実はうっかりメイン機「Galaxy Note8」をコンクリに落下させてしまいました。
アルミケースと、ガラス液晶保護フィルムがあったので、被害はケースが傷だらけになったのと保護フィルムが一部割れただけで済みました。これはこれで立派なプロテクターとして機能してくれたので良かったのですが、総取っ替えしなければいけません。
ということでまずはガラス液晶保護を買ってみました。それも全面吸着タイプ。これがかなり満足なガラス液晶保護フィルムでした。
全面吸着タイプにしたわけ
以前使用していたのは、4辺吸着で「気泡レス」タイプ。気泡レスとは聞こえがいいですが、ようはガラス液晶保護フィルムと液晶面がくっついてなく、要は空気層があるわけで、当然タッチ感度、ペン感度が悪くなります。こういう事は分かっていたのですが、Galaxy Note8発売当初はこういうタイプしかなかったんですよね。(非ガラスはありましたが、今回のように落下衝撃に対しては弱いので却下してました)
更に気泡レスの難点としては、「水が入る」という点。Galaxy Note8は防水の為、汚れてもさっと水洗いなんてこともできるわけですが、そんなことをすればフィルムと液晶面の間に水が入り、結局は貼り直しになります。
つまり気泡レスは買っちゃダメってことです。(特に防水スマホは)
ということで全面吸着タイプを買ってみました。2980円と高いのですが、ほぼこれしかない状況だったので、トライしてみましたよ。
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開梱と同梱物
がっちりとした箱を開けると、取り付けようの型、ガラス液晶保護フィルム、マニュアル、気泡押し出しへら、ウエスセットが入ってます。
手に持っているのは取り外した割れた以前のガラス液晶保護フィルム。見た目は新旧全く変わらない。
ウエスセットには、ウエット/ドライのウエスと、ゴミ除去用のシールが入っています。
貼り付けはちょっと大変
さて早速貼り付けていきます。Galaxy Note8のガラス面をウエット/ドライのウエスで丁寧に拭き、ゴミが舞わないようにエアコン停止させ、空気が落ち着いた予感(?)がしたら、貼り付けていきます。
全面吸着タイプなので、液晶面だけでなく、ガラス液晶保護フィルム側も吸着するフィルム側にゴミが付着しないよう、薄いフィルムを剥がしたらすぐに貼るようにしましょう。
ガラス液晶保護フィルムはもう何度も貼ってますし、比較的失敗は少ないと自負していたのですが、気泡たっぷり残り。型があるので位置合わせが芙蓉なところはとても貼りやすくていいんですけどね。
気泡はへらで押し出していけばOK! と思っていたのですが・・・
これ、サイドが曲がっているので、いくら押し出しても、曲面部分でエアが抜けない。へらの効果なさ過ぎる。
ということで、ガラス液晶保護フィルムを少し浮かせては指で丁寧にエア抜きしつつを繰り返し、なんとか綺麗に貼れました。貼ってあるかどうかが分からないレベルです。
使用感は極上
横から見ると、ガラス液晶保護フィルムはサイド側の縁ギリギリまではカバーしていないことが分かります。ただ正面から見て使っている分にはなんら支障がありません。全面吸着タイプのテストとしてSペンで書いてみましたが、これは断然書き心地が違う。買ってすぐに気泡レスのガラス液晶保護フィルムを貼っていたせいか、いままではペンを押しつけ気味に書いていた(それが書きやすかった)のですが、いまは「こんなに書き心地が軽かったのか!」とあまりの違いに驚いています。指でのタッチ感度もよく、ヌルサクになりました。
ただ完璧とは言えず、数日するとサイドの曲がっている部分から気泡がじんわりと侵入してきます。これは指で押し出せば元に戻りますが、翌日にはまた空気が入りますのでどっちみちいたちごっこになります。
2980円の価値あり
価格としては2980円で、数百円で売られているガラス液晶保護フィルム界では異様に高いわけですが、ペンとタッチ感度が向上するメリットを考えれば、全然安い。気泡レスタイプはもう二度と買わないと決意するぐらい段違いなので、もしこれが割れたとしても次回も迷い無く買います。
ただこれまで書いてきたように難点もあり、まずは貼り付けが大変です。何度も浮かせて着けてとしている間にゴミが入る事もあり、そのたびに挫折しそうになったし、下手したら割れるというリスクもあるので、万人に気軽にはお勧めできません。サイドから気泡も入ってきますし、完璧な製品とは言いがたいです。
それでも綺麗に貼れれば気泡タイプの比ではない使い勝手が手に入りますので、挑戦したい方、リスク覚悟でできる方、「私失敗しませんので」と言える方は是非トライしてみてください。