以前からずっと欲しかったSONYの「ウェアラブルネックスピーカーSRS-WS1」がやっと安くなってきたので、買ってみました!
いやーこれはほんと良いです。極上です。
主な特徴
このSRS-WS1は首に掛けるスピーカーなのですが、実はアメトーーク!の家電芸人で紹介された後、バカ売れして供給が安定せず、ほぼ倍の値段で売られていたぐらいの人気商品。かくいう私もアメトーーク!で知った口でして(汗)
特徴としては首に掛けるスピーカーで、掛けた人向けに臨場感溢れる音を出してくれるものです。ただそれだけ。
しかしTV見たりゲームしている時、周りの話し声や雑音が気になって聞こえないとか集中できないとかあるじゃないですか。「ヘッドホンすればいいじゃない?」とか「窓締め切ればいいじゃん」との意見ごもっとも。でも家族持ちだとわかるのですが、完全シャットアウト出来ない事も多いのです。「洗濯/換気するから」とか「涼しいしエアコンもったいない」とか言われて雑音シャットアウトできなかったり、宅配便が来たことがわかるようにしたり、家族としての時間なのに一人の世界に入り込むとかあり得ないとか言われたり・・・(これ我が家だけ?) 。
そんなときにこれがあれば、ゲームに集中しつつも家族の声も聞けるわけです。
同梱物と外観
それでは開梱。
マニュアルと、レシーバー、ネックスピーカー充電台、ケーブル各種、USB充電器2個が付いています。
レシーバーはこんな感じでmicroUSBで電源取って、光デジタルかアナログでTV等に繋ぐようになっています。
充電台と合わせ、2つのデバイスがあるというのはかなりかさばる。ネックスピーカーを使いたいだけなのに、USB充電器が2個要る必要ある?と素朴な疑問も湧いてくる。これ一つに出来なかったのかと。TV周りだと電源コンセントも限られるし、すっきり見せたいわけで、そんな中USB充電器2個は正直邪魔くさい。(と言う事で我が家は2ポートUSB充電器にしました)本体は非常にシンプル。音声がスリットから上方向、、、つまり耳に向けて音が出るようになっている。
左右にボタンが配置されていて、右側には電源と振動ボタン。この波型のボタンで、音に合わせて振動するようになっています。これが・・・あとでレビューしますが意外と良かった。反対の左側にはボリュームボタン。それとひっそりとmicroUSBポートもあります。充電切れの際に、最悪はモバイルバッテリーからの充電もできるのはありがたい。ただフル充電してあれば連続使用で7時間使える為、ほぼこのポートを使うことは無いかと思う。実際1ヶ月ほど使ってますが、利用シーンは皆無でした。
使ってみた
まずは接続。うちのTVは光デジタル出力があるので、そちらに繋いでみました。レシーバーにUSB電源さえ提供できれば、あとはこのケーブル1本繋ぐだけと簡単。TVに繋げば全てのTVソースがネックスピーカーに対応することになるので、YouTubeとかAmazonプライムビデオとかが対応していれば、そういったものも全て聴く事ができる。ネックスピーカーの充電を済ませて電源を入れたら、勝手にペアリングされ直ぐに使えるようになりました。
で、使用感ですが、「私には極上」。想定以上に良いですこれ。
重くないしちゃんとフィットする
重量は335gとそこそこあるのですが、首に掛けて使うとほぼ違和感が無くなります。ネットの評判を見ていると「重い」「動くと顔にあたる」とか書いてあってやや心配していたのですが、私の場合はそんなこと皆無。むしろどうやったら首にあたるのか教えて欲しいぐらい。
うちでは高校生と小学生がいますが、二人とも違和感無く使いこなしています。
ゲームに最高
基本的にはPS4ゲームで使っているのですが、最高ですね。2.4GHz帯のワイヤレス接続なのですが、全く遅延無し。このあたりはあえてBluetoothではないというのが効いてますね。
迫力も充分で、耳元から爆音が出ますし、バイブレーションも連動してくれるので、迫力倍増。レッド・デッド・リデンプション2では馬の走りに合わせて振動が感じられるので、普通のTV使用では感じられない没入感も得られます。
また耳元のスピーカーではあるものの、後ろから足音が聞こえるようなシーンもちゃんと感じられる。馬で走っていて遠くから「助けてー」とか言われるのですが、どの方向からその声が聞こえているか分かるのです。だからとっさにそっちに走り寄るなんてことも可能。
そしてなにより自分が爆音でも、他の人にはあまりそうではないという点は家族持ちなら分かる利点です。(それは以下に)
私の使用環境的に極上
私の場合、家族持ちで基本ゲーム等を楽しめるのは週末。ですが、週末は奥さんも子供達もいるわけで、そんな中ゲームをしたら周りがうるさくてゲームに集中できないし、音を大きくすれば家族から当然クレームが入る。かといってヘッドホンすれば「家族との時間を大切にしてない」とか「一人の世界に入りやがって」とか言われるのです。(我が家だけ?)
それにヘッドホンは耳をある程度圧迫するし、長時間使用という意味でもあまり好きじゃ無い。
ですが、このSWS-WS1 ネックスピーカーなら、耳をオープンにできる。週末料理人の私は、調理しつつも撮り溜めたTV動画等を見ているのですが、水をじゃーっと出している時とか、炒め物の時とかTV音が聞き取れないけどコレなら首に掛けておけば聞き取れる。電波さえ届けばベランダに出ても聞こえる。一人の時、ヘッドホンだと宅配便等でピンポン鳴らされても気付かないけど、ネックスピーカーなら聞こえます。そういう「耳が塞がらない」というメリットと「迫力ある音声」を両立させ、家族との会話にも対応可能という家庭持ちお父さん(奥様)なら是非とも欲しいアイテムなのです。
難点と向いていない使い方
こんなにいいことずくめのSONYネックスピーカーですが、マイナス点もあります。
それは希に一瞬だけ音声が途切れる点で、これはSONY曰く「2.4GHz帯のデバイスから遠ざけて」と言っているのですが、そもそもWiFiデバイスなんてスマホも含めてたくさん家にはある。それを排除することはできないし、難しい。試しにWiFiルーターを遠くに設置したら多少良くなりましたが、それでも皆無にはならない。ちなみにSWS-WS1 ネックスピーカーを装着しつつ、料理しながら電子レンジを使うとブチブチと切れます。これは仕方ないのですが、WiFi/電子レンジ等の2.4GHz帯のデバイスは相性がよろしくない。
そんなわけで、向いてない使い方は、「音楽鑑賞」とか「映画鑑賞」で、2時間ずっと集中して観たい/聞きたいみたいな時に、ほんの一瞬ではありますが音が途切れると興ざめしてしまう。また音質面でも、耳を覆うようなヘッドホンと比べたら負けます。
また夜間にコレさえあれば隣人に迷惑が掛からないというわけでもありません。音漏れはあります。となりで奥さんが寝ている横で爆音でゲームができる・・・わけはありません。
ただこういう使い方はそもそも私の利用シーンではほぼ無いので、デメリットにはなりません。こういうことをしたい方はヘッドホンを使いましょう。
まとめと価格
私のように、「TVやゲームの音を耳を塞がずに、できるだけ自分だけに聞こえるような迫力ある音のスピーカーが欲しい。」という要望にはぴったりのアイテムです。もうコレ無しでは生活できないぐらいと言ったら言い過ぎだけど、それぐらい我が家では大切なモノになっています。子供達も、自分が見たいTV視聴ではほぼ着けていて、普段はTVに集中。まわりで掃除機かけていても聞こえるので便利ですし。そして親からなんか言われた時に反応もできるし。ゲームでは小さな音もちゃんと拾えるし、周りが多少がやがやしていても自分にだけ迫力ある音が聞こえるのは、家族での利用シーンを考えるとメリットは大きい。
もちろんデメリットもあるし過度な期待をしすぎると裏切られる。音質の面であったりね。でもそれは使い方次第で、デメリットよりも遙かにメリットのほうが大きいのです。対抗馬にはJBLとかBOSEの製品もあるので、迷う部分はありますが、ゲームやTVとの相性を考えると、SONYのこのネックスピーカーをお勧めします。もし後継機がでるなら間違いなく飛びついて買うでしょうね。
価格はAmazonで24,700円。以前品薄になってたいた際は、4-5万円と異常な高値でしたが、いまは定価あたりにちゃんち落ち着いています。
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