【レビュー】これぞロボット掃除機の最高峰「ECOVACS DEEBOT X1 TURBO ロボット掃除機」~掃除機だけでなくモップが回転してゴシゴシ床掃除!モップ洗浄/すすぎ/乾燥まで全自動で全てお任せでフローリングの床掃除を人間から解放してくれるヤバイやつ

5000Paという強力な吸引力を持つロボット掃除機「ECOVACS DEEBOT X1 TURBO」を使ってみました。DEEBOT X1 Turboは更に2つの回転モップと水拭きステーションに新鮮な水をタンクに備え、モップを洗浄しつつ綺麗に床磨きもしてくれます。

いやこれ、人間から掃除という仕事/任務を無くしてしまうほどやばいロボット掃除機です。

DEEBOT X1 TURBO の主な特徴

ECOVACSと言えば、多数のロボット掃除機を発売しているメーカー。その中でもDEEBOT X1 TURBO はフラッグシップとも言えるロボット掃除機。

ロボット掃除機としては5000Paという強力吸引で多少重めのゴミも楽々と吸い上げます。また3Dマッピングで従来のレーザーマッピングより更に賢くなり、家具や段差だけでなくケーブルも見分けて避ける為、床に物が置いてあっても大丈夫。掃除前に床を片付けるほうが当然綺麗になりますが、うっかり片付け忘れても大丈夫なのは凄い。

ロボット掃除機としてもこのように最高峰ですが、2つの回転モップを装備し、【モップの洗浄・すすぎ・乾燥まで全自動】で、モップ掛けがただの濡れた布でさらっと拭き上げるのではなく、拭きながらモップ洗浄して常に綺麗なモップで床掃除をしてくれます。

そしてX1 Turboに搭載されているカメラを使って、ペットなどの自宅内監視もでき、音声アシスタントも搭載しているので、掃除の指示も音声でできるようになっています。いまロボット掃除機にできる機能をなんでもてんこ盛りにした印象がある最高峰ロボット掃除機を早速レビューしていきます。

*ECOVACS様からお借りしてのレビューです。

開梱物と外観

箱を開けて中身を確認。

同梱物は水拭きステーション、電源ケーブル、回転モップパッドx2(予備も2つあり)、サイドブラシ、クリーニングブラシ、メンテナンス用ツール、マニュアルです。この中で予備モップパッドとクリーニングブラシは水拭きステーションに格納されているので後ほどお見せします。

その水拭きステーションはこのようにブラック&シルバーで高級感のあるカラーとデザイン。

ロボット掃除機が入る所はこのようになっていて、奥でモップパッドをクリーニングしつつ水洗いと最後には乾燥までしてくれるようになっています。

ステーション裏側。ケーブル長を調整できるように巻き取り部分があります。

水拭きステーションの上部を開けると、タンクが2つ。左がモップ洗浄した汚水が入るタンクで、右のブルーが綺麗な水を入れておくタンク。蓋にはなんとクイックスタートガイドが書かれていて、困ったらここをみれば良いのは有り難いですね。

ちなみにこの2つのタンクの間には、先ほどのモップパッド予備とクリーニングブラシが格納されています。
クリーニングツールもここに入れられるので、備品を探して箱の中を探したり、箱を捨てて「あれどこいったっけ」と悩む必要はなくなるので、こういう隙間も有効活用して備品を入れられるアイデアは長く使う上で有り難いですね。

マニュアルは丁寧な図解もあってとても分かりやすい。初めてロボット掃除機を使う人にとってはこうしたしっかりとしたマニュアルは有り難いでしょう。

本体は水拭きステーションと同じでブラックxシルバー。ぽこっと出ている所がセンサーで、黒い前面の所にもセンサーカメラがある。

蓋は跳ね上げ式ではなく、ガバッと取れるタイプ。蓋自体はマグネットでくっついているだけなので軽くとることができます。

ダストカップ。最近流行のゴミステーションがあって掃除があるとゴミを自動的に吸引してダストカップを空にしてくれるタイプではないので、基本的には毎回捨てる必要があります。ただこのサイズなら掃除エリアサイズ次第ですが、2-3回は溜め込めそう。

背面に回転してゴミを吸引口に寄せる2つのサイドブラシと、モップパッドを付けたところ。モップパッドを取り付けるとモップ掛けモードに自動的に変わります。ただモップ掛けモードでもゴミ掃除もするので付けたままでもできますが、モップパッドが濡れるので、絨毯や畳があるような部屋は掃除が実質できません。(アプリでモップ掛けモードの時は入らないようにする事ができますが、畳/絨毯の上のゴミ掃除ができないことには変わりが無い)

真ん中の回転ブラシはこのように簡単に取り外せるので、メンテナンスは容易です。

WiFi接続でアプリを使うとより便利に

DEEBOT X1 Turboロボット掃除機 は、WiFi接続しなくても使えますが、スマホアプリを入れたほうが格段に使い勝手が良くなります。

アプリはECOVACS HOMEで、Google Pay(Playストア)にApp Storeで検索してインストールしておきます。

アプリをインストールした後はDEEBOT X1 Turboを追加とします。

あとはWiFiを繋いでスマホアプリと連動させるのですが、WiFiは2.4GHz/5GHz混合のアクセスポイントでもOKのようなメッセージがでますが、2.4GHzだけのアクセスポイントに固定したほうがいいと思います。(我が家は混合アクセスポイントと2.4GHzのみの2つを設定していますが、混合では不安定でした。)

WiFi接続が完了すると、スマートライフハウスキーパーYIKOの言語選択になります。これはいわゆるAI音声アシスタントで、「OK!イコー(YIKO)」で音声コントロールができるようにするための設定です。

こうしてWiFiでアプリとDEEBOT X1 Turboを接続すれば、吸引力の設定や、禁止エリアの指定、掃除のスケジュール/タイマー、等の細やかな設定ができるようになります。また掃除中でもアプリでどこを掃除したのかも確認できます。消耗品の状態まで確認できるようになるので、WiFi接続しなくても使えるものの、これは絶対に使うべきでしょう。

ルンバ960と大きさ比較

我が家で毎日使っているルンバ960と比較してみました。

本体サイズ的にはルンバ960とほぼ同サイズです。ただし水拭きステーションは大きいので家具としての存在感はありますね。

掃除能力を試す

DEEBOT X1 Turboのお掃除能力をさっそく試してみました。我が家のルンバ960と比較すると圧倒的に静か。ただ絨毯とかを検知すると吸引力を上げてルンバ同様のギュイーンとした音を出します。ずっと同じ吸引力ではなく素材によって可変するあたりはかなり賢い。

段差の乗り越え能力はとても高く、リビングや畳に敷いてあるラグは余裕で超えます。

掃除自体はざっと家の中を把握した後、丁寧に隙間無く掃除していくタイプ。2部屋+リビングで45㎡ぐらいを概ね60分ぐらいで掃除完了となります。掃除後のダストカップを確認してみましたが、1回でこの量は正直凄い。ルンバ960の1.5倍ぐらい取れてる印象。毎日ちゃんとルンバが掃除しているのに、どこからかき集めたのかってぐらいありますね。

水拭きモップ掛けで床はツルツル

DEEBOT X1 Turboの売りはなんといってもモップ掛け。まずは水拭きステーションにあるタンクにモップ洗浄用の水を指定線まで入れます。

あとは水拭きモップを取り付ければモップ掛け開始。

今回はリビングにあるラグの下のフローリングも綺麗にして欲しくて外してモップ掛けしてもらっています。
なおアプリ側でモップ掛けと掃除の進入禁止を全て指定が可能。以下スクショの左は指定した範囲、右が実際DEEBOT X1 Turboが動いて綺麗にした軌跡ですが、ちゃんと立ち入り禁止区域に入らずに、家中を掃除/モップ掛けしたことが分かりますね。

モップ掛けは非常に強力で、押しつけて回転しているのか濡らして拭くだけの簡易的なものではなく、磨き上げるかのようにゆったりと動きます。そして通った後はピカピカ。5-10分ぐらい磨いてはステーションに戻ってモップを洗浄し、また次のエリアに移動するを繰り替えし、掃除エリア45㎡で概ね45分掛けて綺麗にしてくれます。

モップ掛け完了後に水拭きステーションのタンクを確認すると、左側のモップ洗浄した汚水を確認できます。
我が家は週一回私がモップ掛け担当なのですが、妻に見せたところ「こんなにも汚かったの!?」と逆に私のモップ掛けが怠慢であることを見抜かれてしまいました。

ただ実際、こうしたTV台の下やソファー下など、スティック型のモップ掃除のやり方では手が届きづらい部分というのは、DEEBOT X1 Turboのようなモップ掛けが得意なロボット掃除機には勝てない所もありますしね。週一回なら家具どけて掃除しませし。そういう面でもDEEBOT X1 Turboのモップ掛けは抜群に素晴らしいわけです。

音声アシスタント YIKO

DEEBOT X1 Turboでは音声アシスタント YIKOとAmazon Alexaが使えます。
アプリを立ち上げられるのは当然ペアしたスマホという事になりますが、音声アシスタントであれば、例えば私の娘でも「OKイコー。掃除して~」と言えば掃除がスタートします。

そんなケースレアとも思いますが、私が出張でいない際に使いたいタイミング(妻と娘が買い物に出掛けるタイミングで掃除したいなど)で使えるのは便利だなと感じました。

室内監視もできちゃう

DEEBOT X1 Turboにはもう一つ面白い機能があり、それはビデオマネージャーと呼ばれるもの。

DEEBOT X1 Turboに付いているカメラを利用して、掃除以外の時もリモートでロボット掃除機からのカメラ映像を確認できます。いわゆる移動するIPカメラのようなもので、不在時のペットの様子や、小さいお子さんの簡易監視ができます。カメラはアプリ上で部屋地図に指定した場所まで移動し、会話も可能です。

セキュリティ上気になる方もいると思いますが、安全性に関しては ドイツの権威的認証機関テュフ ラインランドの認証を取得済みとの事なので安心して使うことができます。 既にIPカメラなどを使っている方やこれから導入したい方なら、結構面白い使い方ができそうです。

総括

ECOVACS DEEBOT X1 Turboを2週間ほど使ってみました。

掃除機能としては手持ちのルンバ960よりも上で、一度マッピングするとカメラ/センサーが優秀なのか家具にほとんど体当たりしなくなるし、家具ギリギリまで行くときはソロリソロリと近寄るしで、かなり頭が良いことが分かります。実際ゴミ自体もルンバ960より取れているので、ECOVACSの最高級機らしい性能だと痛感します。

また水拭きモップ掛けはもっと極上で、自宅がフローリング等でモップ掛けを日常的にやっているのであれば、ほとんどDEEBOT X1 Turboにその作業は取って代わられます。掃除後の汚水タンクを見た私の妻からは「日頃サボってたのが可視化されちゃったね」と言われるほど。
しかしこれぞ時間を買うという事ですね。比較的重労働のモップ掛けから私は解放されるわけです。

価格は159800円と決して安くはない点、これだけ高機能なのにゴミは毎回捨てるというあたりが難点と言えば難点ですね。最近はゴミもステーション側に吸引して格納するモデルもあるので、その機能も併せ持つことができたら、もっと掃除が全部お任せにできるのに、、、と思うのは欲張りでしょうかね。*実はECOVACSではDEEBOT X1 OMNIという製品で実現されます

それでも1ヶ月ゴミ捨て不要と強力モップ掛け機能のどちらかと言われれば、私ならモップ掛けをとります。必ず時間を買えるロボット掃除機ですもの。

価格 とキャンペーン

価格は前述の通り、Amazonにて159,800円で発売されています。

*また8000円オフのクーポンも頂きましたので、ご活用ください。
Amazonクーポンコード : 7AKX3667

Amazon販売ページ

またこのDEEBOT X1 Turbo発売記念として以下キャンペーンも開催しています。

DEEBOT X1 TURBO Amazon新発売キャンペーン

キャンペーン内容:
DEEBOT X1 TURBOを1台以上購入すると、先着300名様がTineco Pure One Mini S4 ハンディクリーナー、オリジナル折り畳み傘と旅行用圧縮収納を無料でプレゼントします。

参加方法: Amazon商品ページに表示される各プレゼント品を全て「両方ともカートに入れる」と選択し、カートにあるロボット掃除機本体の数量を1にしてご購入してください。

キャンペーン期間:3月25日から開始、プレゼント品の在庫がなくなり次第終了します。

関連リンク

・公式サイト : ECOVACS公式サイト

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