コンパクトに折り畳めて、自撮り棒機能もついたスマホジンバルハンドスタビライザー「MOZA NANo SE」をMOZA様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。
主な特徴
MOZA NANO SEはスマホ用ジンバルスタビライザー。ですが、自撮り棒の機能も付いていて、セルフィー用のジンバルとして使うことがメインとなります。
セルフィーがメインの為、一般的なジンバルのように3軸モーターではなく、水平方向の1軸のみとなっています。
NANO SEはたったの250gと軽量で、折り畳むと約17cmと超コンパクト。
伸縮は最大660mmで自撮りが捗ります。
更に固定用三脚も本体に装備されているので、置いたまま撮影もできます。
開梱
箱を開けて中身を確認。
同梱物は、マニュアル、USB Type-Cケーブルと本体のみとなっていて、シンプル。
マニュアルには日本語の記載なし。英語を読めばなんとか分かりますが、できれば日本語は欲しかった所。
本体はめっちゃコンパクト。250gなので片手でも余裕の軽さ。3軸ジンバルでもこれぐらいの大きさのものはあるのですが、これで三脚も自撮り棒も内蔵されている大きさなのが素晴らしい。
折り畳まれている先端を伸ばしたところ。アーム付け根に電源ボタンと充電状態を示すLED、Bluetoothのライトがある。
取り付けられるスマホのペイロードは280gまでなので、200g超の本体でも余裕ですが、革の手帳型カバーみたいに重いものを付けている場合は取り外す必要はありそうです。ちなみにこのQRコードをスキャンするとアプリのダウンロードサイトに飛びます。
下部は三脚になっていて自立できる。手持ち部分と三脚機能を兼務するデザインは便利で秀逸。
真ん中の黒いところはリモコンで、これもNANO SE本体とはBluetoothで無線接続されています。その為取り外してリモコン操作(シャッター)が切れるようになっていて、三脚据え置いて、集合写真を離れて撮るなんてことも可能です。
まずはアクティベーション
NANO SEはアクティベーションしないと全く使えません。
そのためまずはアプリとの連動/アクティベーションが必要で、まずは「MOZA Genie」をGoogle Play/App Storeからインストールしておきます。
その後アプリを開き、左下のBluetoothアイコンをタッチして、NANO SEと接続。
続いてメールアドレスを入れて「確認コードを取得」をタッチ。メールが届いたら確認コードを入力して「アクティベーション」をタッチすれば完了です。
使ってみた
外に持ち出して使ってみました。やはり本体は非常にコンパクトで、このサイズならカバンに入っていても邪魔にならない。
スマホが三脚で撮影できるのは便利ですね。リモコンも取り出せるので、家族や友達との撮影にも最適。
リモコンは効かないというレビューをいくつかみましたが、それはNANO SEとアプリのBluetooth接続が切れていた為。リモコンが効かないと思ったら接続をリトライしましょう。
自撮り棒としてはこうして66cmも伸びるので画角を広く取りたい場合にも便利。(自撮り棒なんで当たり前なんだけども)
実際に撮影した動画はこちら。
動画を見ると分かりますが、水平方向の1軸のジンバルなので歩いているぐらいならそこそこ手ぶれ補正しているのですが、走ると縦揺れが多く、「ジンバルなのに揺れてる!?」とガッカリします。が、それは当然で1軸だから。そもそも縦揺れを考慮していないジンバルなので、あくまでセルフィー中心の使い方が◎でしょう。
総括
1軸のシンバルを初めて使いましたが、既存のスマホジンバルの使い方とはかなり違いますね。
むしろ自撮り棒に水平ジンバル機能が付いただけと言った方が正確な商品です。
基本はセルフィー=自撮り棒としてであったり、三脚撮影のためであったり、そこに水平だけジンバルが付いていて、写真と動画を安定して撮るのが目的と言ってもいいでしょう。そうした目的には充分マッチしています。
家族とか友達、仲間と写真を撮りたいというとき「自撮り棒とか三脚あればなぁ」と思う事もしばしば。そんなときこのコンパクトなNANO SEがあればOKなので、これ一つ持っとけば友人との旅行とか仲間と遊ぶときなども写真撮影で困る事は無くなるでしょう。
我が家は旅行=車の事が多いので、トランクに入れといても良いかなと思っています。
価格
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この価格なら自撮り棒プラスアルファですし、リーズナブルです。
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