フラッグシップスマートウォッチ「Amazfit Balance」レビュー – 1500nitsと明るい超美麗1.5インチAMOLEDディスプレイと高級感ありのボディ、クラウンの操作性の高さなど全てがハイレベル

Zepp Healthから発売されたスマートウォッチ「Amazfit Balance」を使う機会を頂きましたので、レビューしていきます。

「Amazfit Balance」スマートウォッチはAmazfitブランドの中核を担う製品で、以前のAmazfit GTR4の実質的な後継機となります。

Amazfit Balance
ディスプレイ 1.50インチ 480×480 AMOLEDディスプレイ
最大1500nits
バッテリー 475mAh
バッテリーライフ 通常使用 : 14日間
AOD(常時表示) : 5日間
バッテリーセーブ : 25日
高精度GPSモード連続使用 :26時間
GPS 円偏波GPSアンテナ
デュアルバンド&6衛星測位(GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSS、NavIC)
防水 5気圧防水(5ATM)
機能 バイブレーション: あり
ヘルストラック: SpO2(血中酸素),血圧,心拍,歩数,座りすぎ,睡眠,気圧,ストレスレベル、月経
センサー:加速度/ジャイロ/地磁気/気圧/環境光/温度
通信:Bluetooth5.0/WiFi(2.4GHz)
ウオッチフェイス 35g (バンド除く)
重さ ・AI音声アシスタント(Alexa)
・Bluetooth通話
・OS: Zepp OS 3.0
・単体音楽再生可能
・バンド 22mm

*Zepp Health様よりお借りいたしました。

同梱物チェック

付属品はマニュアル、充電ケーブル、本体ですね。

マニュアルは当然日本語です。詳しく書いてあるわけではないのですが、スマートウォッチアプリとペアリングまでいけばあとはアプリ側で使っていけば分かるようになっています。

使い勝手をチェック

ディスプレイは1.5インチで 解像度は480×480と高解像度のAMOLEDディスプレイで当然ながら非常に美しいディスプレイ。明るさも最大1500nitsもあり、外にいるときでも視認性は抜群です。文字も綺麗に見えますし、粗さを全く感じないディスプレイは美しいの一言。

操作系では右側面にはボタンが2つ。上側はデジタルクラウンでダイヤルで選択+押し込む事で決定ボタンとして機能します。これはとても理に適っていて使いやすい。操作自体もとても快適でストレスレス。下はスポーツモードが割り当てられていますが、変更も可能。

デジタルクラウンはメニューや各種選択時にクルクルっと回して選択できるので、とにかく快適に使える。

背面には充電端子、そしてセンサー類が真ん中にある一般的な配置。バンドはレバーをずらせば簡単に交換できるタイプです。

充電ケーブルはマグネットタイプで、背面にがちっとくっついて充電します。これがしっかりとくっつき、簡単に取れるような磁力ではないので、ベッド脇に置いて不意に手が当たっても大丈夫なぐらいの磁力があります。

まずはペアリングする

まずは本スマートウォッチとスマートフォンをペアリングし連動させて使える様にしていきます。

Google Play/App Storeで”Zepp“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。

あとは初期設定を完了させて、アプリが起動したら、プロフィールタブから「マイデバイス +追加」をタッチします。
あとは、ペアリングデバイスで「腕時計」をタッチし、QRコードをスキャンするように表示されるので、Amazfit Balanceに表示されているQRをスキャンすれば完了です。

設定も比較的多くLINEなどのスマホ通知も可能

もはや現行のスマートウォッチでは当たり前ですが、スマホからのLINE/SNS/SMS等の通知を受け取る事ができます。

設定はアプリ側で「通知とリマインダー」からLINEやSNSをOnにしておけば、受け取る事が出来ます。

通知できるアプリはLINEだけではなく、好きなアプリの通知を受け取る事もできます。

下はLINEでテスト的に送ったものを受け取ったものです。文字は読みやすい大きさですし、文字量も充分なボリュームです。

また簡易な返信も可能で、デフォルトの返信だけでなく、事前にZeppアプリで設定しておけば、好きなメッセージも可能です。

AOD(常時表示)が見やすくていいのです

Amazfit Balanceでは、AOD:Always On Display=常時表示が可能です。

バッテリーの消費は高くなってしまいますが、常に時計を表示しておいてくれるので、時間確認がとても楽。
AOD画面もクールで見やすいです。

AODも細かい調整が可能で、時間でAODモードオンオフが可能な為、例えば22時~7時の夜間/早朝時間は時計を使わないからAODをオフにしておくといった設定が可能。Amazfit Balanceは通常使用で14日、AODモードで6日というバッテリーライフですが、こうした細かく管理してあげることで、更にライフを伸ばせます。

Zepp Coach

Amazfit Cheetahから搭載されたAIコーチ「Zepp Coach」が、Amazfit Balanceでも搭載されます。
週末にちょっとしたジョギングをするとい方から、ハーフ/フルマラソンの予定が決まってるというガチの方まで、このZepp Coachがあれば、トレーニングメニュー、その負荷度合いなどを考慮して目標に向けてアドバイスをしてくれます。

設定はとても簡単で、質問形式でアンケートレベルに答えていくだけ。ただ週3日は運動しないといけないなど、務め人にはちょい厳しめです。でも運動機能の強化をするにはそれが必要だと言われれば確かにそうだなと納得します。

Zepp OS 2.0であるゆる設定が可能

Amazfitのスマートウォッチを使うに際し、何が一番優れているかと言えばZepp OS。上記のZepp Coachもそうですが、アプリがどんどん進化していっていて、設定も細かくできるので、自分用のスマートウォッチを作り上げるのが簡単にできる。

明るさ、バイブレーションといった基本的な事はもちろん、ボタンは短押しだけでなく長押し設定も可能ですし、”ウィジェットを編集する”では、スマートウォッチに表示される天気、歩数、アラーム、睡眠といったウィジェット達を追加したり削除したり、果ては並べ替えも可能。

その他健康状態の監視として、血中酸素モニタリングの有無、高/低心拍数アラート、睡眠時の呼吸の質をモニタリングするかといった非常に細かすぎる設定が可能です。

「あったら便利」だなという機能がかなり細かく設定できる。もちろんスマートウォッチ初心者はデフォルトのままでも充分だし、その後使い込んで上級者になれば更に細かく自分ナイズしていくことができるのがZepp OS 2.0の凄い所です。

フィットネストラッカーとして

フィットネストラッカーとしては一般的な心拍/歩数計/睡眠といった基本的なヘルスデータ、更にSpO2(血中濃度)も収集可能です。

ランニングやウォーキング、歩数データといったスポーツデータのトラックも可能。

上はウオーキングした際のデータですが、神田明神に行ったりランチしたりしつつうろうろと歩き回った時のものですが、細かく&しっかりとGPSの軌跡が残っているのが分かります。

電池の持ちは2週間弱で余裕

公式スペックでは通常使用で14日使用可能ですが、実用したところでは12日程度でした。
公称値からはやや少なめですが、私のテストでは、常に輝度MAX、LINEは10-20通/日、24時間心拍測定して日に数回SpO2測定しての結果です。この状態だと1日で6-8%程度減ります。AODでも6日間は使えるのも素晴らしい。

それでも、普通は1週間以上保てば、週末に1回充電すればいいだけなので、運用上は余裕ですし使い方次第では2週間のライフがあるとので、旅行や出張でも充電ケーブル要らずというのは大きなメリットです。

総括

Amazfit Balanceを2-3週間使わせて頂きました。
まとめると以下がオススメポイントで、不満点が探し出せないぐらいの完成度の高さです。

・1.5インチAMOLEDディスプレイは美麗且つ輝度も高く見やすい。
・6つの衛生測位システムでGPS測位精度も高く、正確なトラッキングが可能。
・デジタルクラウンで「タッチ操作」が激減して操作性が抜群にいい。
・見た目も高級感あり

Amazfit Cheetahを以前に使いましたが、Cheetahよりも更に高級感、ディスプレイの見やすさ、かっこよさなどが洗練されています。Amazfitのフラッグシップモデル且つ中核モデルになるスマートウォッチで当然気合い入れて開発されたモデルでしょうが、それに見合うレベルの完成度の高さです。

価格

価格は41,900円。
11月24日まで5%オフクーポンがAmazonにて使えます。
5%OFF(2095円オフ)クーポン : Amazfityoku
更に併用可能な2095円割引クーポンが販売ページにあり、総額4,190円オフが可能です。

関連リンク

公式サイト : Amazfit Balance

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