭きモードになります。

WiFi接続してより便利に

ECOVACS DEEBOT N20 PRO PLUSロボット掃除機はWiFi接続するとフル機能を発揮できるようになります。
WiFi無しでも使えますが、基本的にはロボット掃除機はWiFiありで使う方が圧倒的に便利です。
アプリはECOVACS HOMEをGoogle Pay(Playストア)やApp Storeで検索してインストールしておきます。

アプリを起動させたら、画面の指示に従い、DEEBOT N20 PRO PLUS本体の上面パネルを外したところにあるQRコードを読ませます。

あとはWiFiを繋いでスマホアプリと連動させるのですが、WiFiは2.4GHzだけが対応していますので、そちらのアクセスポイントを使いましょう。最近は2.4GHz/5GHz帯混合が当たり前なので、このあたりは自動判定で使える様になっているので、大抵は大丈夫でしょう。

こうしてWiFi接続できれば、床拭き時の水量、掃除モードの吸引力、掃除のスケジュール/タイマー、等の細やかな設定ができるようになります。

禁止エリアの指定も当然アプリ上で設定できます。侵入不可と水拭きだけ不可という設定もできますのまで、畳部屋や絨毯部屋など水拭きして欲しくないエリアの指定も簡単です。

掃除能力を試す

掃除モードで使ってみました。絨毯/ラグは余裕で乗り越えます。

結構凄いなとと思うのは、端ぎりっぎりを走り、「隅から隅までやってやるぜ感」が凄くある。これは良いですよ。

また椅子の脚の隙間も、本体幅と同じぐらいなのに果敢に入っていってきっちり掃除してくれます。出てこれなくなることもなく、掃除したらくるって反転して出てくるのは「頭良いな-」と感心しますよ。

音に関しては比較的静かです。基本的にシュイーンという軽快な音で、絨毯の上などでは自動認識して吸引力が高まり「ギュイイイー」となりますが、それでも愛猫も避けることはなくリラックスするレベル。

掃除能力も当然ながら抜群で、更に捨てるのが簡単なのが、DEEBOT N20 PRO PLUSのウリ。
溜まったゴミは、青いレバーを引くだけで簡単に捨てられます。

2日間の掃除分となりますが、重い猫砂も合わせてガッツリ取れています。

レバー一つでいつでもゴミ捨てができるのは本当に楽ちんです。紙パック方式は70日とか90日分とか溜められるのが利点ですが、私は個人的にこちらのほうが好き。紙パック式はランニングコストが掛かるし、どれだけ貯まったか分からないしどんなゴミが取れているかも分からない。妻はこれが嫌だと言ってました。毎日ゴミがどれだけ取れてるか確認できるので「ああ綺麗になったな」と実感するそうで、そういう意見も分かりますね。

ちなみに、メンテナンスも容易で、ダストカップはバラして掃除が可能ですし、本体裏側のブラシの部分も髪の毛カッターがブラシ部に備わっていて、一切ブラシ(青いとこ)に絡んでいないのに驚きました。小さい事ですがなにげに凄い。

振動するモップで床もピカピカ

DEEBOT N20 PRO PLUSロボット掃除機のウリでもある振動モップ掛けを使ってみます。

OZMO Pro 2.0振動モップシステムと呼ばれるタンクに水を入れて、本体にセットすれば水拭きモードになります。

あとは普通に掃除開始。水拭きモードでは、水拭き禁止指定したエリアだけでなく、絨毯/ラグなども自動判定して、その場所の掃除はしないようになっています。いちいちエリア指定を細かくするのは面倒なので、こうして勝手に回避してくれるのはとても賢い。

振動モップシステムが揺れながら拭き掃除してくれているのが分かります。

あとは6N(ニュートン)の力で下に押さえつけつつ、振動しながら拭き上げて行くので、こんな感じでピカピカです。

広いリビング、そしてソファー下なども丁寧に拭いてくれるので、もうクイックルワイパーで床拭きとか出来ないぐらい有り難い存在です。

掃除後にモップパッドを洗ってみましたが、茶色くなるぐらい汚れていました。

総括

ECOVACS DEEBOT N20 PRO PLUSロボット掃除機は約2週間ほど使ってきました。

価格は以下に書いていますが、キャンペーンで5.5万円程度です。

この価格はちょっと安すぎじゃないかというぐらいです。大げさではなく、振動モップと自動ゴミ収集ステーション、更にゴミパック不要というメリットもあって、このぐらいの機能であれば普通なら8万円ぐらいが相場なのではないかと思います。

全てにおいて快適ですが、あえて難点を挙げるとすると、本体が話す言葉が女の子(子供)の声でややたどたどしい感じで落ち着かないぐらい。大人の声なんかも選べると良かったです。

あとは難点というか将来への希望なのですが、こういう水拭きと通常のモードを本体背面のモジュールで入れ替えて使うタイプの場合、そのモジュールを仕舞う場所が無いのをなんとかして欲しい。自動ゴミ収集ステーションになんとか入れておく場所があると良いのですがね。

それでも全体的には、この価格で、振動モップパッドシステムで水拭き、紙パックレスなゴミ収集機能は素晴らしいし、細かい所で言えば水拭きモードの時に絨毯自動判別でそこは掃除しないなど、機能的なところも良く出来ています。

しっかりとした水拭きや自動ゴミ収集ステーションは欲しいけど、予算がなぁという方には、このDEEBOT N20 PRO PLUSは非常に良い選択肢になるはずです。

価格 とキャンペーン

ECOVACS DEEBOT N20 PRO PLUSロボット掃除機はAmazonや楽天市場で発売中です。

Amazonでは、スマイルSALEに際し、69,800円の定価が、54,800円まで値引きされています。

関連リンク

公式サイト

最新情報をチェックしよう!

ロボット掃除機の最新記事8件