2つのモップ加圧床磨きができ、5100paのパワフル吸引且つ掃除後のごみも自動収集できる、全自動のロボット掃除機「yeedi Floor 3+(Plus)」を使ってみました。
yeedi Floor 3+の主な特徴
Yeedi Floor 3+は、5100paのパワフルな吸引力をもったロボット掃除機。
当然ただのロボット掃除機ではなく、ゴミの自動回収と、回転モップで床のモップ掛けまでしてくれるオールインワンタイプのロボット掃除機です。
障害物を3D ToFテクノロジと呼ばれる機能で巧みに回避するので、床になにかが散らばっていても回避しながら掃除が可能です。ペットのいる家庭とかでも安心ですね。高さの検知もするため、ソファー下が高くない場合でも、無理して入り込むことがありません。
モップ掛けはただの濡れた布でさらっと拭き上げる程度ではなく、圧力をかけて拭きながらモップ洗浄して常に綺麗なモップで床掃除をしてくれます。
そんなわけでゴミ掃除も床磨きもトップレベルのロボット掃除機となっています。
開梱物と外観
箱を開けて中身を確認。
同梱物は自動ゴミステーション、電源ケーブル、回転モップパッド(既に本体に装着済)、エラスティックエッジブラシ)サイドブラシ)x2、マニュアルです。紙パックは予備がなく1つだけで最初から自動ゴミステーションに取り付けられています。
自動ゴミステーション裏には電源ケーブルを巻き取る機構があり、コンセント接続時の長さ調整が可能。リビングに置く事が多いので、こうした見栄えへの配慮は有り難いですね。
自動ゴミステーションの上部を開けると、右側にゴミ収集されたものが格納されるダストパック(紙パック)が装着されています。
左はフリー収納スペースで、交換用ダストパックなどを収納可能。
マニュアルは丁寧な図解もあってとても分かりやすい。初めてロボット掃除機を使う人にとってはこうしたしっかりとしたマニュアルは有り難いでしょう。
本体は最近では一般的な形状で、ポコッと出ているレーザーセンサータイプではなく、前側面、横側面にセンサーがあるタイプ。その為上部がスッキリとしています。
上蓋を外すとダストカップがあります。ただこちらは普段自動ゴミステーションにゴミは回収されるからあくまで一時的なカップの為、あまり触る事はないでしょうね。後ろ側には水拭き時の給水タンクがあります。
背面には回転してゴミを吸引口に寄せるエラスティックエッジブラシx2と、2つのモップパッドが付いています。
モップパッドを外せば通常のロボット掃除機の掃除モード、取り付けるとモップ掛けモードに自動的に変わります。
真ん中の回転ブラシは簡単に取り外せるので、メンテナンスは容易です。
WiFi接続でアプリを使うとより便利に
yeedi Floor 3+はWiFi接続しなくても使えますが、スマホアプリを入れたほうが格段に使い勝手が良くなります。
というか基本的には必須。
アプリはyeediをGoogle Pay(Playストア)にApp Storeで検索してインストールしておきます。
あとはWiFiを繋いでスマホアプリと連動させるのですが、WiFiは2.4GHzだけが対応していますので、そちらのアクセスポイントを使いましょう。一応2.4GHz/5GHz混合タイプ(これが一般的だと思います)もOKのようですが、我が家はその混合タイプでダメだったので、2.4GHzのアクセスポイントを用意しました。
こうしてWiFi接続で、アプリとYeedi Floor 3+を接続すれば、床拭き時の水量、掃除モードの吸引力、禁止エリアの指定、掃除のスケジュール/タイマー、等の細やかな設定ができるようになります。また掃除中でもアプリでどこを掃除したのかも確認できます。消耗品の状態まで確認できるようになるので、WiFi接続しなくても使えるものの、これは絶対に使うべきでしょう。
掃除能力を試す
yeedi Floor 3+にまずは掃除モードで使ってみました。
我が家にあるルンバ960と比較すると圧倒的に静かです。そして絨毯とか畳を検知すると吸引力を上げてハイパワーモードになり、音量はあがりますが、それでもルンバ960と同等レベル。
段差の乗り越え能力はとても高く、リビングや畳に敷いてあるラグは余裕で超えますし、うまくいかないときは角度を変えてリトライしたりとちゃんとお利口です。
高さはわずか84mmしかないので、ソファーの下などにも余裕でくぐって入り込み、お掃除をしてくれます。
ロボット掃除機って何が良いって、この椅子の下とか狭い所にも入り込める所で、スティック型の掃除機だとこれができない。だから椅子どけて掃除したりする必要があるのですが、面倒だし床傷つける可能性もあるしでリスクがある。だから普段はロボット掃除機のほうが良いんですよね。
掃除能力も当然ながら抜群。もったいないですが、紙パックを開けて確認してもみましたが、2日間の掃除でどっさり取れています。体感ですがいつも使っているルンバ960よりも多く取れていますし、2つある回転ブラシ(エラスティックエッジブラシ)の効果か、ルンバ960では弾いて撮れない事が多い猫砂などもしっかりとかき込んで取ってくれています。
このゴミが1ヶ月は余裕で紙パックに溜め込めるので、本当にロボット掃除機に触ることは少なくなり、ほぼ放置でいいのが凄すぎます。
対物センサーが凄い
yeedi floor3+が凄いのは対物センサーがかなり優秀という点。一度マップを作成後は、家具にあまり当たらないし、直前で回避してくれる。
我が家はにゃんこ様がおり、ロボット掃除機(というか回転するブラシ)にじゃれついたり、周りをうろうろしたりするので、手が挟まれないか心配なのです。が、yeedi Floor3+は猫が前にくると「ぴたっ」と止まり方向転換してくれるので、事故がないのが有り難い。
まぁあまりロボット掃除機の周りにまとわりつくと掃除自体の邪魔にもなるので、結局にゃんこは別部屋に移動してもらっちゃうのですけどね。
水拭きモップ掛けで床はツルツル
yeedi Floor3+の強みはなんといってもモップ掛けです。
タンクに水を入れ、モップパッドプレートを底面に取り付ければ勝手にモップ掛けモードになります。
床にぴったりと圧力をかけてて水拭きするため、yeedi Floor3+がモップ掛けしたあとは床がピカピカです。
これはフローリングが多い家庭なら、一度使うと止められなくなる。
一般的ロボット掃除機によくある「モップ濡らしてさっと拭き掃除」といった簡易的な拭き掃除。yeedi Floor3+は床磨きなので、効果は大きく差が出ます。モップ掛けでは普段の掃除モードと違い、モップパッドが隅まで届くように壁沿いをぐりぐりと磨きながら動きます。これが結構カワイイ。
掃除後はモップパッドプレートからモップを外して洗えます。
泥水のようとまではいきませんが、それでもうっすらと茶色に汚れています。
なお、アプリ側でモップ掛けと掃除の進入禁止を各々指定が可能です。
以下は左画面でモップ掛け禁止エリアを指定して、右が実際モップ掛けをした場合です。
軌跡を見るとちゃんと立ち入り禁止区域に入らずにモップ掛けしている事が分かりますね
ロボット掃除機ではアプリ連携がほぼ必須というのは、こうしたモップ禁止エリアを指定したり、掃除してほしくないエリアを仮想的に指定できるからという面も大きいです。ペットの餌がある場所とかロボット掃除機だと移動させて最悪は器をひっくり返して仕舞うこともありますしね。
総括
yeedi Floor3+を2週間ほど使ってみましたが、間違いなくフローリング主体の家ならオススメです。
私は2週間に1回「クイックルワイパーで床掃除をする担当」なのですが、家具どかしたりソファの下に屈んで手を突っ込んだりと重労働。これから解放されるわけですよ。
しかも回転モップでのモップ掛けなので、床がさらさらになるのが体感できるレベルに仕上がります。
私なら体力的に2週間に1度ですが、yeedi Floor3+なら毎日だってOKなわけです。
掃除機能自体も手持ちのルンバ960よりも静かで、ゴミも毎日捨てる必要がなく自動ゴミステーションに吸い上げられて、1ヶ月は余裕でゴミ捨て不要。スケジュールで掃除時間を決めておけば、ロボット掃除機に触れる事すら無くなるのです。
使用感で唯一難点を挙げるとすれば、それはモップの片付け場所が欲しかった点。最初自動ゴミステーションを見たときは「遂にモップパッドプレートが収納できるのか?」と心躍りましたが、ちょっとだけサイズが足りない。んー残念。
モップを付ければモップ掛けモード、外せば普通に掃除モードとなるので、普段掃除だけの際は、このモップパッドプレート置き場がないのですよね。せっかくなのでちょっと蓋が浮くけどこのまま使っています。
とは言え不満点はそれぐらいしかない。
価格的には最高級機の10万円超よりは遙かに安く、実売は8万円程度です。
それでも高い部類とは思いますが、掃除だけでなく、ロボット掃除機のゴミ捨てと、モップ掛けで「掃除」から人間を解放してくれるアイテム、そしてその時間と手間を買うと思えばお買い得だと思いますよ。
価格 とキャンペーン
価格はAmazonでは99800円で既に17%オフで販売されています。
記事作成時点では、更に20,000円オフクーポン、更にポイント5%が付いて4990円分のポイントが付与されます。
その為、実質は75,000円程度です。
関連リンク
公式サイト : Yeedi Floor 3+(Plus)