【実機レビュー前編】『ILIFE V8sロボット掃除機』~ 中堅機ながらも拭き掃除としっかりとした掃除能力が魅力

ILIFE V8sロボット掃除機のレビューです。V8sは発売されたばかりですが、ILIFE様よりお借りすることができましたのでレビューしていきます。

ILIFEロボット掃除機ラインナップの中でも高いクラスに位置していて、ベースステーションへの自動帰還しての充電や、タイマー掃除、また、水タンクを付ければ拭き掃除も可能と多彩な機能が売りです。

主な特徴

ロボット掃除機としては基本性能がしっかりとしたモデルです。

お掃除能力に関しては、絨毯の部屋というよりフローリングがメインの家庭を想定したもので、前にある2つの転ブラシで寄せたゴミを中央の吸引口で吸い込むタイプです。

このタイプは絨毯に絡んだ髪の毛/ペットの毛を搔き込む事は苦手なのですが、吸引口にブラシ(ロールブラシ)がない分、髪の毛や糸くずが絡んでしまうというトラブルからは解放されます。また拭き掃除ができるのでフローリング向きでしょう。

またリモコンもあるので掃除モードの指定も楽です。充電用のベースステーションも添付されているので、掃除完了/バッテリー切れの際は自動的に戻ってきて再充電するようになっています。ただし高級機にはあるバーチャルウォール(入ってほしくない所に入れさせないもの)には対応しません。

同梱物

ILIFEは海外のメーカーですが、Amazon JapanにILIFEオフィシャルショップがあるぐらいなので、日本語に関してもしっかりしています。外箱もマルチランゲージで下から2段目に日本語表記もあります。箱を開けた状態。しっかりと緩衝材で区分けされて梱包されているので安心感があります。

同梱物は以下の通り。水拭き用タンク、マニュアル、充電ステーション、ACアダプタ、回転ブラシ(装着用2,予備2)、リモコン、掃除ブラシ、予備フィルター、予備モップです。回転ブラシやフィルターはAmazonでも買えるのですが最初から予備はあると助かりますね。

水拭き用タンク。ここに水を入れる事で、裏にあるモップが濡れて、拭き掃除ができるという仕組みです。拭き掃除の実際のレビューは後ほど。マニュアルはちゃんと日本語があり、初めてロボット掃除機を触るという方でも安心。

本体周り

充電ステーションに接続して電源を入れるとこのような表示になります。時刻/曜日/バッテリー残表示されるようになります。上の3つのボタンは時刻/メニュー等の選択と決定ボタン、その下の▷は掃除スタートとなっています。ただ基本的にはリモコンで操作可能なので、本体ボタンに触る機会は少なそうです。本体背面。こちらは先ほど同じ写真を載せていますが、セットアップとしては回転ブラシをはめ込むだけと簡単です。ダストカップは750mLもありかなり大きめ。ただそこまでゴミを捨てない(あるいは1回の清掃でそれだけゴミがたまる)というのはどうかと思いますが、大きいことはずぼらでもなんとかなるので良いことです。吸引口は意外とおちょぼ口。ただここが小さい事で吸引力が従来機種より増しているそうなので、開発力のたまものでしょう。特徴の所にも書きましたが、吸引部がロールブラシになっていると、多少重いものでも吸い込んでくれますし、絨毯に絡んだ髪の毛も吸い込めるようにしてくれます。反面毛がブラシに絡む事でメンテナンスが多くなるので、ペットがいて抜け毛が多く、家はフローリングって方にとってはこちらのほうがベストだと思います。

側面には電源スイッチと、ACアダプタの入力ポートがあります。ただここで電源は基本差し込まず、充電ステーションに繋ぎ、ステーション側に接続して充電することになります。なのでここに差し込むときは、ステーションでうまく充電できないといった場合のトラブルシューティングの時でしょうね。

充電ステーション

充電ステーション自体は安定していてかなり良いです。

というのも、我が家のルンバは時々このステーションをロボット掃除機自体が自分で動かしてしまい、ステーションに戻れなくなることがしばしば。そのためILIFE V8sのように幅広のステーションは安定感があっていいです。

V8s自体もルンバ960より一回り小さく背丈も低いのでコンパクトです。

レビューは後編に続きます。次回は実際の掃除、拭き掃除の能力について試してみました。

レビュー後編

価格

価格は31,900円でAmazonにて販売中です(記事作成時点の価格)。

 

Amazon販売ページ :ILIFE V8s ロボット掃除機

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