【マレーシア旅行記:コタキナバル編】3日目はコタキナバルからガヤ島リゾートに移動も爆風と英語に悩まされる

マレーシア:クアラルンプールとコタキナバル旅行記3日目です。

前回までのクアラルンプール旅行記はこちら。

【マレーシア旅行記:クアラルンプール編】初日はマレーシア航空で快適移動だが夜はいまいち

【マレーシア旅行記:クアラルンプール編】2日目は自分の英語力不足でボロボロに

3日目はクアラルンプールからコタキナバルへ移動し、更に船でガヤ島に行きました。

激安エアアジアでコタキナバルへ

3日目はクアラルンプールからコタキナバルへ移動です。コタキナバルは2日間滞在して3日目に再びクアラルンプールに戻り、翌日日本に戻るという旅程。

そんなわけで朝一、クアラルンプールのホテルから空港へ向かいます。コタキナバルへはエアアジアで移動。その為LCC専用のKLIA2(クアラルンプール国際空港2)となります。

クアラルンプールは前回トランジットでは降りましたが、空港自体じっくり歩くのは初。成田とか羽田より遙かに広いので迷いそうです。DEPATURE INFORMATION(出発情報)はLCC専用という事でほぼ全てがエアアジア。マレーシア クアラルンプール コタキナバル 旅行記 (113)

KLIA2のみとは言え、1つの航空会社がほぼ全てを占めているというのは凄い事です。マレーシア国内外含め、よくもまぁこんなにも多数の地域に飛ばせるなと感心します。エアアジアはマレーシア国内は殆ど網羅しているのではないかというぐらいだし、タイ、インド、インドネシア、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、オーストラリア、中国、台湾、そして日本等東南アジアに隈なく就航しています。その中心地がここKLIA2という事になる。

またエアアジアは劇的に安い。クアラルンプールからコタキナバルまで、私はセールの時予約しましたが3000円台です。通常でもせいぜい5000円ぐらい。それも繁忙期でなければ常にセール価格みたいなもんですからね。(羽田-クアラルンプールだって閑散期は1万円ぐらい)

フライト時間は2時間35分なので、羽田からだと奄美とか沖縄で2時間後半ぐらいなんで同じぐらいの距離なわけですが、さすがに3000円ではなかなか難しいでしょう。特にクアラルンプールなどエアアジアが就航している場所からの移動はとにかく安いので、気楽な感覚で旅行できるのが本当に凄い。フライトが長距離バス程度の感覚で乗れちゃうもの。

エアアジアの事はさておいて旅行記に戻りましょう。

エアアジアは自分でチェックイン/航空券印刷/荷物タグ印刷をしなければならないのでチェックイン機にいくと、2月の段階ですが、中国、香港、マカオを14日以内に訪れた方はスタッフまでと警告が出ます。いまは日本も対象かも知れませんね。

約2時間半のフライトへ。コタキナバルへ行く方は少ないのか、コロナの影響かだいぶ空いてました。

エアアジア大好きなんですが、荷物と座席指定(窓側がいい)の関係でバリューパックにするとご飯付きになるのですが、あんまりの美味しくない。いろいろどれが美味しいかメニュー変えてますが、5打数1安打ぐらいなんですよね。
これもカボチャ飯と鶏肉なんですが、腹を満たすためだけのランチでした。

空港からジェッセルトンポイントへ

コタキナバルの空港に到着し、ここでは同じマレーシア国内での移動にも関わらずイミグレ(入国審査)があります。コタキナバルはサバ州という州にあり、ここはマレーシアでも自治権が認められている地域のため、同国内ですが外国のような形を取っているそう。(事前勉強してきた)

空港を出て次のホテルであるガヤナマリンリゾートに行くためには、ガヤ島までの船が出ているジェッセルトンポイントという港にタクシーで移動します。現地では略してJPと呼ばれ、かなり大きな港なので、空港のタクシーチケットでもJPと言えば分かってくれたほど。ガヤ島だけでなくラブアンやサピ島、マヌカン等などのリゾートアイランドへここから多数の島への船が出ているそうで多くの人がJPに行くのでしょうね。

コタキナバルガヤ島へ

タクシーで30分ぐらい掛かるのですが、建物がベージュ、薄ピンク、オレンジなど、クアラルンプールから移動してくると明らかに異国感があってワクワクしますね。

ジェッセルトンポイントに到着しました。

入り口から中を見るとこんな感じで、左に土産物屋、右側には船やアクティビティのチケット売り場があり、双方呼び込みが凄い。

特に土産物屋はハングルで「アニョハセヨー」とぐいぐい強気で呼び込みしてます。ドリンク売り場もハングルだし。

周りを見るとやはり韓国人らしき人達も多い。これ、あとで分かったのですが、韓国のLCC チェジュ/ジンエアー/イースター航空等数社が直行便出していたりするためなんですね。そりゃ日本からもLCCで直行便あったら、かなりの人達が訪れるでしょうね。

私が行ったのが2/末でしたので、(恐らく)高校卒業旅行か大学生と思われる若い人達のグループが、、、正直ウザかったです。わいわいガヤガヤ+はしゃいでウェーイって感じ(汗) 中国の団体が居ないから安心していたんですけどね、、、失敗したかもと不安がよぎる。

ジェッセルトンポイントはこんな感じでリゾート感あって良いところ、、、なんですが、、、

私が行った日はゴミだらけ。リゾート地の玄関としてはどうなんだろうと思いますが、流れ着く物に関してはこの港だけでは制御できない(コタキナバルの住民モラルの問題?)なんでしょうね。

ドタバタして時間もなくジェッセルトンポイントまで来ればなんとかなるだろうと思っていたのですが、ガヤナマリンリゾートの受付が分からずスマホでいろいろ調べてると親切な呼び込みが「どこのホテル? 」聞いてきてくれて、ホテル名言うと「そこは一番奥が受付だ。オレンジの建物だから行けば分かる」と教えてくれました。優しくて助かりました。それがここです。

ガヤナマリンリゾートとブンガラヤリゾート(同じガヤ島内にあり姉妹ホテル)のチェックインが乗船前にここで出来ます。

チェックインのホテルの方は当然親切なんですが、ここでなにかふと気付いた。

英語が聞き取りづらい。

これ一番の問題は私の英語力が低いからだとは思います。しかしその後ガヤ島のホテルでも全て同じように感じたんですよね。「荷物預かるよ。引換用の半券はこちらです」ぐらいの英語も最初聞き取れず焦った。現地の方の英語は丁寧に話してくれているんだけどなんか聞き取れない。私、以前にマレーシア人の上司もいたので、マレー英語は聞き取れるし、少なくともマレー半島では英語が聞き取れないレベルのことは無かったんですよね。

たぶん単語の発音で訛っているのかアクセントの違いな気がする。また多少早口な感じもあるのですが、とにかく英語初心者の日本人にとっては聞き取りづらいです。インド英語と初めて出会ったような感じですね。(以前仕事で一緒になったインドの方はWindowsをカタカナにするとウェンドロヅェみたいに発音しこれを超早口巻き舌で話すので最初全然聞き取れなかった)
最悪困った時用(万が一病院とか入管でトラブった際用)に富士通の翻訳機を持ってきているのですが、もう最悪それ使うかと一瞬思いました。

が、「英語なめるなよ」「さらっと流してごまかすな」と自分に言い聞かせ、何度も聞きなおしてなんとかチェックイン完了。
これも英語修行であり、異国文化理解です。

ここでガヤナマリンリゾートのことで分かったのは

  • 荷物は基本全てチェックイン時で預け、彼らが船まで持っていってくれる(引換半券くれる)
  • 船は1日2-3便しかなく、それ以外は有料(50RM=1400円ぐらいだったかな)
  • 午後便は15:30しかない
  • 会員になれと言われるが、興味ありそうに聞くと話が長くなるので断るが吉(失敗した失敗した)

という事。

とりあえず13時にチェックイン完了したのですが15:30の船なので2時間半も暇に。時間潰すとしてもオープンテラスしかないので暑いし、タクシーでどこか出掛けるのも時間的に厳しいしという事でふらふら散策したらスタバを見つけたので2時間ほど時間つぶし。ここでも韓国の若者6名ほどのグループでぎゃあぎゃあと騒いでいて落ち着けない感じでしたがアウェー感もあるし、隅っこでおとなしくしてました。

ガヤ島までの乗船時間としては10分ほどなので、客を2時間待たせるリゾートってどうなのかな?と思いますがルールなので仕方ない。できればあまり時間は気にせず、どんどん運んでくれたら良いのに。

荒波を乗り越えガヤ島へ

さてやっと時間になり乗船へ。受付に行くとガヤナマリンリゾートの方が荷物運びながら船まで誘導してくれます。

船はこんな感じ。9-10名ぐらいが定員の小さめな船です。まぁ10分ぐらいなんでこれで充分なんでしょう。

ただここからが凄かった。港から外に出たら爆風。白波立っている中、猛スピードで飛ばすから、波の上に乗って落ちてで船はねまくりでガツンガツン揺れる。船中どこかに強く掴まっていないと椅子から落ちます。白人の女性がアイス食いながらどこにも掴まらず余裕ぶっていたら、ドカンと波に当たった際に転げ落ちてました。ライフジャケット着てるからまだ良いものの、小さいお子さんとか居たらヒヤヒヤでしょう。

そしてなんとかガヤ島到着。私は釣り船もよく乗るのである程度慣れていますが、まぁーこれは「手を離したらヤバいぞ」と覚悟を決めるほど。そんなわけで怖くて掴まっていたので写真撮れず・・・。
揺れない大地って素晴らしい。

スマホで天気予報サイトみたら、この日の午後の風速は15m-20mでした。15mって日本だったら釣り船も出船しないレベル。ホテルで聞いたらモンスーン(季節風の時期)だからだそうです。

ガヤナマリンリゾート オーシャン・ヴィラは極上

フロントでは白人の方がマネージャーで、簡単に施設の説明をしてくれました。英語聞き取りやすいだけで感動。
ウェルカムドリンクとおしぼりが出て、癒やされます。

その後、別のホテルの方が荷物を持って部屋まで案内してくれます。ここの宿泊施設は全て水上。

今回私の部屋はオーシャン・ヴィラという海直結のバルコニー付き水上コテージです。
水上だけど山側を向いている部屋はレインフォレストヴィラといって、そちらのほうが安いです。

でもどうせここまで来るならどうしても海側が良かった。いやぁ贅沢な空間。

バスとトイレからも海が見えます。ただシュノーケリングしてる人とか船からも見えちゃうので、ブラインド下ろすのが普通でしょうけど。できればバスタブあれば最高なんですけどね。ここはより上の部屋でもシャワーだけです。バルコニーの眺め。水着でそのまま飛び込み、疲れたら上がってきてそのまま部屋に直行もできちゃいます。

素晴らしい~

ここにいるだけでだいぶ癒やされますね。

夕飯リベンジ

部屋で一通りのんびりして、ぼっちディナーへ。ここにはALU ALUというチャイニーズシーフードレストランと、MACACという、西洋xマレーシアンレストランの2つしかない(あとはバーがある)。とりあえず「あ、マレーシア着てからシーフード食べてない」と思っていたので、ALUALU(中華)へ。

慣れていない私がいけないのでしょうが、メニューが全て文字のみで英語で料理の想像ができない(汗)。
今回の旅では朝昼晩全ての食事で「コレは美味い!」というものに出会えていないので、失敗したくない。そんなわけで、「Prawn(プラウン)」をグラム数頼んで調理してもらうことにしました。ちなみにエビ=シュリンプ(Shrimp)も間違いはないのですが、シュリンプは小エビ程度で、日本で言う車エビクラスはPrawnです。メニューにもPrawnで書かれているので、エビ好きなら覚えておくと良いでしょう。(恥ずかしながら私も前回のマレーシア旅行で初めて知りました)

さてエビ料理ですが、材料を選んだら調理方法をチョイスする形(これは中国国内のシーフードレストランとかでも見かける形ですね)。店のオススメ&一番人気がStir-Fried with Butter Milk Sauceというその名の通りバターとミルクのソースで味付けしたものだというのでソレを頼んでみた。

味は、、、普通(汗)。美味しいけど、突き抜けた美味さとまでは言えず。えび大好きなんですが、えびの美味しさがバターとミルクでマイルドになっちゃてますね。まぁそういう料理なんだろうけど、、、私的にはガーリック炒めがあったのでそちらにすれば良かったと後悔。

もう一つ、エビチャーハンも頼んでみた。

こちらは正解! めっちゃ美味い。チャーハン頼んだのにエビ料理にライス付いてるからと持ってくるのはどうかと思うが、チャーハンは抜群。ふわふわパラパラで有りながら、味もエビとガーリックが強くしっかり主張してて、エビバターソースのなんだかぼんやりとした味と対照的。これだよこれ。

あとお店の方の英語はやはり聞き取りづらい。もの凄く親切だし物腰柔らかいんですけどね。私のコレが欲しい、こうして欲しいという英語は通じているので一方通行的なのがもどかしい。この英語を分かってやりたい。

ま、そんなこんなでガヤ島初日の夕飯は終了。クアラルンプールで2日間外れまくりの食でしたが、まさかのエビチャーハンで若干挽回できたのは嬉しい点です。

でもこの店に来ることはもう無いのです。それはまた4日目の記事をご覧ください。

次回は

長くなるのでまた次回に続きます。
もの凄く忙しかったクアラルンプールの日々(と言っても2日間だけなんだけど)から逃れ、ガヤ島のリゾートにやってきて、「さあ癒やされるぞ」とモードを切り替える3日目でした。4日目はこの旅で唯一のフリーデーなので、海に入ったり、水中ドローンも持ってきたので使ってみました。

クアラルンプール&コタキナバルの旅 4日目

Booking.comが安くて助かる

なお今回の旅は全てBooking.comで予約して行っています。Booking.comは2回の予約でGeniusという会員特典が付くらしく、10% OFFの特典があります。他サイトとの価格競争ではだいたい同程度ですが、このGeniusの特典があると、ぐっと安くなる。更にGenius会員だとホテルによってはアーリーチェックイン/レイトチェックアウト、5回宿泊だと朝食か付いてくるなどの特典が付くこともあります。Genius会員レベルが上がると15%割引なども適用されるそうです。

例えばこれはホテルマヤの料金ですが、10% OFFが適用されています。マレーシア クアラルンプール コタキナバル 旅行記 (245)

また昨年末に家族と人気のリゾートに行ったのですが、希望のホテルが他サイトではもう泊まれないのに、Booking.comなら予約可能であることが多く、何かBooking.com用の枠があるのかなと思わずにはいられない感じでした。実際それで無事予約できましたし、割引も利いてるので、いまのところこれ以外を使う理由がないぐらい便利です。

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