【実機レビュー】リモートワーカー必須~「eMeet Luna 」は1万円以下で使える電話会議専用スピーカー

eMeetから電話会議用ビジネス Bluetoothスピーカー「eMeet Luna 」をeMeet様からお借りしたのでレビューします。

コロナウィルスの影響でリモート/在宅ワーカーもかなり増えていると思いますが、電話会議/通話をする頻度も高まっているはずです。ただZoomやMicrosoft Teams、Skype等のでの電話会議/ビデオ通話したこと有る方にはわかると思いますが、PCやスマホで会議すると音質がいまいちなんてことも多い。そんな時はこのような専用スピーカーの出番です。

eMeet Lunaの特徴

eMeetは聞き慣れないメーカーですが、HUAWEIやHarman、TCL等の企業からドロップアウトした人達が作った中国の会社です。

eMeetではOffice CoreというBluetoothスピーカー兼会議用マイク/スピーカーシリーズを出していましたが、このLunaで新しい製品名となっています。しかも価格は1万円ほどとリーズナブル。

Lunaは360度集音マイクを搭載し、テレビ/Web会議といった際に会議室などで多人数(5-8名程度)で使われる事を想定しています。もちろん1人でもOK。更に”Voice AIテクノロジー”という機能を搭載し、”周囲の話し声や電話の呼び出し音、コピー機やエアコンのノイズ、キーボード音など、会議を妨げる雑音を抑制”することが出来るようになっています。

つまり声以外の音をできるだけシャットアウトするようにできるので、わいわいと騒がしい社内だけでなく、工事の音が入ってしまうなどの在宅勤務でも活躍してくれる仕様です。

また発信者の声を特定して、その声だけを増幅して相手につたえる機能もあり、とにかく電話やネット会議に特化しているわけです。

PCだけでなくスマートフォン/タブレットにも接続が可能。バッテリー搭載で15時間使え、無線だけでなく有線(USB)も可能です。

アプリはSkype、Google ハングアウト、Zoom、Webexなどのビデオ通話アプリに対応しています。

同梱物と本体周り

開梱。

同梱物はAUXとUSB Type-Cケーブル、USBドングル、マニュアルとなっています。

マニュアルは日本語版もあり、迷うことはありませんね。

Luna本体はこのように7つのボタンとスピーカー部、上部に5つのLEDがあり、ステータスとボリュームが分かるようになっています。

ボタンは真ん中にマイクのミュートOn/Off、その左右にボリューム、右側にはBluetoothボタンと電源ボタン。
左には通話開始/終了、そして一番左はノイズリダクションボタンとなっています。

サイド側はUSB Type-C、Lineアウト/イン、ロックです。ロックは盗難防止用ケンジントンロックが付けられるようになっていて、いわゆるワイヤーのケーブルで繋いでおくものです。会社の会議室なんかにおいてあると手軽に持ち出せてしまうので、こういうケーブルで繋ぐのはよくあることですね(プロジェクターとか)。

背面にはBluetoothドングルを格納しておく凹みがある。Lunaを会議室に置いて、不特定多数の人がLunaを無線で使う場合、いちいちBluetooth接続をしてから使うのでは面倒。しかしこのようなドングルがあれば、PC側に挿してすぐペアリングされるわけで、非常に便利。ただドングルは無くしてしまう可能性もあるわけで、こうした収納場所があるというのは良い心遣いです。

使ってみた

早速Skypeでの会議とLineで使ってみました。私の場合、会社内ではなく自宅からなのですが、ちょうど外で工事をしていた中での使用です。

ノイズリダクションボタン使用して通知してみたところ、相手からは「比較的クリアに聞こえるよ」と言ってもらえました。試しに4-5mまで離れましたが、多少声を張って話せば問題無く聞こえています。ただずっとそうはしてられないので、基本的にはLunaに近づいて話す方がよりクリアに会話ができますね。

試しにノイズリダクションを切って通話しましたが、それほど悪くはないものの、やはりこの機能はOnにしたほうが確実にクリアに聞こえます。

Win10 PCだけでなく、スマホ(Android)でも使いましたが違和感無く使えますね。Line電話とかZoomアプリなんかでも充分使えますので、家族や友達とテレビ電話的な事をした際も音声のストレスが無く使えるのは良いところです。

ただ無線の場合はどうしても環境依存してブヅフツ声が切れたりすることも希にあるので、気になるなら有線接続するほうが良いでしょう。

まとめ

電話/ネット/Web会議などでお互いの声をはっきり聞く/聞けるという当たり前の事ができるのがLunaです。

PCスピーカーと内蔵マイクではできない、360度集音マイクやノイズリダクションなど、使えば「あーいいね。これ」とはっきり分かるレベルで違います。特に仕事で使うなら、音が遅延したりこもったり、ノイジーだったりというのは許されないわけで、そうした時はやはり専用スピーカーのほうが良いでしょう。

このLunaの価格はAmaoznで約1万円ほどです。10% OFFクーポンも販売ページにあり、9899円と1万円切りです。
eMeetのOfficeCoreシリーズは、2万円程度の製品も多かったのですが、Lunaは半額程度と買いやすいのが良いところ。ただデザインはOfficeCore M2などよりは若干チープですが、機能を考えればそれほど違いはないので、多くのリモートワーカーにとってはLunaで充分事足りるはずです。

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