Microsoftから発売された「Surface Go」を自腹購入したのでレビューしていきます。
日本版は高いので、US版を米国Amazonから取り寄せてみました。キーボードだけは国内版を買ってのレビューです。
Surface Goの主な特徴
Surface Goの位置づけとしては、以前販売していたSurface 3の後継機という形になるでしょう。そこそこの性能で廉価というのが特徴です。
細かいスペックとしては、ディスプレイは10インチで解像度は1800×1200。Surfaceシリーズでは定番のアスペクト比 3:2です。10インチというサイズを考えれば、この解像度は必要充分以上でしょう。
CPUがIntel Pentium Goldでやや非力にも感じますが、Celeronより上、Core m3より下という位置づけなので、ローエンドレベルではありません。メモリは4GB/8GBから選択、ストレージはちょっと注意が必要で、64GBはeMMC、128/258GB版はSSDとなります。当然SSDのほうが高速なので、ある程度パフォーマンスを期待したいのであれば、128GB版は最低でも欲しいところです。私も今回は8GB RAM+128GB SSD版を買いました。
OSはWindows10 Homeではなく、Windows10 Sモード(以下Win10S)。Win10SはインストールアプリをWindowsストア以外からインストールできないなどの制約があるのですが、Sモードは無料で解除できるので大丈夫。
難点はUSB Type Aがない点(USB Type-Cは1つある)で、10インチなら付けられたんじゃないの?という反面、522gと軽量化をする為にはある程度切り捨てが必要という面も理解はできます。別売りのタイプカバーを付けても765gとモバイルPCとしては超軽量になりますので、ある程度割り切りは仕方ない面もあります。
同梱物&外観
さてここからはOpen Boxしていきます。
ACアダプターはコンセント直結タイプでかさばらない。コンセント形状も日本で使えるタイプです。(電圧ももちろんOK) ちなみにSurface Proなどともコネクタは共通で、充電もできましたので互換性がある模様。
Surface Goの本体はこのようにキックスタンドで自立します。右側面には、充電用のSurfceコネクト、USB Type-C、3.5mmイヤホンジャックがあります。
左側面には何も無し。
上部には電源/ボリュームボタンがあります。Surfaceシリーズに慣れている方なら、このあたりの配置は同じなので違和感ないでしょう。
背面はこちらもSurface Proシリーズと同じ。上部に8MPのカメラがあり、下部はキックスタンドになっています。
底部には専用キーボードであるタイプカバーキーボードとの接続コネクタがある。
タイプカバーキーボード
日本語配列のキーボードが好きなので、タイプカバーキーボードは日本で買いました。アルカンターラ仕様でカラーはコバルトブルーです。ただ価格は16000円ぐらいで高すぎますね。Surface Goにはほぼ必須アイテムなので、せめて8000円ぐらいが妥当でしょう。
キーボードとドッキングしたところ。サイズの違いはあれ、雰囲気はSurface Proと全く変わらない。スペック面では廉価版という感じですが、質感はとても高い。アルカンターラの触り心地も相変わらず極上です。(1.6万円のキーボードだけはある) ただ汚れには弱いので、シミとか手垢とかは気をつけなければならない。
ファースト・インプレッション後編では、Surface Proとの比較や重量と体感をレポートしています。
『Microsoft Surface Go』ファースト・インプレッション後編! 小さく軽いは正義! Surface Proと比較してみた
Surface Goの価格と購入方法
最安はメモリ4GB+ストレージ 64GB eMMC版がありますが、これはあまりにもスペックが低いので、長く使うなら一つ上のメモリ8GB+128GB SSDがお勧め。
記事作成時点の価格ですが、Amazonでは8GB RAM + 128GB SSD版の価格は約85000円。
US版が550ドル程度で買えることを考えると国内版は高いですね。US版は技適無し、そして米国Amazonアカウントが無い方は作ったりとやや面倒ですが、2万円差ぐらいはあるので、トライする価値はあるかなと私はやってみました。
US Amazon : NEW Microsoft Surface Go (Intel Pentium Gold, 8GB RAM, 128GB)
詳しくは以下まで。ただ保証もアメリカとなってしまうので、そのあたり心配な方は国内版が良いでしょう。タイプカバーキーボードは英語配列
日本のSurface Goが高すぎる!アメリカAmazonからUS価格で2万円安く買ってみた~メリットデメリットそれぞれあるよ
USアマゾンアカウントの作り方はこちら。