【実機レビュー】海外SIMフリー版「XPERIA 5 J9210」~XPERIA 1と比較しつつファースト・インプレッション~

SONYのフラッグシップスマートフォン「XPERIA 5」の海外SIMフリー版 J9210を自腹購入したのでレビューしていきます。

今回は初回レビューと言う事で、兄貴分のXPERIA 1とも比較しつつ見ていきます。

XPERIA 5 の主な特徴

XPERIA 5は6.1インチのスマートフォン。既に発売されている兄貴分となるXPERIA 1の6.5インチから0.4インチコンパクトなサイズになっています。OLED(有機EL)ディスプレイとアスペクト比21:9は同じ。但し解像度は4K→フルHD+(2520×1080)へとダウンしています。これは個人的にはこれは良い判断だと思っていて、スマホサイズで4Kはさすがにオーバースペック。その分価格が安くなっているのは歓迎です。

その他基本スペックはほぼXPERIA 1と同じ。SoC(CPU)はSnapdragon855,メモリ6GB、ストレージは128GB、3眼背面カメラの12MP x3、フロント 8MPカメラのスペックも同じです。ちなみに国内キャリア版はストレージが64GBと半減しています。

ただ一番のメリットはそのサイズで、XPERIA1の167 x 72 x 8.2mmから、XPERIA5は158 x 68 x 8.2mmとなりました。縦方向で9mm、横幅で4mmの小型化をしているので、女性でも持ちやすいサイズとなっています。またXZ2 compactが横幅65mmですから、3mmほど幅広とはいえ、小型スマホが欲しいという層には響きそうです。それにコンパクトだけど縦方向は長くして1画面の情報量は多くしたいという欲求にも応えているので、コンパクト系が好きなユーザーにとっては現時点でベストソリューションだと思います。

バッテリー容量は小型化されたにも関わらず、3,140mAhとXPERIA 1の3,300mAhからあまり減っていません。カラーはレッドとブルーが新色として採用されています。(XPERIA 1のパープル/ホワイトが無くなっています)

海外SIMフリー機で一番気になる対応周波数帯は以下の通りです。プラチナバンドは国内3キャリア対応です。
*3G: 1, 2, 4, 5, 6, 8, 19
4G : 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 46, 66

XPERIA5は国内キャリア版(docomo SO-01M/au SOV41/SoftBank)も発売される予定ですが、SIMフリー版との違いは、おサイフケータイ対応の有無と、ストレージ容量です。海外SIMフリー版はおサイフケータイ無しですが、容量が128GB。国内版はおさいふ対応ですが、ストレージ半減の64GBです。

・ETOREN販売ページ: XPERIA 5 J9210

主要スペック

付属品

付属品はイヤホンとUSB Type-Cケーブル、USB Type-C/イヤホンジャック変換コネクタ、充電器です。USB充電器は日本で使えないコンセント形状なので別途用意が必要ですが、これは日本でも買えますし、海外SIMフリー機を買う人なら別途持っているでしょう。

イヤホンは普通の3.5mmのタイプですがXPERIA5にはイヤホンジャックがないので、USB Type-C変換経由の接続となります。

XPERIA 1と比較しつつファースト・インプレッション

ここからは兄貴分のXPERIA1と比較も含めて、外観を中心に見ていきたいと思います。

基本的にはXPERIA 1を小型化したものがXPERIA5という感じです。まず前面から。左のレッドがXPERIA5、右のパープルがXPERIA1です。6.1インチのXPERIA5に対して、6.5インチのXPERIA1と、縦方向に9mmも差があります。そのため、XPERIA5はかなりコンパクトで手にしっくりと収まります。画面上部にスピーカーと8MPのフロントカメラが配置されているのは同じ。但しディスプレイ解像度はXPERIA1が4K(3840×1644)に対して、XPERIA5はフルHD+(2520×1080)。比較すると低解像度となりますが、6.1インチでフルHD+は充分なスペックですし、AMOLEDディスプレイの為、色合いも鮮やかで不足感はありません。むしろXPERIA1の4Kのほうがオーバースペック過ぎで、ここがコストに跳ね返っているなら、フルHD+のXPERIA5のほうがリーズナブルで実用的です。

本体下部面は、配置は同じで、USB Type-C端子と2つ目のスピーカーとなっています。全幅はXPERIA5が68mm、XPERIA1が72mmで4mmもの差があります。そのため女性にはこちらのほうが使いやすいでしょう。また男性でもコンパクトスマホが好きなら、気に入るはずです。 個人的にXPERIA 1のサイズは充分細く気に入っていますが、XPERIA5を使ってみると、こちらのほうがしっくりします。というのも結局カバーを着けて使うと、手の中に収まりがいいのは5のほうで、縦長のディスプレイの情報量の多さと相まって、「小さくても使いづらくない」のです。

右側面にはカメラシャッターボタン、電源、指紋認証リーダー、ボリュームボタンという配置になっていて、こちらもXPERIA 1と同じ。

背面。まず目に付くのはトリプルレンズカメラの位置が左端に寄っている点です。ただカメラの性能は12MP (f/1.6)+12MP(f/2.4)+12MP(f/2.4) でXPERIA1と変わりありません。ただXPERIA1は4辺がややラウンドしているのに対して、XPERIA5は角張っています。背面は真っ平ららガラスパネルで、過去のXPERIAデザインを踏襲している感が強いところが大きな違い。XPERIA1はある程度大きさを感じさせないようにして丸みを持たせているのでしょうが、背面デザインとしてはシャープさが薄い。XPERIA5はサイズが小さい事もあり元々のXPERIAのデザインを主張しやすくなったのではないかと思います。私はXPERIA5のほうが洗練されているイメージで好きですね。

カメラの実力についてはもう少し使って次回レビューします。

実重量と手に持った使用感

実重量は164g。XPERIA1は180gですから16g軽量です。

XPERIA5はのサイズは158 x 68 x 8.2mm、XPERIA1は167 x 72 x 8.2mmなので、縦9mm、横幅4mmもコンパクトです。その為、持ちやすく手に馴染みます。

レビューは後編に続きます。

【実機レビュー】このサイズがちょうどいい『SIMフリー版 XPERIA 5 J9210』2ヶ月使って分かった良い点悪い点

価格

Sony Xperia 5 J9210のETORENでの販売価格は80,700円。
送料は1,956円で1-3営業日で配送されます。

カラーは4色で全て価格は同じです。

*但し価格は為替とセールで随時変更となりますので、最新価格はETORENでご確認ください。

・ETOREN販売ページ: XPERIA 5 J9210
ETORENだと輸入消費税がかからない(価格に含まれている)から総額も安く、その上、日本人スタッフ対応や、修理の際は国内の拠点に送るだけでいいなどのメリットがあり、サービスと総額のトータルで見るとETORENはオススメです。ページ自体もリニューアルされ、日本語で見やすくなり、また日本円表示/決済できるなど、かなり日本向けに改善されています。

ETORENについての細かい点は下部にある関連記事をご覧下さい。

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