中国のスマートフォンメーカーZTEのnubiaブランドから、Snapdragon855+搭載のゲーミングスマートフォン『RedMagic 3S』が発売されました。
基本的にはRedMagic 3のブラッシュアップ版です。また4G B19を含む3キャリアプラチナバンド対応です。
nubia RedMagic 3Sの主な特徴
RedMagic 3Sは、RedMagic 3のSoC(CPU)アップグレード版です。そのため殆どのスペックが共通です。
ディスプレイは6.65インチと大きく、解像度はフルHD+。AMOLEDディスプレイで、リフレッシュレートは90Hzまで対応します。
アップグレードされたSoC(CPU)はSnapdragon855+で、Snapdragon855の2.8GHzから2.96GHzまでクロックアップされています。RAMは8GB/12GB。ストレージは128GB/256GBと容量はRedMagic3と同じですが、UFS3.0にアップしています。
ゲーミングスマホなので冷却効率も高く、液冷+空冷システムにより最大-16度も違ってきます。
側面にはゲーム用のタッチボタン(L/R)が配置されています。
RGB LEDライトも従来通り配置され、好きなカラー/点滅タイミングを設定できます。
本体は真ん中部分がやや盛り上がっていて、中央部は9.65mmとやや厚めですが、両端の最薄部は6.6mmとなっていて全体的にラウンドした持ちやすいデザインとなっています。
ROG Phoneのようなクーリングドッキングデバイスもオプションで販売しています。
カラーはブラック/シルバー、それとサイバーシェードと呼ばれるレッド&パープルの3色。
周波数帯は以下の通りで、4G LTEはdocomo B19を含む3キャリアプラチナバンド対応です。
FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/25/26/28/30/66
TDD-LTE: Bands 34/38/39/40/41
TD-SCDMA: Bands 34/39
WCDMA(WCDMA):Bands 1/2/4/5/8/9/19
CDMA: BC0/BC1
価格は500ドルアンダーで売られていて、SD855+搭載のゲーミングスマホとしては非常に安いです。
ただ今時48MPとはいえシングルカメラ、背面指紋認証など、RedMagicシリーズでデザインを統一した結果、進化が微妙な面もあります。それでも「ゲーミングスマホにカメラは重視しない」という方も多いですし、AMOLED/90Hz対応のディスプレイといったSoCだけではない魅力も多いスマホ。国内3キャリアプラチナバンド対応というのもプラス要素ですし、価格メリットも大きいので、魅力は十分あると思います。
主要スペック
価格
Gearbestでは8GB+128GB版が499.99ドルでセールをしています。
Gearbest販売ページ
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