21:9ディスプレイは意外とアリ「XPERIA 10 Plus」実機ファースト・インプレッション

21:9アスペクト比ディスプレイで新しくなった「XPERIA 10 Plus」をETORENから自腹購入しちゃいましたのでレビューしていきます。

XPERIA 10 Plusの主な特徴

XPERIA 10 PlusはXPERIAのミドルレンジ機です。見た目はフラッグシップであるXPERIA 1とほぼ同じで、ディスプレイも特徴のある21:9アスペクト比の6.5インチで解像度は2520×1080のフルHD+。

基本スペックですが、SoC(CPU)はSnapdragon636でAnTuTuベンチマークで11万点超ぐらいとミドルレンジ機です。メモリ6GB、ストレージは64GBでmicroSDは最大512GBまでサポートします。

カメラはSONYとしてはようやくダブルレンズカメラ化されました。12MP+8MPレンズで絞り値はf/1.8という照度環境でも明るい写真が撮れるようになっています。

海外SIMフリー機で一番気になる対応周波数帯は以下の通りです。プラチナバンドはB8(SoftBank系)のみをサポートしています。
* (3G) Bands 1, 2, 5, 8  /(4G) 1, 2, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 39, 40, 41M

その他にも指紋認証リーダーは側面に配置されるなど、XPERIA らしいスマートフォンになっています。(指紋認証リーダーは独立型で電源ボタンとは共有しません)

今回は初回と言う事で、外観をメインにレビューしていきます。

主要スペック

開梱と同梱物

今回使用しているのは6GB+64B で型番がI4293というモデルになります。ソニーのミドルレンジもやっとRAM6GBに。いままでは4GBでケチケチしていましたが、余裕をもったスペックになりました。

同梱物はUSB充電器、USB Type-Cケーブル、イヤホン、マニュアル。USB充電器は形状が違うので日本では使えません。変換コネクタを使えば使えますが、デカい故に実用的じゃないので、別途用意したほうが早いでしょう。

外観&ファースト・インプレッション

21:9アスペクト比ディスプレイから見ていきましょう。6.5インチとデカく見えますが、幅は73mmとスリムです。XPERIA XZ3は6.0インチですが、同じく幅が73mmなので、単純にXZ3を縦長にしたイメージだと少し分かりやすい可野しれません。上部にはフロントカメラとスピーカーがあります。ただこのスピーカーは通話用で、動画再生等ではUSB Type-C端子横からのみの出力となっています。

ディスプレイ下部と側面は狭額縁になっていて、ナビゲーションボタンもぽつんと白い横長のアイコンのみの最小限。

縦長の21:9アスペクト比ディスプレイはネットニューなどを見るのには情報量が多くなるので見やすい。

そして21:9に対応した動画は単純に「すげぇ」と思える迫力。『スパイダーマン:スパイダーバース』の予告編がプリインストールされているのですが、黒枠が無い横長の動画を見ていると「ただ縦長になっただけのディスプレイにそんなにメリットないのでは?」と思っていた自分を叱りたくなります。このシネスコサイズアスペクト比はまさに映画とのマッチングがいい。Netflixも対応を謳っていて、21:9に対応した動画は今後増えていく可能性が高いです。

下部にはUSB Type-C端子とスピーカー。スピーカーはシングルで右側だけが有効。せっかく映画にも合う画面比率なのに、モノラルというのはチグハグ。ここはもったいない。

右側には左からボリュームボタン、指紋認証リーダー、電源ボタンという配置。XPERIAの側面指紋認証リーダーと言えば、電源ボタンと兼用が売りでしたが、各々が独立しています。

ただ電源/ボリュームボタンは突起が非常に少なく一見使いづらい。さっと握って「電源ボタンは・・・」と手探りすることも多い。但し実際は指紋認証リーダーを使う方が多く、煩わしい事は少なくなった。指紋認証リーダーは少し凹んでいて、こちらはノールックで探し出すのは容易。そして反応が素晴らしく、軽く触れただけでもロック解除してくれるので、電源ボタンを使う回数が激減するのです。ただ画面キャプチャー(電源+ボリュームボタン下)とかは位置も離れていて押しづらい。ボリュームボタンだけでも左側にしてくれたら良いんですけどね。上部にはイヤホンジャック。

左側にはSIM+microSDスロットがあります。最近のXPERIA同様、microSDとnano SIMは別スロットにあり、同時に使うことが可能です。

背面。カメラは12MP+8MPのダブルレンズ。やっとSONYのダブルレンズカメラを試せます・・・が実力次回レビューします。外観としてはマットなカラーでシンプルですが、高級感みたいなものは無いですね。差別化している為だと思いますが、2-3万円のスマホじゃないわけだし、もうちょっと美しさみたいなものは欲しかった。

カメラ部は出っ張り有り。裸で使うならちょっと気になる突起部ですね。

カメラの下にはNFCもある。当然ですが、国内のFelicaには非対応。是非Felica対応国内SIMフリー機として発売して欲しいところなんですが、ダメですかねぇー。

実重量

実重量は182g。

下のほうだけ持つと僅かですが上側が重く感じますが、真ん中を持てばバランスも良く、違和感無く普通のスマートフォンとして使えます。

レビューは後編に続きます。(近日アップ予定)

XPERIA 10 Plusの価格

価格はETORENでは47,000円で販売されています。カラーも4色から選択できます。

ETOREN販売ページ : XPERIA 10 Plus I4293

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