SHOKZ「OpenDots ONE」- イヤーカフ型イヤホンなのに音質が良い!6.5gの超軽量装着感で10時間ライフ/EQ調整もできスポーツや通勤や仕事までこなす万能イヤホン

様々なイヤホンを発売し、特に骨伝導イヤホンで有名なSHOKZが、イヤーカフ型イヤホン「OpenDots ONE」を発売しました。

「OpenDots ONE」はイヤーカフ型イヤホンの為、周囲の音を遮断せず、快適な装着感を得られ、また音質やオープンイヤー型の課題である低音や音漏れのレベルを低減しています。

このOpenDots ONEをレビューしていきます。

OpenDots ONE

OpenDots ONEは、イヤーカフ型イヤホンとしてアクセサリーのような美しいデザインと、16mm相当 デュアルダイナミックドライバーを備えており、オープンイヤー型の開放感を得つつ、音質も追求したイヤホンとなっています。

ケースはワイヤレス充電に対応し、自宅に戻ってきたらワイヤレス充電器に置くだけと簡単。
また左右どちらでも区別せずに使え、ケースに入れる際も耳に装着する際も気にせず使えます。
イヤホン単体の連続使用時間は最大10時間、片耳6.4gと軽量で、1日中使っても軽快です。
アプリによりイコライザー調整等も可能で、音質も好みに合わせて変更できます。

空気伝導トランスデューサ
ドライバー
16mm相当 デュアルダイナミックドライバー
サウンド技術
Bassphere™テクノロジーShokz OpenBass™ 2.0
マイク
デュアルノイズキャンセリングマイク
再生時間 (イヤホン単体) 最大 10時間
再生時間 (ケース併用) 最大 40時間
急速充電
10分間の充電で最大2時間の再生が可能
充電時間
約 1.5時間 (イヤホン本体)
充電ポート USB Type-C
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.4
対応コーデック SBC, AAC
マルチポイント接続 対応
防水防塵等級
IP54 (イヤホン本体)
デザイン イヤーカフ型
重量
イヤホン片耳: 6.5g 充電ケース: 39g
カラー
ブラック、ホワイト

*Shokz様からお借りしてのレビューです。

開梱と外観

同梱品はマニュアル、USB Type-Cケーブル、イヤホンケース、イヤホン本体となっています。

ケースには左右のどちら側を先に置いても大丈夫なように設計されており、耳に取り付けた時点で左右判別してくれます。
そのためイヤホンを置く際に「あれっ?どっちだっけ?」とイライラしなくていい。こういう細かい配慮、好きです。

ケースはこのように手に包めるぐらいの小ささ。
下部にLEDステータスライト。マット系素材の為、指紋も目立たない。僅かなことですが、こういう所で愛着が湧くというもの。

背面にUSB Type-C端子があります。ケースの充電は、0→100%で100分、イヤホンをケースにしまって、ケースで充電する場合は満充電まで60分です。

そしてイヤホン本体はイヤーカフ型イヤホンと呼ばれる耳に直接はめるタイプ。
そのため、一般的なイヤホンのようにイヤーピースサイズの調整も要らず、耳に引っかけるだけと簡単。
スピーカー部分が露出していますが、IP54防水があります。これで突然の雨とかちょっとした水しぶきは大丈夫です。

装着感

イヤーカフ型イヤホンは耳に挟んで使うだけなので、装着感はとても軽く圧迫感はゼロに近い。
重さは片耳たったの6.5gと超軽量で、耳に何かを着けている感覚はかなり小さいです。

イヤーカフ型イヤホンは製品によっては耳を挟む力が強すぎて痛かったり、弱すぎて落ちそうになるものもありますが、このOpenDots ONEは”ちょうどいい”。耳に当たる部分がシリコン素材というのもあり、落ちる心配もなく当りもソフトで着けていて安心。

そして、もう一つこの形状のメリットは、メガネを使っているとメガネの”つる”と干渉しない点。

私の妻はオープンイヤー型イヤホンを仕事で使っていましたが、気になりすぎてオープンイヤー型を諦めていました。
しかし、このOpenDots ONEを使ったところ、「私の悩みを解決してくれた」と大いに気に入って、自分用に既に1つ購入していました。

また、私も軽くジョギングで使ってみましたが、見た目に反して走っている際もずれる、落ちるなどの心配は皆無。
これならジムや軽いスポーツなら楽々ですし、
もちろん外音が聞こえるので、外を走っていても安全です。

音質もいいしEQ調整で自在にカスタム可能

イヤーカフ型イヤホンがで気になるのは音質でしょう。
耳を塞がない為、どうしても音質は構造上不利にはなります。

それでもOpenDots ONEは、16mm相当 デュアルダイナミックドライバーを搭載している事もあり、ぱっと聴いて良い音だなーと体感できるものがあります。最初は「え?イヤーカフ型だよな?」と思うほど。
以前レビューした、OpenFit2と似たイメージで、低音も中域もしっかりとしたものを感じます。

また更に自分好みの音質にも変えられます。Shokzアプリを使えば、イコライザーモードがあり、プリセットから「ボーカル」「低音強め」等を選択可能。また、自分なりの音にしたければイコライザー調整が可能です。

音漏れは自宅のような静かな環境では、音量を高くすれば漏れます。
しかし実際に通勤電車の中で使った感じでは、音量をガンガン上げず「ある程度聞こえる」程度抑えていれば、周りの方は聞こえないレベル。
ちなみにアプリのイコライザーモードでプライベートを選択すると高周波音が抑え気味になり、音漏れを低減可能です。

タッチ操作カスタマイズ

Shokzアプリを使えば、タッチ操作カスタマイズが可能です。
1本指タップで誤動作を避けたければ、2本指つまみにしておけば防げます。

仕事でも充分使えるマイク

実際仕事で音楽聴きながら4-5時間ほど着けてみましたが、耳も痛くないし本当に開放的で痛くならない。

オンライン会議でも使ってみましたが、相手への伝わり方も良く「とてもクリアだよ」といって頂いています。

私の妻も買ってつかっていますが、オンライン会議が多いので心配だったのはマイク。
OpenDots ONEの説明では「周囲の雑音がかき消されます。通話中、AIアルゴリズムがあなたの環境状況を分析し、ノイズをフィルタリングする」と書いてあるのですが、実際使っても会話が本当にクリアと感じています。
例えば自宅で周りが多少ガヤガヤしていても、窓を開けていて電車や車の雑音があっても、相手には雑音が入らず自分の声だけ綺麗に伝えられます。

1日使える連続使用時間

また仕事で使う上で大切なのが、連続使用時間。

一般的なイヤホンだと6時間程度のものも多く、8時間フルに使う事はないとは言え通勤も含めればやや不安なものです。

しかしOpenDots ONEはは再生で10時間使える

これなら一日中使っても安心で、実際通勤往復で約2時間、仕事でオンライン会議が4時間ぐらい入っても全然余裕です。
もちろんケース併用が可能なので、昼休み等でケースに収納すればもっと安心です。

マルチポイント接続

また更に便利なのがマルチポイント接続。いわゆるマルチペアリング。
例えばPCとスマホの2つを登録しておけば、通勤時はスマホと接続、だけど出社したらPCと接続が簡単にできます。

まとめ:手放せ無くなる使い心地

Shokz OpenDots ONEを2週間ほど使っていますが、あらゆるレベルで私と妻の日常イヤホンとして手放せないレベルになっています。

装着感の圧倒的な軽さ、音室の良さ、AIマイクの実用性の高さ、10時間バッテリーライフ、マルチポイント接続など、自分にとって必要な機能や、イヤホンとしての音質などが高次元でまとまっています。

通勤や仕事時は外音も取り込みつつ音楽を楽しみたいわけで、イヤーカフ型イヤホンはその最適解とも言えます。

雑音を完全にカットして音楽に集中したいと方にはイヤーカフ型イヤホンは当然向いていません。ただOpenDots ONEのようにスポーツ、ジョギングといったアウトドアにも使え、外音もそこそこ取り込みつつ通勤通学、仕事にも使え、生活全てに使え全てがオールインワンなものが欲しい。それが高次元でまとめられているのがSHOKZ OpenDots ONEです。

価格

SHOKZ OpenDots ONEは2万7,880円です。
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