イヤホンやスマートウォッチを発売しているHaylou 社の完全ワイヤレスイヤホン「Haylou X1 2023 TWS」を使って見ました。
主な特徴
Haylou X1 2023 TWSは、価格的にも2000円強と低価格ながら、12mmダイナミックドライバーを搭載し、IPX4防水にも対応したライトに使える完全ワイヤレスイヤホンです。
その12mmのダイナミックドライバーで迫力あるサウンドを堪能でき、なおかつこの価格でHaylou Soundというアプリケーションで、イコライザをプリセット変更が可能。その他にもタッチ等の指定方法も変えられます。
Bluetoothは5.3に対応。コーデックSBC/AACで、連続再生は5.5時間バッテリーケース併用で24時間再生も可能です。
その他IPX4防水にも対応しています。
商品名 | HAYLOU X1 2023 |
Bluetoothバージョンバージョン | Bluetooth 5.3 |
充電時間 | 約1.5時間 |
イヤホン使用時間 | 5.5時間 |
バッテリー容量: 300 mAh | ケース : 300mAh イヤホン : 35mAh |
音声コーデック | SBC/AAC |
Bluetoothプロトコル | A2DP/AVRCP/HFP |
低遅延ゲームモード | あり |
防水 | IPX4 |
ダイナミックドライバー | 12mm |
*Haylou 様からお借りしてのレビューです。
開梱と外観
同梱品はマニュアル、USB Type-Cケーブル、イヤホンケースとなっています。
マニュアルは英語+中国語のみで、日本語無し。タッチの操作ルールなど読むのは大変ですが、アプリは日本語対応しているので、そちらで確認と変更が可能です。
ケースは5cmほどの小型な卵形タイプ。
取り出しは簡単ですが、穴に差し込むタイプなので挿入時は手軽ではないですね。
目立たないような配慮でしょうが、再ペアリングなどに使うボタンはここに隠れています。
ケース底面には充電用USB Type-C端子となっています。充電時やケースをオープンすると、一定時間点灯します。
使用感
イヤホンはインナーイヤー型で閉塞感のないタイプです。
軽い為着け心地も当然良く、軽快です。但しスポーツやジムで使う場合は落下に気をつける必要はありますね。
12mmダイナミックドライバーを搭載している音質は、良くも悪くも全方位的。
低音が付くに強いわけでも、高音が突き抜ける風でもなく、バランス良く聴けます。その分、特色が無い感じもしますが、2000円ちょいと言う価格帯のイヤホンにずば抜けた何かを期待するほうが無理筋でしょう。むしろ誰でも不満無くという方針は正しいと思います。ちなみにイコライザー調整はアプリでいじる事が可能。
アプリは非常に便利
アプリがなくても使えますが、Haylou Sound アプリをインストールしておくと、イコライザー調整、タッチ操作の設定等々が変更可能となり、より使いやすくなります。
アプリインストール後にペアリングしておけばあとは簡単。
以下のように主に、イコライザー調整とタッチの設定等をスマホからコントロールできるようになります。
イコライザー調整は、カスタムは不可でプリセットされているものの中から選択ができるタイプ。
使った感じ、劇的に変わるというより、味付けが多少変化するという感じでしたが、この価格でイヤホンの特性をチューニングできるのは一つメリットと言えます。
まとめ:価格以上の満足感
Haylou X1 2023 TWSの販売価格は15ドル程度と約2300円。
ノイキャンなどの一歩上の機能はないものの、バランス型の音質はプラスに評価したいし、小型で5時間使えるという点も軽快さという点でプラス。またこの価格でアプリ対応があり、カスタムではなくプリセットとは言えイコライザー調整で自分なりの好みに仕上げる事もできます。
これで15ドルなら破格値だと思いますし、気軽に使えるインナーイヤー式でアプリ対応のものが欲しければ、充分良い選択肢だと思います。