スライドスマホに進化した「Xiaomi Mi MIX3」を先代のMi MIX2Sと比較しつつ実機ファースト・インプレッション!

スライドタイプへと進化したハイエンドスマートフォン「Xiaomi Mi MIX3」をGearBest様からご提供頂きましたのでレビューしていきます。

Xiaomi Mi MIX3の主な特徴

Xiaomi M MIX 3はMi MIX 2Sの後継機。ディスプレイは6.39インチとMi MIX2Sの5.99インチから0.4インチアップしました。またIPSからAMOLED(有機EL)ディスプレイとなり発色も更に良くなっています。

そのディスプレイは全画面になり4辺ともベゼルがほぼ無くなった点でしょう。フロントカメラの処理ですが、ノッチレスデザインになりました。フロントカメラ自体は手動でディスプレイをスライドすると現れるようになっています。

MI MIXシリーズではフロントカメラが下ベゼルにあるデザインだったため、セルフィーで撮る際にはスマホを上下逆にして撮ったほうが自然になるため、セルフィー重視の方にはやや難儀なスマホでしたが、MIX3によりセルフィーも簡単/違和感無く使えるようになっています。

カメラは背面/前面もダブルレンズカメラとなり、クアッドカメラ仕様になっています。フロントは24MP+2MP、背面は12MP+12MP。フロント側もポートレートモード(背景ボケ気味)の撮影が可能。カメラのベンチマークである「DxOMark」のスコアは写真で108,ビデオで93とかなりのハイスコア。総合スコアは103で、DxOMarkのサイトに掲載されているデータだと、Galaxy Note9と同スコアでHUAWEI P20越えです。

基本スペックも当然高く、SoC(CPU)はSnapdragon845。これはMi MIX2Sと同じですが、メモリが6GB/8GBに加え、10GB版も存在します。

ストレージは64GB/128GB/256GB。この10GB版は256GB ストレージと組み合わされ、”故宮特別版”として発売されます。ブルーとゴールドの色合いが素敵です。

ワイヤレス充電(Qi)対応はMIX 2Sと同様で、10Wまで対応します。対応周波数帯は、Mi MIX2Sと同様にグローバルの周波数帯を多数サポートし、グローバルバージョン及び8GB/10GB RAM版は日本のdocomo/SoftBank/auの3キャリアのLTEプラチナバンドを引き続きサポートします。

*8GB + 256GBバージョン、10GB + 256GBバージョン、グローバルバージョン
4G B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B13 / B17 /
B18 / B19 / B20 / B25 / B26 / B28 / B29 / B30 / B66
B34 / B38 / B39 / B40 / B41(2496MHzの- 2690MHz )
3G B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B6 / B8 / B9 / B19
B34 / B39
BC0 / BC1 / BC6 / BC10

今回は初回と言う事で、外観をメインにレビューしていきます。

主要スペック

開梱と同梱物

今回使用しているのは6GB+128GB グローバルバージョンとなります。

箱をあけMi MIX3を取り出した下にはホワイトで統一されたデバイス達。丸いのはワイヤレス充電器。

最終的な同梱物は、USB Type-C/イヤホンジャック変換ケーブル、マニュアル、カバー、ワイヤレス充電器、USB充電器、USB Type-Cケーブルとなっています。カバーはハードなものでTPU性のような安物ではないものの、美しい背面を拝めなくなるのは残念。ここは自分で買えば良いんですけどね。ワイヤレス充電器はUSB Type-C端子で使い勝手がいい。

外観&ファースト・インプレッション

ここからは外観を先代のMi MIX2Sと比較しつつ見ていきます。

フロントは3辺ベゼルレス+下部もほぼベゼルレスという豪快なスタイル。ディスプレイの4隅が丸く切欠いてあるので若干迫力不足な面もありますが、それでもここまでの割り切りはデザイントレンドのMi MIXシリーズならでは。フロントカメラは上限に分かれた本体をスライドさせると現れます。ちなみに付属のカバーを着けてスライドさせると上部だけ保護されて下部は保護されません。

Mi MIX2S(左)との比較。こうして比較すると0.4インチアップ分は圧倒的で洗練されて見える。ディスプレイもAMOLEDになり発色の美しさもやや増した感があります。下部はUSB Type-C端子で変わらず。スライド機構があるディスプレイ側はブラック、本体側はシルバーメタルと色分けされている。イヤホンジャックはないのでUSB Type-C端子経由で付属の変換ケーブルを使うことになる。左側面。SIMトレイともう一つのボタンがGoogleアシスタント用のもの。右側面には電源/ボリュームボタンがある。やや配置的には上部に寄っていて、個人的にはもう5mmぐらい下なら使いやすいのにと感じました。背面もMi MIX2Sと比較。素材的には余り変わらないのですが、Mi MIX3は縦長感が強い。ロゴもゴールドでMIXと書かれているだけになりシンプルに。それにしてもこの背面の妖艶さは相変わらず美しくて好きです。指紋も多少は付きますがベタベタになるほどでもないのである程度防指紋にはなっています。

実重量

実重量をMi MIX2Sと比較して見ました。まずMi MIX2Sは193g。

Mi MIX3は216gです。その差23g。

さすがに200g越えはずっしりとしています。ただ私はGalaxy Note9を使っているのですが、Note9の201gに慣れていると「ずっしりしてるな」とは思いますが、「重いなぁ」と感じる事はないですね。

それでもあと20gぐらい軽ければ印象は違ったはずで、Mi MIX3sでの改善希望です。

レビューは後編に続きます

【レビュー後編】「Xiaomi Mi MIX3」のカメラの実力は?ベンチマークは?日本語化は?など試してみた

Xiaomi Mi MIX3の価格

価格はGearBestでは6GB+128GB版のグローバルバージョンが529.99ドル(58,511円)です。ブルーは599.99ドル。

3-8営業日配送のExpedited Shipping(高速配送=DHL)が無料です。

これだけのスペック、プラチナバンド対応、革新的なスライド機構が備わって530ドルというのは正直安いと思います。

GearBest販売ページ

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